日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

Corvetteを運転できる暴走プリウスのドライバーSikes氏が

2010-03-14 11:35:46 | Weblog
サンディエゴで暴走プリウスの怪「私は不謹慎にもこんなことなら曲芸運転の達人ならやれそうだし、この時期に人目を引くにはもってこいだろうな、とふと思った」と感じたままを述べたが、なんと、私のこの直感が当たっているのかも知れないのである。

この暴走プリウスのドライバーがさっそくテレビなどのメディアに手際よく登場したことで、アメリカ国民のなかにも裏に何かがあるのでは、と思った人が少なからずいたようである。となると容赦はしない。このドライバーの個人的な情報が徹底的にほじくり出されそれが公開されたのである。その一部は前にも引用した「Runaway Prius Driver Faces Questions As Probe Begins」が報じている。これは序の口で、その後もこれでもかこれでもかと身辺が暴き立てられている。そのなかで次の記事が私の目に留まった。Corvette owner James Sikes can't handle runaway Priusという見出しで始まるが、暴走プリウスのドライバーSikes氏がアメリカを代表するスポーツ車Corvetteの持ち主で「the Corvette Owners Club」の会員だというのである。Corvetteといえば車生産世界一の座をトヨタに奪われたGMの車で、最新のモデルでは排気量が7000cc、500馬力を超えるスーパー・スポーツ車なのである。

The guy that was all over the news because he couldn't get his runaway Prius whoa'd up is a Corvette owner. Which means one of two things: he has never driven his Corvette at 90 mph (doubtful) or he just went brain dead when he lost control of the Prius speed.

Unless you have been stuck under your C4 the past few days, you probably have seen and heard James Sikes frantic 911 made while his Toyota Prius was stuck going 94 mph on a San Diego highway.

Turns out Sikes is a member of a car club that owns the hottest production sports car made in the US: the Corvette Owners Club.

Once Corvette owners get wind of his lack of ability and panic at buzzing down the SoCal freeway at a measly 90 mph with no apparent braking ability, the razzing will be ruthless.

Corvetteを運転するようなドライバーが、南カリフォルニアの高速道路をたかが時速90マイルで走っていて、ブレーキがかけられずにパニックになったと噂されただけで、情け容赦なくからかわれことだろう、と暗にSikes氏の言行の信憑性に疑問が投げかけている。もしこれが事実ならSikes氏はまさに曲芸運転の達人の資格を備えていたことになる。アメリカではこの暴走プリウスが「でっち上げ」ではないのか、との疑惑が急浮上しており、私の感は的外れではなかったようであるが、もうすこし様子を見守ることとする。

ところでニュースを追っていくと興味のある事実も浮かび上がってくる。昨年8月サンディエゴ郊外のハイウエーで起きたレクサス暴走事故で一家四人がなくなったが、Sikes氏のプリウスが暴走を始めたのはそこから12マイルしか離れていなかっただけでなく、Sikes氏の車に追いつき拡声器で指示を与えたハイウエイパトロールのNeibertさんが、レクサスを運転していたMark Saylorさんと一緒に仕事をしてとのことである。またSikes氏と冷静沈着に交信していて私も印象づけられた911番の通信指令者が24歳の女性であることも分かった。あの女性と話したいから、と911番通報がますます増えそうな気がする。