中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

商店街のライバルは?

2011年09月22日 05時22分46秒 | 2011中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーションの長岡力(ながおかつとむ)です。

皆さんは日頃どこで買い物をしていますか?

2011中小企業白書では、消費者が日頃どのような場所と方法で買い物をしているかまとめています。

これを見ると消費者が最もよく利用する店舗は、10分圏内のコンビニエンスストアが約8割を占め、次いで、30分圏内の大型店舗や量販専門店舗、インターネット販売・通信販売が約5割を占めています。商店街を見ると10分圏内でも3割しか利用されていません。

では、どのような商品をどこで買っているのでしょうか。

商店街の割合が高いのはクリーニング・修理サービス、理容・美容サービスで25%前後、続いて飲食が16.5%となっており、商店街のマグネットである総菜や生鮮食品を利用する比率は低くなっています。

次に消費者は日頃の買い物で、商店街と競合する場所をどのように認識しているのか。
商店街と競合する場所はどこかをまとめたものが下表です。

「大型店舗」、「量販専門店舗」、「インターネット販売・通信販売」では、消費者の競合認識の方が高くなっています。

これらをまとめると、消費者は商店街以外にコンビニ、郊外大型店・専門店、インターネット等の非常に広い選択肢が与えられており、その中から利便性、購入品目等を勘案して最も効用の高い買い物場所を利用していることが読み取れます。

私自身も商店街に足を運ぶ機会が減少していることを改めて感じますが、商店街は消費者が商店街に何を求めているかを一層的確に把握し、対応していく必要があることを強く感じる厳しい調査結果でした。

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