8月23日 燃料油脂新聞
(※いつものように青系文字はmasumi)
仕入れ格差拡大に不満「経営厳しい」(九州)
(系列と業転との価格差が縮小したのはほんの一瞬)
一時は縮小したものが、早くも以前の価格差のレベルに近づきつつあり、大きな格差が存在するからだ。
しかし、元売や特約店からの指導も厳しく、価格面で魅力ある業転玉を購入することは難しい。
「価格面での勝負をする気はないが、ボリュームも厳しく、利益が取れない、では経営は厳しい」と不満の声が出ている。
※拝啓、公正取引委員会さま、
>元売や特約店の指導も厳しく、だそうです。
給油客にルールとマナー呼び掛け 首都圏セルフ
灰皿にタバコの火種が残ったまま設置している灰皿専用のゴミ箱に投入し、スタッフがあわてて注意し事なきを得たケースもあれば、生活ゴミをゴミ箱に投げ入れる、設置している窓拭き用のタオルを持ち帰る不届きなドライバー、給油後運転操作を誤りドライブウエーの設置物にぶつけ、そのまま何食わぬ顔で帰る客など最近の給油客のマナー違反には枚挙にいとまがないといわれている。
このためサービスで設置している窓拭き専用のタオルやゴミ箱を一時的に撤去せざるを得ないというセルフも少なくない。
※当店では普段から“呼び掛け”をしていますのでそういうマナー違反は殆どありません。
SS経営「地域貢献そのもの」 不採算でも営業続ける地場業者(茨城)
SSの収益低下は深刻さを増している。
なかには個人資産を持ち出してSS運営を続けるケースさえある。
「正直に言って採算の事だけを考えるならSSを閉鎖した方がいいくらい。少なくとも損をすることはなくなる」とする一方で、SS経営を継続する理由についてこう説明している。
「東日本大震災であらためて思い知らされたのが、SSは重要な社会インフラであるということ。地域で育ってきた地元の人間として、インフラ維持の責任を放棄するわけにはいかない。収益面で厳しいのは確かだが、それ以上に課せられた責任を果たすことの方が重要だ」
※幾人かの嫌がらせコメントの中の一つに、「自己資産投入しながらいつまでも店もブログも続けてください。(それを読んで)自分の店はまだまだいけると安心できるからw」というようなコメントがありましたが、悲しいことだと思います。
8月25日 燃料油脂新聞
SS数減少で弊害 一部消費者の要望に応えられず
残存者利益も「石油離れ」危惧(四国)
SSが消えてなくなる四国の過疎地では自治体支援のもと住民出資の株式会社を立ち上げ、灯油や自動車燃料供給拠点を確保する例も複数出ているが、そうした過疎地以外でも中小SSがなくなることによる弊害が出始めており、業者から「早めの対策が必要ではないか」の声が上がっている。
店頭販売の他小型ローリーを複数台保有し、配達などでも実績を伸ばしている香川県内の特約店社長は「SSが減り、配達が増えている。配達の注文が増えること自体は嬉しいが、最近はお客の要望全てに応じきれなくなっている。儲けは必要だが、商売をしていて一部とはいえ、お客の要望にこたえられなくなることはつらい。かといって社員を増やしたり、ローリーの台数を増やすことはコストの関係でできない」と話す。
灯油、A重油などの小口配達に強い1ディラー1SSの別の徳島の業者も、自店で対応できない遠隔地は地域の業者に代行を依頼しているという。
代行を頼める業者が営業している間は石油製品の供給に支障は出ないが、最近は長年配達などを行ってきた小規模店が次々と市場から消え、セルフ化で配達をやめるSSも増えている。
こうした状況が長く続くと、残存者利益は得られるものの「石油離れ」が起きないとも限らない。
先の特約店社長が憂慮する消費者の要望にこたえられない事態は、たとえそれが一部であっても軽視すべきではない。
JXエネ 統合後1627ヵ所減 7月末 系列SS1万957ヵ所
JXエネルギーは旧新日本石油と旧ジャパンエナジーが経営統合して2010年7月に誕生。
発足から4年を経たが、この間に1627ヵ所(12.9%)少なくなっている。
セルフは経営統合時に比べて312ヵ所増。(その内)社有セルフは経営統合時と比べると120ヵ所増
※配達業務を行わない子会社や大手のセルフではなく、経済の血流・ライフラインとして地元企業や高齢者宅に配達供給している地場業者が廃業している。
最後の砦を守ってきたのは誰か。
何の為に系列100%仕入れで頑張っているのか。