masumiノート

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サツキちゃんパニック

2012年04月24日 | 自然や動植物

サツキちゃん、また咲いてました(汗)



冬の間、冷たい風が直接当たらないように隅っこに移動させておいたサツキちゃん。

奥の鉢の方は葉っぱ一枚もないなかで、ひとつだけ花が・・・
手前の鉢は枯れた葉と花がまだ付いた状態のなかで新芽も出てて、花も咲いてて・・・

こうちゃんが言いました。
「可哀想に、寒かったり暑かったりで、ワケがワカランようになってしもとる・・・パニック起こしとる」

確かに。

先週のお客さんとの会話
「もう4月やのに、何でこんなに寒いねん?冬に逆戻りしとるんか~?」
そして今日の会話
「何なん?この暑さ。春やのうて、もう夏やん!」





税金還元

2012年04月24日 | ガソリンスタンド

来年1月に施行される地下タンク法規制に適合させるための工事への補助金・・・
これはもう法律だし期限付きだしで「待ったなし」ですから、多くの販売店が取り合えず仮申請を行いました。
しかし本当に補助金を受取るには、
「工事を済ませ、工事代金(全額)を支払い、本申請を行う」
これらを期限までに終わらせる必要があります。

「補助金を受取ってからの支払い」でも「補助金額を差し引いての支払い」でもなく、一旦は全額自己負担で支払わなければならないので、その資金を用意するのが困難な販売店も多いようです。

・・・


実はこういった補助金はかなり以前からありました。
しかもその頃なら二分の一もの補助が受けられたのですが、当時はそれを利用して地下タンクの工事に踏み切る(地場の)販売店は少なかったのです。


10年ほど前から地下タンクの漏洩事故も全国各地で現れ始め、埋没年数の古いスタンドは不安を感じていたと思います。
けれども当時は例え2分の1の金額を国から補助してもらえたとしても、
1店舗しか持たないで生業としてガソリンスタンドを経営している販売店にとって、地下タンクの工事を行うことはとてもハードルの高いことでした。

2分の1の補助があっても何百万円もの費用が掛かります。
また、工事となれば休業か、休業しないとしても敷地の半分は閉鎖しなければなりません。
既に過当競争に突入しており、そんな競争の激しい中で、少しでもお客さんの足を遠のかせるような事はしたくない、というのが本音だったのではないでしょうか。


けれども大手は違います。

数店舗を持ち、また1店舗当たりの面積も広い彼らは、
補助金を上手く利用して地下タンクの入れ替え(※セルフ化)を済ませました。

この時期に補助金を利用したのは、
補助金など必要とせずとも、自己資本だけで十分に工事代金を賄えるハズの大企業ばかりだったと思います。


今、我々のような零細業者には、本当に補助金が必要です。
しかしその補助金があっても、なかなか決断出来ない。

私は以前にも書きました。

この業界が、というか地場の販売店が本当に必要としているのは補助金ではありません。

(体力も使い果たし疲弊した我々には“今は取り合えず”補助金はなくてはならないものではあるけれども、)
本当に必要なのは補助金ではなく、公正で公平な仕切りなのです。

業転との仕切り格差、系列内仕切り格差、発券店値付けカード問題、担保問題
これらが是正されないままで、
この先もハイブリッドカーや電気自動車の台頭や若者の車離れによる需要減が分かりきっている業界で、どうして明るい未来を思い描く事ができますか?

需要減は仕方無いとしても、
同じ土俵でなら勝負のし甲斐もあります。

でも、
仕切り格差がなくならない限り、今回の補助金は将来ドブに捨てたも同然の結果となるでしょう。



*****



他人のお金(税金)だと思って、適当な使い方をしないでほしいです。

こんな補助金とか助成金とか、手当てとか、・・・
必要なトコよりも、必要ないトコロに流れてた方が多いんじゃないでしょうか?

本当に必要なトコロにだけ使うように、そしてそれが本当に生かされるカタチで、税金を使ってほしいです。


最近またテレビで「エコカー減税と補助金」って新車のコマーシャルしてるけど、
大企業と裕福層のためにしかならないと思う。
所得制限を設けるとか、被災者に限るとかした方が良いんじゃないでしょうか?

こんな税金のばら撒きのようなことを止めてもらわないと、消費税アップにも「YES」とは言えません。