中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

健康寿命も世界一!

2012年03月16日 04時35分55秒 | 2011高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は高齢者の半数は健康状態に問題があり4人に1人は日常生活動作に問題があるということを見ましたが、今日は心身ともに自立して健康に生活できる期間である”健康寿命”について見てみます。

平成23年版高齢社会白書27ページに「欧米及びアジア諸国の健康寿命(2007年)」というグラフがあります。

これを見ると、我が国の健康寿命は76歳と世界で最も長くなっていることが分かります。

参考までに、現在(平成21年)の我が国の平均寿命は、男性79.59年、女性86.44年です。

誰もが健康寿命と実際の寿命がイコールになるような社会を作りたいものですね。

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高齢者の健康状態を知る

2012年03月15日 06時11分33秒 | 2011高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

今日から平成23年版高齢社会白書25ページの「高齢者の健康」に入ります。

これを見ると、65歳以上の高齢者の健康状態が分かりますが、「ここ数日、病気やけが等で自覚症状のある者(入院者を除く)」の数)は1000人に対して496とほぼ半数近くの者が何らかの自覚症状を訴えていることが分かります。

また65歳以上の高齢者の日常生活に影響のある者率は226.3となっています。

つまり、高齢者の半数は健康状態に問題があり、4人に1人は外出、仕事、家事等の日常生活動作に問題があるということです。

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高齢化するホームレス

2012年03月14日 06時22分37秒 | 2011高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は65 歳以上の生活保護受給者の割合が高いことを見ましたが、今日は平成23年版高齢社会白書25ページの「ホームレスの年齢分布」を見てみます。

これを見ると、2007年のホームレスの年齢構成は2003年と比較すると平均年齢が57.5 歳(男性57.5歳、女性56.6 歳)と前回より1.6 歳上昇していることが分かります。

特に40~49歳【ピンク】、50~54歳【緑】は減少していますが、55歳以上【オレンジ】は増えていることが分かります。

高齢化するホームレス。まさに我が国の負の側面ですね。

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生活保護を受ける高齢者

2012年03月13日 06時07分20秒 | 2011高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

今日は平成23年版高齢社会白書24ページの「被保護人員の変移」を見てみます。

これをみると、平成21(2009)年における65歳以上の生活保護受給者は69万人で毎年増加しています。

また、6 5歳以上人口に占める65 歳以上の生活保護受給者の割合は2.37%であり、全人口に占める生活保護受給者の割合(1.31%)より高くなっていることも分かります。

昨日は大きな純貯蓄を有している65歳以上の世帯でしたが、このあまりにも大きな格差が我が国の現実なのでしょうね。
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高齢者の豊かさを踏まえた支援

2012年03月12日 05時28分20秒 | 2011高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は60 歳以上の世帯では他の年齢階級に比べて大きな純貯蓄を有していることを確認しましたが、今日は平成23年版高齢社会白書24ページの「貯蓄現在高」を見てみます。

これを見ると、世帯主の年齢が65歳以上の世帯(二人以上の世帯)では、4,000万円以上の貯蓄を有する世帯が16.8%であり、全世帯(10.0%)と比べて圧倒的に高い水準であることが分かります。

日本の高齢者の豊かさを誇りには思いますが、この高齢者の資産は今後どのように使われるのでしょうか?

またこれほど裕福な高齢者にはどのような無償支援が必然なのでしょうか?

いろいろと考えさせられる数値ですね。
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高齢者世帯における大きな純貯蓄

2012年03月11日 07時09分52秒 | 2011高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は60歳代の世代は支出が高く裕福であることを確認しましたが、今日は平成23年版高齢社会白書23ページの「1世帯当たりの貯蓄・負債、年間収入、持家率」を見てみます。

これを見ると、世帯主の年齢階級が高くなるにつれて、1 世帯当たりの純貯蓄は増加しており、特に60 歳以上の世帯では他の年齢階級に比べて大きな純貯蓄を有していることが分かります。

また年齢階級が高くなればなるほど、貯蓄額と持家率が増加する一方、世帯主が40~49 歳の世帯をピークに負債額は減少していくことも読み取れます。

今、多くの企業や地域がこの裕福な高齢者であるアクティブシニアをターゲットにマーケティングしていますが、その妥当性が検証できると言えるでしょう。

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裕福な高齢者世帯

2012年03月10日 08時10分25秒 | 2011高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は各世代における平等、不平等の指標であるジニ係数を確認しましたが、今日は平成23年版高齢社会白書23ページの「世帯主の年齢階級別世帯人員一人当たりの1年間の支出」を見てみます。

このグラフの60歳以上を見ると、60歳代、70歳以上ではそれぞれ131.1万円、130.0万円となっており、全世帯に比べると高いことが分かります。

昨日のジニ係数で30歳代後半は平等で40歳代は不平等という結果が得られましたが、これをみると30歳代の世帯が103.7万円と最も低く、40歳代も110.3万円と2番目に低くなっており、支出とジニ係数には因果関係はないようです。

しかし30歳代と40歳代見比べると、40歳代は教育費の割合が増加しています。これは私の勝手な類推ですが、教育格差に原因があるのかもしれません。

脱線しているので、話を戻します。

なぜ60歳以上は一人当たりの1年間の支出が多いのか?
明日、見ていきましょう!

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不平等を可視化する!

2012年03月09日 07時23分27秒 | 2011高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は高齢者の所得に差があることを見ましたが、今日は平成23年版高齢社会白書22ページの「年齢階級別ジニ係数」を見てみます。

ジニ係数とは不平等度を示す係数のことで、0 に近づくほど平等、1に近づくほど不平等という指標とのことです。

これを踏まえて、図を見ると、60歳以上のジニ係数の水準は他の年齢階級と比べて高い、すなわち、60歳以上の所得の格差は他の年齢層に比べて大きいことが分かります。

ですが、2002年【緑線】及び2005年【青線】と比べると、75歳以上以外では低下しているので、不平等は解消していると言うことになります。

気になるのは、2008年【赤線】に低下している30歳代後半と急上昇している40歳代です。

なぜでしょうか?この理由を明日から見ていきます!

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総所得に占め る公的年金・恩給の割合

2012年03月08日 06時28分53秒 | 2011高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は高齢者の所得について見ましたが、今日は平成23年版高齢社会白書22ページの「総所得に占める公的年金・恩給の割合」を見てみます。

これを見ると、63.5%の世帯において公的年金・恩給が総所得の全てとなっていることが分かります。

しかし15%弱は総所得の50%未満と読み取れますので、これが3月6日の高齢者の暮らし向きに対する「ゆとりがある」という回答の根拠かもしれません。

経済的に恵まれている高齢者とそうでない高齢者。

白書はこの状況について、所得分配の不平等さを測る指標であるジニ係数を用いて説明しています。

明日、見ていきましょう!
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高齢者の所得

2012年03月07日 06時29分52秒 | 2011高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は高齢者の暮らし向きをみてみました。

今日は平成23年版高齢社会白書21ページの「 高齢者世帯の所得」を見てみます。

これを見ると、高齢者世帯の年間所得は297万円となっており、全世帯平均(547.5万円)の半分強であることから、高齢者世帯の収入は少ないように感じます。

しかし世帯人員一人当たりでみると、高齢者世帯の平均世帯人員が少ないことから192.9万円となり、全世帯平均(208.4 万円)との間に大きな差は見られなくなります。

その収入の内訳を見ると、「公的年金・恩給」が209.8万円(総所得の70.6%)で最も多く、次いで「稼働所得」52.6万円(同17.7%)となっています。

現役を引退した老後においても現役世代と同じような生活水準が維持できる、これが年金制度だと思いますが、では、年金に頼っている高齢者はどの位なのでしょうか。

明日、見てみましょう!

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高齢者の暮らしは苦しい?

2012年03月06日 06時07分56秒 | 2011高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は高齢者の心配事をみました。

今日は平成23年版高齢社会白書21ページの「高齢者の暮らし向き」を見てみます。

これを見ると、高齢者の暮らし向きについてみると、「苦しい」(「大変苦しい」と「やや苦しい」の計)と感じている人の割合は全体で26.4%となっており、高齢になるほど「苦しい」と感じる人は減少しています。

私のイメージでは現役までに稼いだ資産で暮らしていくので、高齢になるほど苦しくなると思ったのですが、結果は逆でした。

またグラフを見ると65歳と75歳で回答に差が大きくなっていますが、年金制度の改革が原因だとするとその影響の大きさを感じますね。(後日調査してみます。)

いずれにせよ、誰もが「ゆとりがある」と回答できるような社会にして行かなくてはなりませんね。

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遠くの親戚より近くの他人

2012年03月05日 05時57分12秒 | 2011高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は別居している子との接触頻度を見ました。

今日は平成23年版高齢社会白書19ページの「高齢者の心配ごとや悩みごと」を見てみます。

これを見ると、60歳以上の高齢者で一人暮らしの人【最左棒のピンク色】は、他の世帯と比べて心配ごとや悩みごとがある人が多いことが分かります。

具体的に見ると、「自分の健康」、「生活費などの経済的なこと」、「病気のときに面倒を見てくれる人がいない」、「一人暮らしや孤独になること」とありますが、最も差が多いのが「病気のときに面倒を見てくれる人がいない」です。

”遠くの親戚より近くの他人”ではないですが、万が一、何かが起きたときに、地域の仲間が見守ってくれる社会であって欲しいですね。
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別居している親子の接触頻度

2012年03月04日 07時34分28秒 | 2011高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は東北地方や日本海側の都道府県の多くは三世代世帯の割合が多いことを見ました。

今日は平成23年版高齢社会白書18ページの「別居している子との接触頻度」を見てみます。

これを見ると、「週1回以上」(「ほとんど毎日」「週に1回以上」 の割合の合計【右から2列目】)が男性が47.0%に対して女性は56.1%と高く、合計で51. 9%となっています。

対称にある「年に数回」、「ほとんどない」の割合は2割弱ですが、これはあまりにも多いように感じます。

アメリカやスウェーデンは約8割、韓国とドイツでは約6割と頻度が高く、日本人は別居している親との接触頻度が低いということです。

接触頻度とは直接会うことだけでなく電話も含むとあります。
どんなに忙しくても一ヶ月に一度くらい、電話する時間は見つけたいものですね。

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東北地方や日本海側は三世代世帯が多い

2012年03月03日 07時02分26秒 | L&Iのブログ-コンサル日記
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は日本の世帯の半数は高齢者だけで居住していることを見ましたが、今日は都道府県の状況を見てみます。

平成23年版高齢社会白書14ページに「65歳以上の者のいる世帯のうち各県で最も割合が多い世帯構造」という図があります。

これを見ると、東北地方や日本海側の都道府県の多くは三世代世帯の割合が最も多く、他の都道府県では夫婦のみの世帯の割合が最も多いことが分かります。

この図から感じることは、三世代世帯では徒歩圏内に商店がなくても若者が食料品を買いに行ってくれますが、買い物手段を持たない高齢者夫婦世帯や独居老人はどのように生活をしているのでしょうか。

かつて高齢者夫婦世帯へ訪問した際に食品棚がインスタント食品で溢れていたことに驚いたことがあります。

このような問題に対して真剣に考えなくてはならない時が来たようです。
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独居老人の割合の高さ

2012年03月02日 06時15分36秒 | 2011高齢社会白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

今日は平成23年版高齢社会白書13ページにある「65歳以上の者がいる世帯の割合」を見てみます。


この図を見ると、65歳以上の高齢者のいる世帯は、平成21年現在2,013 万世帯と初めて 2,000万世帯を超え、全世帯の41.9%を占めるいることが分かります。

また夫婦のみの世帯と単独世帯を併せると、半数を超えていることから、日本の世帯の半数は高齢者だけで居住していることになります。

問題は図の一番下の【紫色】の部分、いわゆる”独居老人”です。

医療介護、安否確認、福祉、悪徳商法対策、買い物難民等々、この世帯に対する支援が今、地域活動で求められています。

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