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中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

自己資本比率はどれくらいですか??

2017年03月22日 05時21分28秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)392ページ「第 2-6-3 図 売上高経常利益率の分布」をみましたが、今日は394ページ「第 2-6-4 図 自己資本比率の分布」をみます。

下図から、自己資本比率の分布を見ると、中小企業の自己資本比率の平均は39.5%である一方、大企業の平均は41.7%であり、中小企業の自己資本比率の平均は大企業を下回っているが、あまり差はないことが分かります。

産業別に見ると、製造業では、中小企業の平均値は40.7%、大企業の平均値は49.5%となっている一方で、非製造業では、中小企業が38.0%、大企業が37.9%となっている。

製造業では、中小企業と大企業の間に差が見られるが、非製造業では、中小企業と大企業の間にほとんど差がないことが分かる。

また、大企業の平均を上回る中小企業は、全産業で47.1%、製造業で39.6%、非製造業では、48.7%存在している。

これらを踏まえ白書は、第 2-6-2図、第 2-6-3図及び第 2-6-4図の結果から、総じて、中小企業の収益力や自己資本比率は大企業の平均よりも低い水準であるものの、中小企業の中には、大企業と同等若しくは大企業を上回るような稼ぐ力と投資余力をもった企業が存在することが分かった、とあります。

白書の通り、私のクライアントの中にも驚くような高収益企業がいます。これらを踏まえ、白書はどのように展開していくのでしょうか。明日から見ていきます!

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中小企業の売上高経常利益率はどれくらいか?

2017年03月21日 04時48分56秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)390ページ「第 2-6-2 図 一人当たり売上高の分布」をみましたが、今日は392ページ「第 2-6-3 図 売上高経常利益率の分布」をみます。

下図から売上高経常利益率の分布を確認すると、全産業では、中小企業の売上高経常利益率の平均値は3.48%である一方、大企業の平均値は4.34%であることが分かります。

この結果について白書は、売上高経常利益率のマイナス部分では、中小企業の割合が高く、プラス部分では、大企業の割合が高くなる。

産業別に見ると、製造業では、中小企業の平均値は3.74%であり、大企業の平均値は5.84%である。

また、非製造業においては、中小企業の平均値が3.14%であり、大企業の平均値が3.62%である。

このことから、非製造業では、製造業と比較すると中小企業と大企業の平均値の差は小さいが、総じて、中小企業の売上高経常利益率の平均は大企業を下回っていることが分かる。

他方で、大企業の平均を上回る中小企業が、全産業においては32.3%、 製造業では、27.1%、非製造業では33.0%存在していることも分かる、とあります。

そろそろ決算を迎える方が多いと思いますが、利益の額に迷ったら、この率を参考にすると良いのではないでしょうか!

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中小企業の一人当たり売上高の平均は??

2017年03月20日 06時05分32秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)389ページ「第 2-6-1 図 成長企業の類型化の概念図」をみましたが、今日は390ページ「第 2-6-2 図 一人当たり売上高の分布」をみます。

下図から中小企業における一人当たり売上高を見ていくと、中小企業は45百万円である一方、大企業の平均は80百万円であり、中小企業の一人当たり売上高の平均は、大企業を下回っていることが分かります。

この結果について白書は、産業別で見ると、製造業では中小企業の平均が32百万円、大企業の平均が62百万円であり、非製造業では中小企業の平均が62百万円、大企業の平均が、88百万円となっている。

産業別に見ても、中小企業と大企業の間には開きがあることが分かる。

他方、大企業の平均を上回る中小企業も存在しており、具体的には、産業全体では10.9%、製造業では7.9%、非製造業では16.6%の中小企業が大企業の平均値を上回っている、とあります。

製造業においては中小企業が大企業を上回る企業が多いというのが、日本のものづくりのレベルの高さを感じさせますね!

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中小企業の分類の考え方とは?

2017年03月19日 05時38分29秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)385ページ「第 2-5-100 図 認定支援機関の連携先」をみましたが、今日は389ページ「第 2-6-1 図 成長企業の類型化の概念図」をみます。

下図について白書は、中小企業の分類の考え方を示したものが第 2-6-1図である。

収益力が高く稼げる企業を頂点とし、その次に潜在的成長可能性の高い企業が位置する。

収益力や成長性の向上ということを課題とした場合に、これらの企業の間には、成長への制約要因が存在していることが考えられる。

この制約要因の一つとして考えられるのが、企業の投資行動である。

企業が持続的に発展し、収益力を高めていくためには、中長期的な視野に基づき個々の企業に見合った投資を行い、企業の成長基盤を整えていく必要がある。

以上を踏まえ本項では、まず、中小企業の稼ぐ力を概観し、中小企業の中には大企業を上回る収益力を持つ企業が一定数存在することを示す。

次に、収益力を示す指標として売上高経常利益率を、また、投資調達余力を示す指標として自己資本比率を取り上げ、中小企業を収益力や投資調達余力の高さから分類することを試みる。

そして、各分類の収益力の推移や投資行動の推移を概観する、とあります。

白書は、中小企業診断士等は、自らとは異なる属性の認定支援機関との連携が中心となっている。

今年の白書の中心テーマに近づいてきた感じがありますね。読み進んでいきましょう!

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中小企業診断士はプロジェクトリーダーである!

2017年03月18日 05時58分52秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)384ページ「第 2-5-99 図 認定支援機関の連携状況」をみましたが、今日は385ページ「第 2-5-100 図 認定支援機関の連携先」をみます。

下図から連携を行っている他の認定支援機関や外部支援機関における主要な連携先を見ると、金融機関や中小企業団体等は、自らとは異なる属性の認定支援機関との連携が活発であり、また、その専門性や地域性との関連性が高い外部の支援機関との連携が強いことが分かります。

白書は、中小企業診断士等は、自らとは異なる属性の認定支援機関との連携が中心となっている。

税理士等は、金融機関との連携が極めて強いが、他の認定支援機関や他の外部支援機関との連携は弱い傾向にあるといえる、とあります。

確かに、中小企業診断士である私は、現場において、参加される方の強みを引き出し、それをとりまとめるプロジェクトリーダーであることが期待されていると感じていますね!

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税理士は連携が弱い傾向にある??

2017年03月17日 05時46分00秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)383ページ「第 2-5-97 図 認定支援機関による経営革新・異分野連携の実施状況」をみましたが、今日は384ページ「第 2-5-99 図 認定支援機関の連携状況」をみます。

下図から認定支援機関の連携状況について見ると、まず、認定支援機関が企業に支援を実施する際の、他の認定支援機関や外部の支援機関との連携状況を見ると、金融機関、中小企業支援団体等、中小企業診断士等は9割を超える割合で連携を行っているが、税理士等では6割半ばと、連携がやや弱い傾向にあることが分かります。

私も税理士さんと連携する機会はないので、この結果はよく分からないのですが、より連携を深められるように働きかけていかないといけませんね!

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士業は差別化しないとサバイバルできない。。。

2017年03月16日 05時23分54秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)382ページ「第 2-5-96 図 認定支援機関が得意とする支援内容」をみましたが、今日は383ページ「第 2-5-97 図 認定支援機関による経営革新・異分野連携の実施状況」をみます。

下図から、経営状況の分析をする企業の数や事業計画策定を支援する企業の数を見ると、税理士等に比べ、金融機関の方が多くなっていることが分かります。

この結果について白書は、差は主に金融機関と税理士の人員規模の大きさの差によるものと推察される、とあります。

次に、認定支援機関による経営改善支援の実施状況について確認すると、経営革新・異分野連携と同様に、金融機関の方が経営状況の分析支援や事業計画策定支援を実施する企業の数が多いことが分かります。

深刻な経営相談に来る法人のお客様は、税理士等が作成した決算を作成する際に、税理士等からのアドバイスはなかったという方が少なくありません。

昨日の新聞に、士業はAIに職を奪われるという記事がありましたが、経営改善はAIにはできないと思いますが、差別化を図らないとサバイバルできないということですね。。。

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認定支援機関が得意とする支援内容は何か??

2017年03月15日 05時00分44秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)381ページ「第 2-5-95 図 認定支援機関が得意とする支援分野」をみましたが、今日は382ページ「第 2-5-96 図 認定支援機関が得意とする支援内容」をみます。

下図から、認定支援機関が得意とする支援内容を具体的に確認していくと、全ての認定支援機関で、「事業計画策定・財務分析」、「資金繰り」の項目を回答した割合が5割を超えており、多くの認定支援機関が得意とする「経営改善・事業再生」に関連性の高い項目が上位にきていることが分かります。

白書は、多くの中小企業の経営課題として挙げる販路開拓の解決につながる「商圏の拡大」支援は、税理等以外の認定支援機関で、5割近くなっている。

さらに、2割を超える項目の数を見ると、税理士等は3項目となり、特定の分野に特化している様子がうかがえる。

他方で、金融機関は6項目、中小企業支援団体等が9項目、中小企業診断士等は8項目となり、税理士等に比べ得意とする支援内容の裾野が広いことが分かる、とあります。

私の場合、得意分野は「事業計画策定・財務分析」なのですが、実際に売上を占めているのは「施策活用」、「商品開発」、「地域資源活用」であり、門外漢ともいえる「海外展開」、「IT利活用」、「ブランド」、「デザイン」の受注も多くあります。

本来は専門性に特化するのが望ましいとは思うのですが、そういうわけにもいかないのが、現場の中小企業診断士の役割かとも思います!

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認定支援機関が得意とする支援分野は??

2017年03月14日 05時17分54秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)380ページ「第 2-5-94 図 経営支援サービスにおいて他者との連携ができない理由」をみましたが、今日は381ページ「第 2-5-95 図 認定支援機関が得意とする支援分野」をみます。

下図から、認定支援機関が得意とする支援分野について見ると、税理士等、金融機関、中小企業診断士等は、「経営改善・事業再生」の支援を得意とする割合が最も高く、中小企業支援団体等では、「創業・第二創業」の支援を得意とする割合が最も高いことが分かります。

また、「経営革新」の支援については、中小企業支援団体等、中小企業診断士等が得意とする割合が高い一方で、税理士等、金融機関では低くなっており、売上拡大は、税理士等のみ他の認定支援機関に比べて低い水準にあることが分かります。

この認定支援機関が創設された当初、我が社も申請を薦められたのですが、申請条件が経営革新計画を過去に2件作成していることだったような覚えがあり、これならほとんどの支援者が認定されると思い、天邪鬼になった記憶があります。現状はどうなっているのか、読み進んでいきますね!!

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金融機関は連携すべき先が見つからない!

2017年03月13日 05時24分00秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)379ページ「第 2-5-93 図 経営支援サービスの連携状況」をみましたが、今日は380ページ「第 2-5-94 図 経営支援サービスにおいて他者との連携ができない理由」をみます。

下図から金融機関の業態別に、それぞれ経営支援サービスの取組が低い3項目について、連携ができていない理由を見ていくと、都市銀行では他の業態に比べて「連携する必要がない」と回答している金融機関の割合が高いものの、「製品・サービス開発支援」や「研究開発支援」では、「連携すべき先が見つからない」と回答した金融機関の割合が高くなっていることが分かります。

また、地方銀行・第二地方銀行では連携する必要性を感じながらも、「連携すべき先が見つからない」と回答した金融機関の割合が高く、信用金庫・信用組合では「連携のための内部体制が整わない」と回答した金融機関の割合が高いことが分かります。

この結果について白書は、都市銀行や地方銀行・第二地方銀行では、連携を行うための体制が整いつつあるものの、連携すべき先が見つからないことから連携できていない様子がうかがえる。

他方で、信用金庫・信用組合では、5割を超える金融機関が内部体制を理由に連携ができない状況であり、限られた人員の中では内部体制を整えることも容易ではないことが推察される。


このように、金融機関が企業の全ての経営課題に対して支援を行うことは難しく、他者との連携による支援が望ましいが、一部の経営資源が限られている金融機関には、その連携体制を整えることも困難な状況にある。

こうした状況を打開するには、金融機関だけではなく、連携すべき専門家や専門機関からも金融機関への歩み寄りが必要であると考えられる、とあります。

ときたま、連携すべき相手が見つからず、全く専門性がない分野でも支援を頼まれることがあるので、これは現場でも感じる課題・問題点ですね。

歩み寄りが必要とありますが、どのようにすべきなのでしょうか。明日、見ていきます!!

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金融機関が他社と連携ができていない分野とは?

2017年03月12日 06時59分43秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)378ページ「第 2-5-92 図 経営支援サービスの取組状況別に見た他者との連携状況」をみましたが、今日は379ページ「第 2-5-93 図 経営支援サービスの連携状況」をみます。

下図から金融機関の業態別にそれぞれ取組の割合が高い3項目と、取組の割合が低い3項目について、他者との連携状況を見ていくと、全ての業態のほぼ全ての項目において、経営支援サービスの取組の高い項目は他社との連携が活発であり、取組の低い項目は他社との連携ができていないことが分かります。

この結果について白書は、金融機関が構造的な要因や業態の特性等により企業の経営課題に対応できない場合であっても、他の外部専門家・外部専門機関と連携を進めることにより、経営支援サービスの提供が可能となり、企業の経営課題の解決の支援が可能となるのではないだろうか、とあります。

金融機関によって、得手不得手がここまで異なるということは驚きですね。

いずれにしても、外部との連携が求められるということは、我々専門家は、金融機関が不得手としている分野に飛び込むと言うこともマーケティングの一つかもしれませんね!!

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外部との連携に取り組む金融機関

2017年03月11日 06時11分43秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)377ページ「第 2-5-91 図 金融機関が支店のみで経営支援サービスを提供できない場合の体制」をみましたが、今日は378ページ「第 2-5-92 図 経営支援サービスの取組状況別に見た他者との連携状況」をみます。

下図から経営支援サービスの取組状況別に、外部専門家・外部専門機関との連携状況について見ていくと、経営支援サービスに対応できていると回答した金融機関の方が、対応できていないと回答した金融機関に比べ、全ての項目で他社との連携状況が活発であることが確認できます。

この結果について白書は、自社だけでは対応できない分野において外部専門家・外部専門機関との連携を行うことが、企業に対する経営支援サービスの提供機能の向上につながるといえよう、とあります。

今の時代は餅は餅屋に任せる連携が効率だけでなく経営力も高めるということですね!!

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金融機関が経営支援サービスを提供できない場合は??

2017年03月10日 07時24分40秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)377ページ「第 2-5-90 図 経営支援サービスを推進する上での課題」をみましたが、今日は377ページ「第 2-5-91 図 金融機関が支店のみで経営支援サービスを提供できない場合の体制」をみます。

下図から金融機関が支店のみで経営支援サービスを提供できない場合の体制について確認すると、支店内で対応できない場合、ほぼ全ての金融機関が自社の本店・本部のどの部署につなげば良いか理解できていることが分かります。

他方で、自社内で対応できず、外部との連携が必要な場合、どの外部専門家・外部専門機関と連携すべきかを理解できている金融機関は、都市銀行、地方銀行・第二地方銀行で7割程度であり、信用金庫・信用組合では4割程度となっていることも分かります。

この結果について白書は、支店内においては、具体的な外部の専門家や専門機関の顔が見えていない状況が推察される、とあります。

私のところにも地方銀行から支援要請が係ってくることがありますが、その背景がこれだった訳ですね。読み進んでいきましょう!!

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政府系金融機関は担当先の多さが課題である!!

2017年03月09日 05時02分40秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)376ページ「第 2-5-89 図 企業が考える経営支援サービスを受ける上での阻害要因」をみましたが、今日は377ページ「第 2-5-90 図 経営支援サービスを推進する上での課題」をみます。

下図から経営支援サービスを推進する上での課題を、金融機関の視点から見ていくと、全体としては、経営支援に取り組むための担当者の育成・教育が不十分であることや、取引先の事業内容や業界の知識、技術力、開発力等の知識が不足していることが阻害要因になっていると回答した金融機関が多いことが分かります。

また、信用金庫・信用組合では担当者の育成・教育が不十分と回答している金融機関が最も多く、この結果について白書は、業態の構造上の問題があると考えられ、信用金庫・信用組合の担当者を育成する支援の必要があるのではないか。

また、第 2-5-43図で示したとおり、政府系金融機関は担当先の多さを課題にしている割合が最も高く、担当先の多さの負担を緩和することも必要ではないだろうか、とあります。

政府系金融機関は担当先の多さが課題なんですね。確かに支店の数は限られているので、こういう声が上がっても不思議ではないとはいえ、これは知らなかったですね。

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金融機関が経営支援サービスに取り組む上での課題とは??

2017年03月08日 04時32分41秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)374ページ「第 2-5-87 図 経営支援サービスの取組により金融機関が得られた効果」をみましたが、今日は376ページ「第 2-5-89 図 企業が考える経営支援サービスを受ける上での阻害要因」をみます。

下図から経営支援サービスに取り組む上での課題について、企業側の視点、金融機関側の双方の視点から見ていくと、まず、企業側の視点から見ると、「金融機関の担当者等の頻繁な交代」、「金融機関の担当者の企業や業界に対する知識不足」と回答する企業の割合が高くなっていることが分かります。

この結果について白書は、知識不足に関する点は、金融機関からの視点と整合的であるが、担当者の頻繁な交代については、金融機関の視点では高い項目ではない。

回答の中に、担当者の交代、知識不足に加え、「金融機関の都合を優先した経営支援セールス」があります。

金融機関は公益ではないので、セールスに注力することも分かりますが、信頼が第一であることが中小企業の求めるサービスなんですよね。

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