報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

“戦う社長の物語” 「ロボットテロの脅威」

2018-06-20 19:34:42 | アンドロイドマスターシリーズ
[6月17日12:00.天候:晴 埼玉県さいたま市西区 DCJロボット未来科学館イベントホール]

 敷島:「……てなわけでありまして、今やロボットテロの恐怖は日本国内に留まらないのであります。お時間もそろそろ迫って来たので、私のお話もこの辺までとさせて頂きますが、最後に1つだけ申し上げておきたいことがございます。聴衆の皆様方におかれましては、絶対に私のマネだけはしないように!」

 敷島はロボット未来科学館で特別講演を行っていた。
 敷島の、これまでのロボットテロとの戦いの数々を講演するものである。

 敷島:「私は『不死身の敷島』と呼ばれたことがございますが、けして不死身ではございません。たまたま運の良かった生身の人間であります。だからけして偉いものでは無くてですね……」

 午前の部は10時に開始したので、もう2時間喋っていることになる。

 敷島:「……それではこれを持ちまして、私の講演を終了致します。ご清聴、感謝致します。ありがとうございました」

 拍手の中、敷島は退場した。

 エミリー:「社長、お疲れさまでした」
 敷島:「おう、エミリー。待たせたな。じゃあ、帰るとするか」
 エミリー:「お待ちください。14時より午後の部がございます」
 敷島:「おい、勘弁してくれよ〜。俺はプレゼンは得意だが、自分語りは得意じゃないんだよ〜」
 エミリー:「応接室にお弁当を用意してございますので」
 敷島:「弁当かよ。ここのレストランで飯にしようぜ」
 エミリー:「一般のお客様も来られますので……」
 敷島:「……って、言われてもなぁ……」

 エミリーの先導で敷島はバックヤードの応接室に戻った。

 敷島:「しょうがない。午後の部はアメリカに行った時の話でもするか」
 エミリー:「それは良いアイディアですね」
 敷島:「ヤング・ホーク団に飛行機をハイジャックされた話だけで、1時間は話せるぞ」
 エミリー:「それはロボットテロとは関係ありません」

 エミリーはお茶を注いだ。

 敷島:「アリスは?あいつはここの職員だろうが」
 エミリー:「アリス博士のような研究職は日曜日休みですので、お坊ちゃまやシンディとさいたま新都心でショッピングをされています」
 敷島:「あいつが俺に講演会の話を持って来たんだぞ、全く……」

 アリスのことだから、講演料はそれなりに取ったことだろう。
 尚、当の講演者たる敷島に入る額は【お察しください】。

 敷島:「冬以降、デイジーも姿をくらましたままだしなぁ……」
 エミリー:「確かに、私達のレーダーでも捕捉できません」
 敷島:「いつの間にか、外国に逃げてたりしてなぁ……」

 敷島はエミリーの手作り弁当を頬張りながら、テレビを点けた。
 応接室なのでテレビもある。
 というか、既にもう勝手知ったる何とやら状態だ。

〔「……それでは本日のゲストをお呼びしましょう。今や人気急上昇、ボーカロイドの初音ミクさんです!どうぞ!」〕

 エミリー:「初音ミクも有名になりましたね」
 敷島:「そうだな」

〔「何や、またオマエかい」「ど、どうもこんにちはー……」「ゲストに『オマエ』言うなや!初音ミクさん、ホント久しぶりの登場ですねー」「はい、御無沙汰しております」「んなこと言うて、実は他のアンドロイドとパコパコやってたんとちゃう?」「ぱ、パコパコ?」「オマ、ヤメェや、昼間の歌番組やで。ここの事務所、ホンマ怖いんやから。えー、それではですね、本日歌って頂く曲は……」〕

 敷島:「……俺は未だにミクが兵器だとは思えないんだ。ああやって歌って踊っている姿を見ると、あれが本来の用途なんだって気がするよ」
 エミリー:「社長はボーカロイドを平和的に使用なさっております。社長ほと理想的な使用法をなさっている人間は、他にいないと思います」
 敷島:「そうかな……」
 エミリー:「それは私達にあっても、なんですよ。私達も、使用法によっては大量殺戮兵器となりますから」
 敷島:「分かってるさ。それにしても……」

 と、そこへ……。

 エミリー:「失礼します。通信が入りました」
 敷島:「シンディか?」
 エミリー:「いえ……。ロイです」
 敷島:「ロイ!?」

 日本アンドロイド研究財団の現・理事長である村上大二郎が独自に発明した執事ロイドの名前である。
 シンディのことが気に入り、顔を合わせる度にモーションを掛けてくるのだが、シンディには上手く交わされている。

 エミリー:「何か?」
 ロイ:「エミリー様。シンディ様に通信をブロックされてしまいましたので、エミリー様に送信させて頂いております」
 エミリー:「……それは御愁傷様。今度、通信くらい受け取れとだけは言っておいてやる」
 ロイ:「ありがとうございます」
 エミリー:「それで、用件は何か?」
 ロイ:「はい。東京都心大学における村上博士主導の研究チームが特殊なレーダーを開発しまして、それの試運転の最中、特殊な反応をキャッチしたそうです」
 エミリー:「特殊な反応?何だそれは?」
 ロイ:「はい。その詳細はまだ不明ですが、簡易的な解析によりますと、マルチタイプのものとよく似た反応だそうです」
 エミリー:「マルチタイプだと?」
 ロイ:「はい。現在稼働しているマルチタイプはエミリー様も含め、さいたま市に集中してございます。それ以外に反応する理由があるとすれば……」
 エミリー:「デイジーか!」
 敷島:「何だって!?」
 ロイ:「詳細はこれから研究チームが行います。まずは敷島社長のお耳に御一報をと……」
 エミリー:「御苦労。すぐにお耳に入れる」
 ロイ:「ありがとうございます。あの、シンディ様には……」
 エミリー:「私からもう一度口添えはしておいてやる」
 ロイ:「ありがとうございます。それでは失礼致します」

 エミリーは通信を切った。

 敷島:「何だって、エミリー?今、デイジーと聞こえたが……」
 エミリー:「ロイからの通信で、どうやら村上博士の研究チームがデイジーらしきものを捕捉したようです」
 敷島:「おおっ!今まで出て来た老博士の法則通り、ぶっ飛んだ爺さんだが、やることは凄いな!で、場所はどこだ?」
 エミリー:「申し訳ありませんが、そこまでは……。ただ、ロイのことですから、詳細が入り次第、すぐに伝えてくれるかと思います」
 敷島:「そりゃいい。何事も、『早期治療』が大事だからな」
 エミリー:「はい」

 だが、事態は思わぬ方向へ……。
コメント (3)
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厳虎独白の記事を見て思うこと。

2018-06-20 10:14:10 | 日記
 取りあえず、“大魔道師の弟子”は一旦ここで終了です。
 お読み頂き、ありがとうございました。
 次回は“戦う社長の物語”でも再開しようかとは思っていますが、何ぶん久しぶりなものですから、設定を確認する所から始めないといけないという体たらくぶりです。
 再開したシリーズにおいて、設定が少し変わっていたり、矛盾が発生していたりすることは【お察しください】。
 何しろ、素人が趣味で書いているものでしてね。
 何卒、そこは御承知おき願います。

 さて、小説に関する御挨拶はここまでにして……と。

 ここから先は、日記という形で。
 つまり、大いなる独り言ですなw

 http://white.ap.teacup.com/ganko/2548.html#comment

 上記は顕正会員が運営しているブログ“厳虎独白”である。
 コメント投稿者から辛口のコメントが寄せられたことで、そのコメントを最新記事としてコピペしただけに過ぎない。
 それが何を意味するかは不明だが、このまま逃走したりはしないだろうな?
 それにしても顕正会が『カレー味のうんこ』、宗門が『うんこ味のカレー』とは得てして妙である。
 取りあえず私が言いたいのは、

「お前らカレーに謝れ!」

 である。
 それはさておき、私も当初は『カレー味のうんこ』を美味い美味いと食べていたものである。
 美味いものだから、食べて幸せだ。
 それを初代ブログに綴っていたところ、何だか宗門関係者がうんこの臭いのするカレーを持ってきたではないか。
 そして、

「オマエの食べている物は『カレー味のうんこ』だ!そんなもの食べ続けていたら、体中に毒が回り、死んでしまう!こっちの本物を食え!」

 と、放火しながらやってきた。
 私が面食らって、

「いや、そのうんこの臭いのするものは何だ!?こっちの方が美味いもんは美味いんだから放っといてくれ!」

 と、突っぱねていると、今度は爆弾を投げてくる始末。
 ガチ勢のやることは、そんなもんだ。
 そんな時、トチロ〜さんがおしっこを掛けてうんこの臭いを誤魔化したものを持って来てくれたんだな。
 それに騙された私は、まんまとそっちへ行ってしまったと。
 でも、いくら中身は本物のカレーとはいえ、その臭いたるや、うんこにおしっこだ。
 どうだい?そのまま食べ続けられるかい?
 当然、嫌になるよな。
 私も慌てて吐き出して、逃げ出したクチだ。

 いかに本物であっても、不味ければ意味が無い。
 『カレー味のうんこ』や『うんこ味のカレー』の例は極端で、読むに耐えなかったかな?
 もう少し、緩和しよう。
 『日本では使用が認められていない農薬や化学肥料たっぷりで育てた中国産野菜を、日本では有名なプロの料理人が料理した中華料理』と『無農薬、天然肥料で育てた有機野菜を、ド素人の私が料理した中華料理』という比較でいいかな?
 ん?ちょっと無理がある?
 まあ、いいや。

 いくら正しい仏法だからと言って、その周りが苦行そのものだったら意味が無いということさ。
 だってそうだろ?
 末法の世において、苦行は無意味なんだろ?
 それなのにどうして、『美味いカレー』を食べるのに、『うんこ味を堪能』という苦行をしなければならんのだ?
 『美味いカレー』を食べるのに、『1時間の行列に並ぶ』というのはまだ分かる。
 しかし、実態は『うんこ味を堪能』しなければならんのだよ。
 そんなんで本物を食べても、幸せな気分にならないのは必然。
 しかも、それを弘めろというんだから。
 いくら本物だからと言って、『うんこ味』を美味そうに食えるかい?
 私は無理だ。
 但し、本物は本物。
 顕正会のは味は本物だが、中身は偽物。
 その差が各々の機関紙の中に現れている。
 顕正会のは中身が実はうんこであることを隠す為、嫌になるくらい本物っぽさを演出しているだろう?
 それが体験発表だな。
 しかし、法華講の機関紙を見ると、もちろん体験発表の記事はある。
 だがその数は、顕正新聞と比べると明らかに少ない。
 中身が本物であるという自信から、周りをコーティングする必要は無いということなのだろう。

 だが、コーティングしなさ過ぎだ。
 それが今、“厳虎独白”のコメント投稿者達が論じている『うんこ味のカレー』論なのだろう。
 私も『うんこ味』に辟易して逃げ出したわけだ。
 材料は良い物を使っている。
 だが、それを料理する厨房の面々が体たらくなのだ。
 “フェイク”などはその厨房にいる料理人をお坊さん達と見ているようだが、私は法華講連合会の面々のような気がする。
 多分、お坊さん達は宗門僧侶として間違ったことは言っていないと思う。
 “フェイク”では今、御供養のことに関してうるさく書いているようだがね。
 だが、それを聞いて実行に移す法華講側に問題があるような気がしてしょうがないのだ。

 いやね、“フェイク”では多大な御供養を請求された法華講員達が困っている旨のことが書いてあるんだけどさ……。
 多分、特別に御供養を募っていること自体は本当なのだろう。
 要は『功徳がウハウハ』で富裕層になった法華講員がポーンと高額出せば済むはずなのに、それをケチって、貧困層の信徒に出させるから問題が発生しているんじゃないかと思っている。

 法華講組織の問題が改善されない限り、御受誡はやめておいた方が良い。
 もしどうしてもというのなら、あえて認証されていない所に行くべきだ。
 『うんこ味のカレー』を食べさせられたくないのであれば。
コメント (8)
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