Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

ビジネス技術わざの伝承     柴田亮介(日外アソシエーツ)

2010年07月10日 | 本と雑誌

Hitorigaten

 教えごとにならない「暗黙知」を如何に後輩(後世)に伝えるか…
 技術系のみならず事務系の職場においても大いに議論され、方法論が検討されている事項である。
 「やって見せて、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かじ」と言われてきた格言の体系化なのだろうか…

○芸能の奥深いところ、和のサービスの秘伝は、暗黙知
○マーケティング手法や分析手法を体系化する →伝統芸能の型に相当する
○ロボットの手本は、ベテラン技術者、工員だそうです
○読み書きができて志のある一定の水準の庶民、大衆がいて、それで手仕事に慣れた人たち
○まなぶ-まねぶ、仕似せる →老舗の語源
○稽古という言葉は弟子側に、教育という言葉は先生の側にある
○マーケティング問題をどのように捉えるか:消費者、使用者の立場で何故その商品を選ぶか、その決め手は?
○M.ポラニー:意識できない知識を暗黙知、できる知識を形式知
○教えない指導:「違う、もう一度」
○電通のDNA:鬼十則(四代目社長、吉田秀雄)
○マーケティングプランニング:①問題解決に直接役立つこと、②他人とは異なるユニークな提案を創る
○提案の独自性は、普段の情報収集から →最初のときだけ制約を受けず自由に発想
○技術:①論理表現、②物語表現、③ノウハウ(暗黙知)

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