Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

妻をめとらば韓国人  篠原令(文芸春秋)

2018年12月31日 | 
Hitorigaten

 時代を遡れば、朝鮮半島や蒙古に達するであろう自出だが、自らの体験としてKoreaを強く意識したのは、何回あっただろうか…
 学生時代、サッカーの社会人大会準決勝戦で民団チームと延長PK戦まで縺れたとき、社会人となり韓国の農業指導者が来日し、その現地視察に対応したとき、そして欧州の国際博覧会会場で約半月に渡り隣り合ったブースでPR活動を続けたとき…
 いずれの時も、迸る愛国心と囂しさをまざまざと見せつけられたと記憶している
 地政学的な面から見れば、間違いなく中国そしてロシアと直接対峙しているかの国は、豊葦原瑞穂国にとって、どのようなポジションであるのか、こんな時であるからこそ沈思熟考したいものである…


○日本の小学校:思いやり
○韓国の小学校:一番になれ、他人に勝て
○女性は結婚したら男性の国へ行って住むものだ
○華青闘の告白(1970.7.7):抑圧民族としての意識せざるナショナリズムのうちに安住している
 → 全共闘運動は思想的に瓦解
○韓国文化:貴族文化 
 → 教養や文化は本来富貴とは無縁
○死生観
 ・日本人:仏教の輪廻転生や神道
 ・中国人:道教の影響、老荘の思想
 ・韓国人:儒教一色、現世へのこだわり
○儒教の基本:三綱五常(君臣、父子、夫婦、仁・義・礼・智・信)
○明治の日本:西洋に生まれた「公徳心」「公衆道徳」「エチケット」の徹底
○日本人の色彩感覚:谷崎潤一郎著「陰翳礼讃」
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