ごじらいく

足跡の先に・・・

木工

2017年01月18日 | 日々のつぶやき

父は木工細工が大好きです。

いわゆるDIYを好んでいます。

ホームセンターに行くと、木の棒や、板などを見定め、「本当に要るのか。」わからないものを買ってくるのです。

茶の間では、コタツにうずくまり、何やら設計図を書いています。

その設計図で仕上がったものは、数少なく、机上の空論のような毎日を過ごしています。

母に、「電動式のノコギリが欲しい。」とねだっていて、却下されています。

まあ、使わないものは買わない主義の母なので、ちょっとは安心しているのですが。

私は、なんでもいいから、木の板や、棒を部屋に持ち込まないでほしい。と思っています。

それだけでもかさばって場所を取るのです。

「使わないものは、倉庫へ直してくれ。」と、頼むと、「これは、全部要るものだ。」と、何年も前から動かしていない木の棒などが、ほこりをかぶっています。

あまりの腹立たしさに、年末に、「大掃除するから、片づけてよ。」と、きつく言うと、しぶしぶ片づけても、倉庫には持って行かないのです。

この間、「これを見てくれ。」と、父がご機嫌に指さすものは、ご先祖の過去帳置きでした。

「こんなちゃっちいものを作るのに、どれだけ材料がいるんだ。」とは、口が裂けても言えず、「良かったじゃない。」としか言えませんでした。

たぶん、父は、設計するのと、買い物が好きなだけで、DIYなど二の次なんだろうなぁ。と、思うのです。

こういうのは遺伝するもので、息子である弟にも受け継がれているようです。

 

 

コメント
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