Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

ホワイト・アスパラガス

2015-05-08 | 離乳食

【1歳10ヶ月】
その昔、交響楽団でチェロを弾いていた女性と食事をする機会があって、フレンチだったかイタリアンだったか新宿の夜景が見える素晴らしいレストランへ連れて行ってもらい、メニューを見ながら「前菜には、今が旬のホワイトアスパラを食べましょう!」と言われて、「かっこいー!」と思ったことを、今でもよく覚えています。その時の味は緊張で一つも覚えていないのに、「アスパラガスは春のもの」と言うことだけは確実にインプットされました。
フランスとイタリアが2大産地と言われ、5月に入るとどこの店頭にもホワイト・アスパラガスが並び始めます。フランスでは「ゆでてソースをかける」だけの食べ方が主流のようですが、このシンプルな調理法にお国柄が出るとは!私たち日本人は、野菜の本来のおいしさはシャキシャキした食感にあったりすると思うのですが、フランス人はとにかくクタクタになるまでゆでます!ホワイト・アスパラガスは私もフニャッとするまでゆでますが、グリーン・アスパラガスなんてちょっと歯ごたえあるぐらいがおいしいと思いません?それを主人は、「まだ生だけど?」なんて言うんですよ!ブロッコリーにいたっては、クタクタにゆでた後、フォークの背でつぶしちゃうんだから!


キャバレールの朝市にホワイト・アスパラガスがどっさりと売られていましたが、なに、この太さー!? さすが南仏と言うべきか、ムーミンの漫画に出てくるニョロニョロを思わせる野太いアスパラが、山で売られていましたよ。こういう大きな野菜は大味だからどうかなと思ったんですが、主人が面白がって買っちゃった・・・これが驚くほどにおいしくて、一口食べて本当に驚いた!
ちなみに、赤ちゃんには穂先の柔らかい部分を食べさせるが良いというので、家のアスパラ料理はみーんな茎ばかりになっちゃっていてしばらくは寂しかったんですけど、今日、家の双子へ茎も食べさせてみたら、おいしそうに食べてくれましたー!「ようやく一番おいしい穂先が食べられる…」とは、主人の言葉。



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