マレーシア研修旅行第４日目

平成22年10月11日
今日は朝から不動産の視察である。ホテルの真向かいにあるパビリオンレジデンスに入る。この建物は昭和40年代に建築されたビルである。1m2が40万円ぐらいである。100m2で5000万円である。このビルは、10年前に1000億円で出来たらしい。10年での所得倍増計画に乗ったものだろう。更に200m2のものは、8000万円である。賃貸に出すと月35万円ぐらいか？
特にツインタワーが見える位置にある場所のビルは高く評価される。次に120タイプのものを見た。5000万円で売買され、賃貸では23万円ぐらいか。最後に見たものは、240m2で9000万円ぐらいで、賃貸では45万円とれる。日本と比べて広さが優れて居る感じである。何れも家具付きである。この国では、相続、贈与、固定資産税が無い。管理、修繕積立金は車2台付いて、35000円との事である。業者に管理を頼むと、家賃×7％である。家事にメイドさんを頼むと、月35000円である。シンガポールだと物価高で、この価格の3倍はすると言う。この辺は東京でいえば銀座クラスである。次はクアラルンプール・セントラル駅(上野駅辺りか)周辺で90m2で、2400万円(2ベットタイプ)、自社使用の場合は30％引き、10年後には、再売りしても良い。印紙税は2％である。
最後は中心部から10キロぐらい離れた地域(東京でいえば世田ヶ谷辺り)で、100m2で1500万円である。24時間のセキュリテイ、プール付きである。それにしても人件費も物価が日本の三分の一とは、暮らしやすい国である。物件を見にバスで移動すると、たちまち渋滞に巻き込まれる。国もこれを解決するために、地下鉄網を検討して居る。昭和４０年代のよき時代を思い出したことである。