Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

フランスの離乳食~フランスパン~

2014-11-04 | 離乳食

主人が毎晩、たとえ和食でご飯を添えても、食事の最後には必ずパンを食べるので、毎日かかさず買うものの一つ、フランスパン。それも、パン屋によって好みがあるから、ほとんどのフランス人は「自分のパン屋」を決めていて、私は“遠い”パン屋まで“わざわざ”買いに行かないといけないの、毎日。
先日も双子ベビーカーを押して、パン屋へ。ちょっと多めの買い物をして、荷物が多くなってしまったから、ベビーカーの荷台へ乗せきれなくなった長いフランスパンを、向かい合わせに座っている双子の膝の間にはさむ形で帰ってきました。まもなく家に着く頃、私から顔が見える方に座る息子が、私に背を向けて座っている娘を指さして「あーあー」と騒いでいる。何事?ヒョイと娘を覗き見れば、おっと行儀の悪い、娘がフランスパンにかぶりついていた!実は私、フランスパンはフランス人の主食でありながら、塩分が多いと聞いたので、双子に食べさせたことがなかったのです。でもねえ、あの焼きたての匂いを間近で嗅いでしまったら!食べてしまったのは、本能の仕業でしょう。
家で調べてみると、フランスパンはバターや牛乳が入っていないので離乳食向きなんだそうです。ただし、パン類は生後7ヶ月過ぎまで控えた方が良いとのこと。1歳頃からはとにかく空腹になるので食事にはパンを添えましょう、とあるあたりはフランスっぽいけれど、日本でも主食のない食事はバランスが悪いものね。とにかく子供はパンが好きなので、パンを与えておけばおとなしくなるけれど、パン単独ではあげない、必ず食事と一緒に食べさせるべし、だそうです。バターやジャムをぬって食べるタルティーヌは朝食で食べさせましょう、とありました。そうかそうか、もうフランスパン解禁ですね。これは吉報です。家族みんなが同じものを食べられるようになると、買い忘れの心配とか食事作りの手間とか、楽になるよね~、たぶん。

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フランスでワーキングホリデー~2004年11月4日~

今日の私、ちょっとフランス人。初めてパン屋で夕食用のバゲットを買う、0.60ユーロ。バゲットは、裸のまま何本も壁に立てかけられていて、買うと袋には入れず、真ん中の手で持つ辺りを紙でクルクル巻いてくれるだけ。それを手で持って歩く。よく見るのは、バゲットの先のかじり跡。あの匂い!あの美味さ!ほんわか温かいバゲットを手に持っていたら、誰だってつまみ食いしたくなる。そんなおいしさ。バゲットはスーパーマーケットでも売っているが、買うならパン屋にかぎる。日本では見たことのない大きさのパンが、所狭しと並んでいる様は、いつまでも見飽きない。



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