本日は私の誕生日になる。三十一歳になった。
もう若くはない。しかし、まだまだ若い。何とも不思
議な感覚の年齢にさしかかりつつある。
思えば二十歳から三十歳までの十年間は一瞬のような
感覚だった。文字通り、あっという間であった。
この十年間という一瞬を、あと三回重ねれば、私は六十歳
になるのだろうか。ならば本当に人生は一瞬である。
政治の世界を志して、気がついたことがある。
それは人生の上において大切な時間の多くや、大切な何か
や、かけがえのない何かを失うということである。
例えば、志を抱けば抱くほど、家庭生活や家庭を顧みる
時間が無くなる。純粋な政治家ほど、生活はぼろぼろに
なっていく。
人生の上での何かを失う。
私はまだ独身だが、普通の生活こそが最も幸せなのだと
感じる時もある。
少年の頃、夢を抱いていた。
気がつくと、今は志を抱いている。
志というものは、一度抱いてしまうと二度と離れていかない
ものかもしれない。
もう若くはない。しかし、まだまだ若い。何とも不思
議な感覚の年齢にさしかかりつつある。
思えば二十歳から三十歳までの十年間は一瞬のような
感覚だった。文字通り、あっという間であった。
この十年間という一瞬を、あと三回重ねれば、私は六十歳
になるのだろうか。ならば本当に人生は一瞬である。
政治の世界を志して、気がついたことがある。
それは人生の上において大切な時間の多くや、大切な何か
や、かけがえのない何かを失うということである。
例えば、志を抱けば抱くほど、家庭生活や家庭を顧みる
時間が無くなる。純粋な政治家ほど、生活はぼろぼろに
なっていく。
人生の上での何かを失う。
私はまだ独身だが、普通の生活こそが最も幸せなのだと
感じる時もある。
少年の頃、夢を抱いていた。
気がつくと、今は志を抱いている。
志というものは、一度抱いてしまうと二度と離れていかない
ものかもしれない。