おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の199ページ「第2-1-54図 高成長型企業が成長段階ごとに利用した資金調達方法」をみましたが、今日は200ページ「第2-1-55図 高成長型企業が成長段階ごとに利用したかった資金調達方法」をみます。
下図から高成長型の企業が各成長段階で利用したかったができなかった資金調達方法について見ると、創業期は「民間金融機関からの借入れ」の割合が最も高く、次いで「政府系金融機関からの借入れ」、「民間企業、その他の団体からの借入れ」の順になっていることが分かります。

次に、成長初期は「民間企業、その他の団体からの借入れ」が最も高く、次いで「ベンチャーキャピタル、投資組合・ファンド等からの出資」、「個人投資家からの出資」の順になっており、最後に、安定・拡大期は「ベンチャーキャピタル、投資組合・ファンド等からの出資」、「個人投資家からの出資」、「民間企業、その他の団体からの借入れ」の順になっています。
白書は、以上より、高成長型企業は、創業期には民間金融機関や政府系金融機関をはじめとした借入れによる資金調達のニーズが高い一方で、成長段階が進むにつれて、ベンチャーキャピタ
ルや個人投資家等からの出資による資金調達を希望するようになる傾向にあることが分かる。
しかし、前述の通り、実際には、成長初期、安定・拡大期になっても出資による資金調達を実現できている企業はほとんどいない、とあります。
私もこれまで何度か中小企業の資金調達にベンチャーキャピタル等を検討しましたが、結局、今でも一件も実施できていません。
こういう時に最短ルートで案内できるようにならないとは思うのですが、多くは門前払いとなってしまうので、現実は難しいという感じですね!
昨日は2017年版「中小企業白書」の199ページ「第2-1-54図 高成長型企業が成長段階ごとに利用した資金調達方法」をみましたが、今日は200ページ「第2-1-55図 高成長型企業が成長段階ごとに利用したかった資金調達方法」をみます。
下図から高成長型の企業が各成長段階で利用したかったができなかった資金調達方法について見ると、創業期は「民間金融機関からの借入れ」の割合が最も高く、次いで「政府系金融機関からの借入れ」、「民間企業、その他の団体からの借入れ」の順になっていることが分かります。

次に、成長初期は「民間企業、その他の団体からの借入れ」が最も高く、次いで「ベンチャーキャピタル、投資組合・ファンド等からの出資」、「個人投資家からの出資」の順になっており、最後に、安定・拡大期は「ベンチャーキャピタル、投資組合・ファンド等からの出資」、「個人投資家からの出資」、「民間企業、その他の団体からの借入れ」の順になっています。
白書は、以上より、高成長型企業は、創業期には民間金融機関や政府系金融機関をはじめとした借入れによる資金調達のニーズが高い一方で、成長段階が進むにつれて、ベンチャーキャピタ
ルや個人投資家等からの出資による資金調達を希望するようになる傾向にあることが分かる。
しかし、前述の通り、実際には、成長初期、安定・拡大期になっても出資による資金調達を実現できている企業はほとんどいない、とあります。
私もこれまで何度か中小企業の資金調達にベンチャーキャピタル等を検討しましたが、結局、今でも一件も実施できていません。
こういう時に最短ルートで案内できるようにならないとは思うのですが、多くは門前払いとなってしまうので、現実は難しいという感じですね!