日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

ニュース三題 一澤帆布が営業再開、代理出産、移植用腎臓を廃棄

2006-10-16 23:30:43 | Weblog
一澤帆布が営業再開 通りはさみ兄弟で(共同通信) - goo ニュース

7ヶ月の空白をおいて「一澤帆布」が営業を再開した。従来のブランドにデザインの復活のようである。「一澤信三郎帆布」に期待する商人道で、従来の製品の製造販売も出来るように信三郎、信太郎両氏に前向きの対処を願ったが、両者が対立したままそれぞれの道を歩むような成り行きである。それはそれで仕方がないが、傷んだ「一澤帆布」のバッグをどちらに持ち込んでも修繕してくれるのだろうか。

それにしても全く異なる内容の二通りの遺言状を残したとされる先代の信夫氏、罪作りなお人である。何かのマジックで覆水が盆に戻らないものだろうか。


50代の祖母、「孫」を代理出産 国内初、娘夫婦の受精卵使う(産経新聞) - goo ニュース

私には三人の子供がいるので、なんとしてでも子供を欲しがる夫婦の気持ちは、理解できないだろうと思う。しかし子供を欲しがるのは、とどのつまり、動物的な本能に過ぎない。原因が何であれ、女性に妊娠能力が欠けている場合は、受胎を諦めるしか仕方がないのではないか。世の中には諦めなければならないことが山ほどある。そのうちの一つなのだ。自分が受胎できないからと云って代理出産に依存するのは、欲望を野放ししているようなものだ。いかなる欲望であれ、それを理性で制御するのが人間としての証ではないのか。夫婦と代理母の間にお金が介在するのか、愛情、献身によるのかはさておいて、女性が孵卵器扱いされていることだけは間違いない。人工ふ化、養殖はせいぜい魚と家禽に止めて置いた方がよい。

国は遅滞なく代理出産禁止を立法化すべきである。もちろん海外での代理出産も禁止、法の網をかいくぐるものが出ないような万全の処置が必要である。


移植用腎臓を廃棄 社会保険中京病院(産経新聞) - goo ニュース

《心臓停止後の人から移植用に提供されクーラーボックスに保存していた腎臓2個を同日午前、関係者がごみと間違えて廃棄するミスがあった》
《腎臓は左右1つずつ、2個のクーラーボックスに入れて手術室に置いてあったが、嘱託の看護助手が掃除のため外に運び出した。それがごみと間違って捨てられたという。医師から保存を指示された看護師が看護助手に適切な指示をしていなかった。》

病院で何か肝腎なものが忘れられている。