モンスター

私がモンスターと呼んでいるのは、介護施設でかなり進んだ認知症のことを言います。
言っているのは私一人なんですが。

もうろくに会話が通じないし、何を考えているのかさっぱりわからない人なんです。
よくあそこまで進んだ人がいるのだなぁ。と、思うのです。

私の勤めているのは、有料老人ホームなんです。
ほとんどが認知症を患っておられます。
しかし、ダントツに認知症の度合いがひどい人がいます。
その人は、ずっと家で家族に診てもらっていたのですが、もう手に負えないのでホームにやってきました。
ちゃんとお薬も飲んでいるようなんですが、人によって患う進み方が違うのでしょう。
あまりひどいと、グループホームに移ってもらいたい気持ちになります。
周りのスタッフたちも、「もう脳が破壊されている。」というのです。

もし、私の両親も同じような場面になったら、きっと施設にいれるでしょう。
私一人の手に負えないかも。

モンスターは、おばあさんで部屋の散らかり具合も半端じゃないのです。
とっかえひっかえ服を着替えるのは女性だからでしょう。
まだ、性別の差があるはずです。
根はいい人なんですけど。
以前に、私にその人の介護を頼まれたとき、「無理です。」と、ちょっとお断りしたんです。
でも、今なんとなく気づかないふりをして、難を逃れています。
「何でもかんでも施設に入れるな。もっと人を見て入居を決めろ。」と、私は言いたい。
文句もここまで言ったら、相当なもんです。

腰が痛い

毎日の積み重ねで、だんだん腰が痛くなるのです。

リュックにお弁当と水筒を詰めて会社に向かいます。
そのお弁当がやたら重いのです。
水筒もかなり重い。
しかし、自販機で毎日お茶を買うのは、お金がもったいない。
そういうことで、欠かさずお茶を持っていくのです。

明日は会社が休みだけど、整体の病院も休み。
うまくいかないのです。
こんな時、日曜日もやっているあん摩屋さんがあれば。と、思ってしまいます。
行きたいときに休みになるなんて。

以前に整体に行ったら、ちょっとは腰が楽になりました。
今度もまた整体に行きたい。と、思いながら、平日の休みの日も忙しくて整体に行けません。
もうかなり消耗している腰です。
「湿布を貼って寝るか。」と、思っています。
これは頑張っている証拠と思うんですが、本当に頑張っているかは、わかりません。
ただ、お弁当と水筒が重いだけなんです。
「よく食うなぁ。」と、思われるかもしれませんが、食べないと体がもたない。
ほどほどがないのです。
体力のいる仕事は、私に向いてないのかも。

「疲れたなぁ。」と、思いながら、また頑張ってしまう、おかしな癖のある私なんです。

つながったと思ったのに

昨日、スマホが鳴って、出てみればつながるじゃありませんか。
「おお。これは助かったぞ。」と、思ったんですが、今日、また電話がかかってきてつながらないことになりました。
「やっぱ、新しいスマホを買わないといけないのかなぁ。」と、思うのです。
しかし、新しいスマホを買ってつながらないときは、どうしよう。と、心配します。
スマホもそんなに安いものでもないので、踏ん切りがつかない状態で今に至ります。

もし、スマホが原因じゃなかったら。と、思うと、またまた悩むのです。
まあ、そんなにちょくちょく電話がかかってくるはずがないので、「スマホが故障していまして。」と、折り返し電話をすることになります。
私のような小心者は、「えい。」と、何でもかんでも飛び込むことができないのです。
でも、電話はかけたい。

こんな時、誰がに背中を押してもらうと、ちょっと心強いんです。
それに、ネットで買い物も苦手。
何でもかんでも、出向いて買わないと怖くて買えない。
本当に、本物の小心者です。
よくこれまで生きてこれたなぁ。と、つくづく思います。
もうインターネットの時代なんです。
機械が怖い。と言っている場合ではないのです。

でも、きっちりした何かが欲しいのです。
つながらないスマホを持って生活するのは、本当に危険なのかも。

三者褒め

今日の仕事はものすごく大変でした。
頑張りました。
どえりゃあしんどかったです。

でも、悪いことばかりではなかったんです。
ちょっと誉め言葉ももらいました。
いい感じのことなんです。

日頃、人を褒めない人が、私のことを褒めてくれているのを別の人から聞いたのです。
これは、「三者褒め」
人を介しての褒め殺しなんです。
でも、悪い気はしないのです。
褒めてくれているのだから。
一番いいのが、「三者褒め。」なんです。
私は、この絶大なる誉め言葉の意味を知っています。

どうも、私がいることで、周りの人が楽になっていることなんです。
なんか、頑張った甲斐があるってもんです。
これは、仕事が終わって、「ふぅ～。」と、ため息をついたときに聞いた言葉なんです。
一日の疲れがいっぺんに吹っ飛びました。
「生きてきてよかった。」と、思いました。
でも、また明日から、しんどい仕事。
テンションが下がりまくりなんです。
一瞬だけいい思いをした一日でした。

きっと来月は無駄遣いが多い

私の予想では、きっと来月は無駄遣いが多くなりそうです。
予期せぬ出費に、頭の中がごちゃごちゃになります。
「ちゃんと働かねばなぁ。」と、身が引き締まる思いがするのです。
まあ、日頃、コロナのお陰かわからないけど、それほど出費はないのです。
出ていくときは、かなりの金額になります。

先日から、パソコンに「American Megatrends」という、変な文字が出てきました。
「これって、もうパソコンは立ち上がらないの？」と、思ったら、ちょっとしたことで立ち上がります。
でも、パソコンの買い替えの時期が迫っているように思うのです。
ある人に、ちょっと問い合わせをしているところです。
それに、バックアップのやり方も教えてもらわないといけないから。

いつもと同じ日々を送りたい私は、ちょっと変なことが起こると、途端に気持ちが逆なでを起こしてしまいます。
つい最近、パソコンを買ったように思うけど、もう１０年近く前のことかも。
きっと、買い替えの時期なんです。
通帳を見ながら、「またお小遣いが減るかも。」と、胸がキュンとしてしまいます。
いろいろなサイトのパスワードも確認しながら、またことに当たる予定です。

なんか、「あーあ。」と、思います。
つぶれない家電があれば。と、思いながら、恐々生きています。

肉を食べたい気分

今日、何気に仕事をしていて、「今日は、肉を食べたい。」と、心の底で思いました。
ジュージュー焼いた肉の匂いまでしてきます。
でも、家にはリクエストをしていないのです。

家に帰り、玄関を開けた時、魚の焼いた匂いがしました。
「今日は、魚かぁ。」と、ちょっとげんなりしました。
母に、そのことを言うと、「本当は、魚か肉か迷ったんだけどね。」というのです。
多分、明日、お肉になることは明確です。
その時、私は何を考えているでしょう。
多分、「今日は何でもいい。」と、思っているはずです。

気分によっていろいろなメニューが頭に浮かぎます。
魚は、肉か。と言えば、「私は肉。」なんです。
父は、魚が食べたいのです。
母は、父が食べたいおかずを作ることなります。
でないと、残すから。
さすがに肉は残さないけど。
父がいる間は、私の食べたいメニューは、よほどのことがないと食べれません。

今度、お友達と食事に行く機会があったら、おいしいお肉を食べに行きたいです。
まだまだコロナが心配。
食事に行くのは、先になりそうです。

食っても食っても

お腹が減ります。
私のお腹は底なしかも。

それには原因があります。
多分、あまり食べ物を噛まないことなんです。
すぐに喉の奥に滑り込む食べ物。
情報番組では、ご飯を食べだして１５分くらいで満腹中枢がいっぱいになります。
しかし、私の食事は１０分未満。
そりゃあ、お腹も減るだろう。と、思うのです。
しかし、年々食べるのが早くなる私なんです。
自分でも怖くなるくらい。

母が言うには、数年前はいつまでも食事の時間を取っていたのに。というのです。
何が原因で早食いになったのか。
きっと、性格も関係しているのでしょう。
後れを取るのが怖いんです。

このままいったら、私は食事は噛まないで胃に流し込むことになります。
変な病気にならないように気を付けないと、またブクブクと肥えてくるかもしれません。

すっぴんにマスク

今日は仕事はお休みです。
天天のお肉を買いにスーパーに行くのに、化粧は必要ない。と、思って、すっぴんにマスクをして出かけました。
チラッと鏡を見ると、ものすごく病的な顔をしています。

目の下にはクマ。顔色は悪く、眉毛が薄いのです。
「やっぱり化粧なしで出かけるのは無謀だなぁ。」と、思ってしまいます。
しかし、ほんのちょっとの外出なので、仕方なくすっぴんなんです。
何も化粧の顔がきれいとか、思っていないのですが、それが普通の顔みたいに思っています。

今日はお肉の特売日です。
この機に、たくさんのお肉を買い占めに行きました。
ズッシリ重い買い物かごに、「私って力がないなぁ。」と、思ってしまいます。
でも、愛犬天天のためなんです。
「天天、私頑張るからね。」と、レジに並びます。
ついでに、おやつも買って帰りました。
今日は、なんかものすごい買い物した感があり、ちょっとストレスが発散されます。
買い物って、ある意味、いいものなんですよね。
自分がすっぴんであることも忘れるほど。

家に帰り、お肉を袋に詰めなおして冷凍します。
これが、いつもの私の役目なんです。
たまの買い物なんで、ストレスが発散されますが、毎日となると、またこれがストレスになります。
「今が良ければいいか。」と、思いながら、またコタツにこもります。

公言としたセクハラ

新しいご利用者さんが、もうすぐ施設に入ってこられます。
なんと、男性です。
しかし、一番怖いセクハラじじいらしいのです。

まず、介護施設に入るには、聞き取り調査が必要です。
そこで、「自分の親はセクハラをします。」と、公言をされました。
息子も認めるセクハラの実態。
みんなスタッフたちは、身震いしました。
入浴業務を担当する私も、「おお。こわ。」と、思います。

以前、とある自称会社社長のおじいさんが入ってこられました。
この人は、何も問題はない。ということでした。
しかし、私に対して、セクハラをしてくるのです。
怒ったスタッフは、その自称会社社長には、男性スタッフをあてがうことになります。
そんな人が増えてくると、男性スタッフも気が気でないのです。
いつも、特別に入浴業務をやらないといけなくなります。
本当に困りました。

どれだけセクハラかは、わかっていないけど、やっぱり息子が言うのだから問題があるように思います。
ちょうど子供の世代の人に関わってくるらしいのです。
多分、私の世代なんです。
もう男性をお風呂に入れるのはごめんです。
それでなくても、動けないのに触ってくるおじいさんもいるのです。
せめて、言葉だけであってほしい。と、思います。
超怖い思いをするのは、勘弁してほしいです。

仕事ができない女

「どうも、こいつは仕事ができない。」と、思うパートさんがいます。
その人がいるときは、本当に仕事が回らないのです。
パートさんが言います。
「洗濯物はちゃんと洗って、干してほしい。」と。
それは、あなたの仕事でしょう。と、思うのです。
私は、別の仕事をしているのです。
毎回、洗濯物を洗濯機に入れるのはサービスなんです。
それも気づかずに、文句を言うのです。

だんだん仕事ができない人がわかってきて不便です。
本当に仕事ができる人は、人に文句を言わないのです。
みんな黙々と自分の仕事をこなしているのです。
私も入浴業務を必死のパッチでやっています。
洗濯物があふれるのは当たり前なんです。
それを、どうさばくかは、その人の力量でしょう。

若いというだけでなんでも許されると思ってもらっては困ります。
人の良し悪しは、言葉にかかっています。
文句を言うなんてもってのほか。
どの口が言うのでしょう。
気づかずに、「自分は馬鹿だ。」と言っているようなものなんです。
もっと仕事のできる人がいてほしい。と、思ってしまうのは仕方ないことなんでしょうね。

飛ばされる男

以前、会社で問題が起こり、その中心的な男が遠くの施設に飛ばされることになりました。

問題というのが、虐待なんです。
でも、本当は虐待なんかなかったんです。
しかし、名前が上がった以上、上の人が動かざるを得ないんです。
栄転という左遷です。
かなり遠くの施設に行かされるみたいなんです。

若い人の間では、かなり人気のあった人なんですが、年配の人からは「わちゃわちゃした人。」らしいのです。
何が「わちゃわちゃ」しているのかわからないけど。
私も、年配の人間なんで、あまり好きではないのです。

この件については、これで終わりのような感じになります。
しかし、一度施設の名前が上がった以上、これからもいろいろ偵察を兼ねた訪問がありそうです。
その時、私はどうしているのか。
今のところわかってはいないのです。
とにかく、今ある問題をクリアにしていき、自分の都合のいいように解釈しているのが正解なんです。

「やっと、あの男が飛びます。」と、私は家で、猛烈に母に話しました。

一番だと思っていたのに

今日は、巻き爪の手術の経過を見てもらうために皮膚科に行くことになりました。

「病院は早くから開いてるから、一番に診てもらうために早く家を出よう。」と、かなり早く家を出ました。
病院に付いたら、まだカーテンがかかって開いてないのです。
もうすでに、患者が来ていて列をなしています。
「ここの病院は、かなりゆっくりめで十分なんだ。」と、思うことに。
しかし、もう９時になると患者が押し寄せて、待合室は満員になります。

診察の名前を呼ばれるのが、私は一番でした。
結構、くつろいでビデオを見ていた私は、名前を呼ばれているのに気が付きませんでした。
何回も名前を呼ばれ、「ハッ！」と、します。
診察室に入りと、いきなり先生が、爪を消毒します。
痛いのなんのったらないのです。
「このくらい丁寧に洗ってくださいね。」というのです。
いつも、泡をつけて終わりの私は、「消毒液を買わなくっちゃ。」と、思うのです。

たった２ミリ爪を手術しただけなのに、こんなに痛いとは。
ガンでお腹を切ったお友達は、さぞや痛かっただろう。と、思うのです。
何でも、手術は痛いものなんです。
きっちり後始末をしないと、また化膿してくる恐れもあります。
再度の手術はごめんです。
心を入れ替えて、綺麗に洗います。

失敗だらけ

何をやっても失敗の嵐。
もううんざりしてしまうほど。

最近、物忘れがひどくて困ってします。
そのために失敗もします。
今日、あるご利用者さんのシーツを変えました。
その報告の欄に自分の名前を記入することを忘れてしまったんです。
それと、排泄のあった人の記入も忘れてしまったんです。
「あかんなぁ。」と、思いながら、帰りの電車に揺られました。

これから、もっと自分を戒めて、きちんとするべきなんです。
わかっているけど、頭がボー。
本当に怖いことです。
何でこんなに忘れっぽくなってしまったのか。
きっと、目の前のことだけしか見てないからです。
もう手いっぱいの状態で仕事に当たっています。
これじゃあ、失敗するわけだ。と、思うのです。
もっと、余裕を持って仕事がしたいです。

私の性格は、のんびりしているのです。
きっと、あくせくできない脳を持っています。
なんか、失敗をするたびに落ち込んで、消えてなくなりたい気持ちになります。
本当にこれからどうなっていくのか、自分でもわからないことになりそう。

段取りが悪い

今日は、本当に段取りの悪い日でした。
何をやってもうまくいかないのです。

私は今日、「よし。午前中にいつものメンバーを４人お風呂に入れるぞ。」と、名簿を見ながら心に決めていたんです。
しかし、横やりが入ります。
新しく入った人を優先にお風呂に入れないといけないのです。
「そんなの別の日でいいんじゃない？」と、思ったんです。
空いている日も普通にあるのです。
何も忙しい日を狙って入れることでもないのです。

それを言い出したのが、午前中だけの人。
自分は帰るからいいようなものの、残っている人はあたふたすることになります。
しかも、今日に限って文句を言いそうな人もいるんです。
重い認知症の方もいます。
もっと、柔軟に考えてくれればいいのに。と、思ってしまうのは罪なんでしょうか。

今日に限って立位の取れない人もいたのです。
私は、もう割り切って、「帰れるときに、帰ろう。」と、簡単にお礼を言ってその場を離れました。
段取りの悪い人と一緒に仕事をするのは、本当にしんどい。

いつもは電車で寝て帰るのですが、なんか神経がピリピリして寝ることもできませんでした。
明日はいい日でありますように。

読まなかった本

図書館から借りた本なんですが、どうも気分が乗らず、読みもせずそのまま返した本があります。

最近は、何かと面倒なことから逃げることが多くなりました。
もともと読書は好きなんですが、仕事をしながらの読書は、かなりしんどい。
もうちょっとの間、本は読まないことにしました。
また暇を見つけて、読書することも考えています。

「なんか、会社に行きたくないなぁ。」という気持ちがモクモクと湧いてきます。
日がな一日、本にかじりついて読書する日々もいいなぁ。と、思うのです。
でも、今はひとまず、読書は中止。
どうしても読みたい本が出てきたら、また図書館で借りることも考え中。

暇になった休みの日は、ちょっとは掃除でもしてみようなぁ。と、思うけど、重い腰が上がらないのです。
元気なうちに、愛犬天天と出歩くのもいいなぁ。
今日は、朝から天天を連れて動物病院に行ってきました。
天天の爪切です。
その足で、図書館に行き、本を返すことに。
なんか、後味が悪い感じがしました。
本が、「読んでくれ。」と、言っているようで、「ごめんなぁ。」と、つぶやくことに。
そのうちに、またプー太郎になるから、その時は思いっきり本を読みます。

なんで、こんなにつらい会社に行かねばならないのか。と、思うのです。
本も読めないくらいしんどい会社。
辞めるきっかけがないからです。
だんだんしんどくなる仕事に、辟易としながら働くのは、だんだんしんどい年になりました。