木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

民主党大阪の躍進の集いにて

2010-11-23 22:26:57 | インポート
民主党大阪府連の躍進の集いが大阪市内のホテルで開か
れ、参加した。昨年の政権交代直後の集いの時の人垣に
は及ばないものの多数の参加者で会場は賑わった。

集いに先立つ時間帯に岡田克也・民主党幹事長による時
局講演会が行われ民主党政権のこれまでの歩みと成果、
国会の実状などを話された。多めに時間を割いた質疑応
答においても各参加者や自治体議員から様々な質問や意
見が出され、岡田幹事長は逐一丁寧に答えていた。

民主党は今、逆風にあると皆が感じている。それは様々
な要素が加味されての現象だが、逆風の中にこそ学ぶべ
きことがたくさんある。順風や追い風の時には威勢がい
いが逆風になるとたちまち意気消沈するようでは何事を
も成し得ない。乱高下する支持率に一喜一憂することな
く徹底的に世の中の現実を踏まえて成すべきことを成す
試みが大切だと思った。

国会における予算委員会などの論議について複数の方々
から野次が下品だというもっともな意見がある。最近の
国会では確かに野次が激しくかつ品性のない下劣な内容
の捨て台詞が目につく。舞台は違うが、まだ自治体議会
のほうが議会の議場での振る舞いは上品だと言える。私
が経験した範囲では、もし自治体議会において国会で飛
び交うような内容の野次を議席から議員が飛ばそうもの
なら厳重注意を受けるか野次の内容によっては懲罰にか
けられる。最近の国会はまず野次ありきで何でもいいか
ら相手を下品にののしる姿がひどい。国会中継を見てい
た国民が「おいおい・・・。」と野次内容に呆れている
場面を私は何度か見た。
国民生活がここまで逼迫している現状の中、誰しも野次
ありきの泥試合のようなやりとりなど望んではいない。
国民が真に望んでいるのは長年の腐敗に光を当てた建設
的な、国民生活に直結したやりとりである。

明治新政府も安定するには10年の年月を擁している。
あの時代のように人材が絢爛としていて、強力なリーダ
ーシップが発揮できた時代環境にあっても尚、新政権が
軌道に乗るには10年を要している。
今の世の民主党政権は移ろいやすい世の中にあって尚、
貫く一筋の姿勢であるべきではなかろうか。
私達は今、産みの苦しみの中にある。

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