おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の413ページ「第2-3-23図 新事業展開の成否別に見た、市場ニーズ把握に向けた取組状況」をみましたが、今日は416ページ「第2-3-25図 新事業展開の成否別に見た、市場ニーズの把握を行う部門」をみます。
下図から市場ニーズの把握に向けた社内体制について見ると、新事業展開の成否によらず、「社内の営業部門・担当者」が市場ニーズの把握を行っている傾向にあることが分かります。

他方で、新事業展開に成功した企業では、51.7%の企業が「社内の経営企画部門・担当者」が市場ニーズを把握していると回答しているが、当該項目において、新事業展開に成功していない企業の回答割合は 39.2%となっています。
これについて白書は、自社の事業運営の方向性を決定する「社内の経営企画部門・担当者」が市場ニーズの把握に関与することで、市場ニーズに合致した新製品・サービスを市場に投入することができ、新事業展開の成功につながっているものと推察される、とあります。
次に、新事業展開の成否別に見た、主な相談相手を見ると、新事業展開の成否によらず、顧客や取引先に相談する割合が高いことが分かります。

次いで、他の経営者・知人や業界団体・経済団体が相談相手になる傾向にあります。他方で、新事業展開に成功している企業では、上記の情報源に加えて、民間金融機関にも相談している傾向にあります。
経営資源に限りのある中小企業にとっては、適切な社内体制を構築できない場合も想定されることから、社外に相談を持ちかけることも、市場ニーズの把握に向けて重要な手段となり得るということですね!!
昨日は2017年版「中小企業白書」の413ページ「第2-3-23図 新事業展開の成否別に見た、市場ニーズ把握に向けた取組状況」をみましたが、今日は416ページ「第2-3-25図 新事業展開の成否別に見た、市場ニーズの把握を行う部門」をみます。
下図から市場ニーズの把握に向けた社内体制について見ると、新事業展開の成否によらず、「社内の営業部門・担当者」が市場ニーズの把握を行っている傾向にあることが分かります。

他方で、新事業展開に成功した企業では、51.7%の企業が「社内の経営企画部門・担当者」が市場ニーズを把握していると回答しているが、当該項目において、新事業展開に成功していない企業の回答割合は 39.2%となっています。
これについて白書は、自社の事業運営の方向性を決定する「社内の経営企画部門・担当者」が市場ニーズの把握に関与することで、市場ニーズに合致した新製品・サービスを市場に投入することができ、新事業展開の成功につながっているものと推察される、とあります。
次に、新事業展開の成否別に見た、主な相談相手を見ると、新事業展開の成否によらず、顧客や取引先に相談する割合が高いことが分かります。

次いで、他の経営者・知人や業界団体・経済団体が相談相手になる傾向にあります。他方で、新事業展開に成功している企業では、上記の情報源に加えて、民間金融機関にも相談している傾向にあります。
経営資源に限りのある中小企業にとっては、適切な社内体制を構築できない場合も想定されることから、社外に相談を持ちかけることも、市場ニーズの把握に向けて重要な手段となり得るということですね!!