ごじらいく

足跡の先に・・・

逆セクハラ

2019年09月14日 | あの頃
セクハラって、男性が女性にするものだと思っていました。
しかし、その逆もあることを知りました。

10年前くらい、ある企業にパートで入りました。
お昼休みになり、みんなが一斉に社内食堂に向かうエレベーターの中で、営業の男性が、ものすごく細い女性に、「なに食ったら、そんなに痩せるんだ?」と、聞いていたのです。
その会話に入りたいのか、どうかわかりませんが、やたら自分の胸でどすん、どすんと営業の男性に抗議するかのように体当たりするお局様がいました。
それを見た私は、引いてしまったんです。
別に胸を当てなくても、手で営業さんを叩けばいいのに。
「これは、一種のセクハラじゃないか。」と、思ってしまったんです。
一緒にエレベーターに乗り込んだ女性たちは、無言のままなんです。
みんなお局様が怖くて口出しできません。
そういう私もパートながら新人だったので、無言でその様子を見るだけでした。

セクハラって言う定義は、何をされたかということではなく、誰にされたか。ということです。
好きな人に体を触られるなら、これは好意です。
しかし、嫌いな人に嫌なことを言われたらセクハラになります。

その男性は、お局様をどう思っているかはわかりませんでしたけど、私からしたら、「これは絶対に、逆セクハラだ。」と、思ってしまいました。
たぶん、私がその局様を好きではなかったからです。
いい年した女性から胸を押し当てられたら、男性はどう思うのでしょうか。

エレベーターの中では逃げ場がなかったので、ちょっと営業さん、可哀想。と、思ってしまいました。


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