Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

フランスの離乳食~牛乳~

2015-02-09 | 離乳食

昨夜は突然に友人を我が家へ招待することになり、冷蔵庫を見てパパッとご馳走を作れるような私ではないからピザを注文してもらって、それでもデザートぐらいは手作りをと、プリンを作ったわけですが…。
ええ、ええ、ご想像通りスが立ちましてね、またもや失敗したもんだからたくさん余ってしまい、我が双子の朝ご飯に出してみました。使っている材料は牛乳、卵、砂糖だから食べられないものはないし、難しいことは省きたい性分なので甘いカラメルソースもかかっていないしね。
フォークを片手にしばしプリンを突いていた双子、同時に手づかみ食べした!「同時」も感動だけど、手づかみ食べされるプリンっていったい…。


さて、離乳食としてのプリンのレシピを調べていて、日本のサイトでは付随して卵のアレルギーについて書かれているのに対し、フランスでは牛乳の選び方について書かれているのが面白いです。さすが酪農の国、牛乳の種類は豊富で、私も来仏した当時は何を買っていいのか迷いました。いや、そもそも、冷蔵庫に入っていない牛乳を見てびっくりしました!
フランスの牛乳は、日本と同じく冷蔵庫に入れて賞味期限7日のものもありますが、大半は常温で3ヶ月保存可能なロングライフ牛乳です。これは殺菌方法が違うんだそうです。そして、乳脂肪分の割合で3種類に分かれていて、牛乳容器の蓋が色分けされています。赤色が1リットルにつき36gの乳脂肪分を含んだ全脂乳( Lait entier )、青色が乳脂肪分1.5~1.8%の半脱脂乳( Lait demi-écrémé )、緑色が乳脂肪分0.5%以下のスキムミルクです。
フランス人の8割が“青色”牛乳を飲んでいるそうですが、我が家も子供が生まれるまではそうでした。青色牛乳は25cl、50clの単位で売られているのに対し、赤色牛乳はすべて1リットル単位、大人になってからはあまり牛乳だけで飲むことも少なくなって、料理に使っても余らせてしまうんですよね。ちなみに、フランスはセンチリットル表示がほとんどで、50clは500ccのことです。


それが、離乳食用としては赤色牛乳が良いんだそうです。ビタミンA、E、Dが青色牛乳より多く含まれているから。そう言ったわけで、最近は我が家、赤色牛乳を買うようになったのですが、うーん、一度開封するとなかなか1リットル使い切るって、プリンでも作らないと簡単じゃないんですよね~。



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