すこし前のことになるが、東京の石原知事が再選されたということを知ったとき、2004年のブッシュ再選時と似た、半ば絶望感の混ざったなんともいえない暗鬱な気持ちになった。
確かに対立候補に魅力が欠けていたこともブッシュのときと同様だが、それでもこのときの大統領選挙では、それが無知を基にしたものであれ、ブッシュを心から信じて彼に投票した、中西部を中心とした保守的アメリカ人たちのれっきとした「意思」によって再選が果たされた。
しかし、今回の都知事選挙はそういう「意思」をもった人たちの力で石原都知事が再選されたわけではないと思う。どちらかといえば、都民の大多数の政治への無関心さや軽薄さによって、なんとなく結果的に再び石原都知事を生み出してしまったのではないだろうか?
「国連憲章なんて、まともに信じているばかいませんよ」
「おまえらバカかって。三宅島っていうのは本当にまとまりのない島だ」
「(武器輸出三原則は)バカなルール」
「武器を売るほうがいろんな安全保障になる」
「日本は堂々と新しい兵器を作ってどんどん売ったらいい」
「ああいう人ってのは人格あるのかね」(重度障害者たちの治療にあたる病院を視察したあとの記者会見で)
「これは僕がいっているんじゃなくて、松井孝典(東大教授)がいっているんだけど、“文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものはババア”なんだそうだ。“女性が生殖能力を失っても生きてるってのは、無駄で罪です”って。。。なるほどとは思うけど、政治家としてはいえないわね(笑い)」
すべて彼の言葉だ。これ以外にも信じ難い暴言がこの人の口からは次々と飛び出しているのだが、とてもここには書ききれないのであとは以下のサイトを参照してもらいたい。
http://www.geocities.jp/social792/isihara/mokuzi.html
こういう恥知らずな発言以外にも、彼は「日の丸、君が代の強制」「福祉の大幅カットによる社会的弱者の切り捨て」などの政策を強行し、さらにはワシントンへの出張では1泊26万円のホテルに宿泊したり、1400万円以上つかってのほとんどバケーションともいえるガラパゴス諸島見物などなど、公費の私物化もはなはだしい。
東京都民は、こういう人間を仮にもリーダーとして持つことに恥ずかしさや怒りを感じないのだろうか?普通に考えれば、こんな人が再選されるなど考えられないはずだ。柳澤厚生労働大臣の暴言のときもそうだが、やはり国民自体がこういう暴言や差別感覚に鈍感になってしまっていて、自分の目先の日常生活には関係がないと無関心に切り捨ててしまっている人が多すぎるのだろうか。
だから、石原都知事の「再選を防ぐため」に投票場に足を運ぶこともしないし、別に誰が知事になったところでそれほど生活に変化はないとたかをくくっているのかもしれない。
無関心でいることは、とても怖いことだと思う。こういう知事を持つことの災難が我が身の上に降りかかってきてから気付いても、もうそのときには、がん細胞の如く都政の破壊は進んでもう手遅れだと思うのだが。。。
国外に住んでいて、日本の新聞やテレビに接することはほとんどないので断言はできないのだけれど、恐らくマスコミによる問題定義も十分ではないのだろうなと思う。いたずらに危機感をあおれ、というわけではないけれど、都民、国民にきちんと問題の本質を伝え、世論を形成する役割を果たしているのかははなはだ疑問だ。
都民の無関心さによる石原都知事再選を目のあたりにして、今度は同様に、安部総理を筆頭とする右翼的政治家たちによって、憲法9条が、「なんとなく」なし崩し的に改定されていってしまうことをとても恐ろしく感じている。
http://blog.goo.ne.jp/kuniphoto/e/25a0062857ff6ed8b7c85ac923b38c71
日本国民も、堕ちるところまで堕ちないともう再生できないのかなあ。。。
確かに対立候補に魅力が欠けていたこともブッシュのときと同様だが、それでもこのときの大統領選挙では、それが無知を基にしたものであれ、ブッシュを心から信じて彼に投票した、中西部を中心とした保守的アメリカ人たちのれっきとした「意思」によって再選が果たされた。
しかし、今回の都知事選挙はそういう「意思」をもった人たちの力で石原都知事が再選されたわけではないと思う。どちらかといえば、都民の大多数の政治への無関心さや軽薄さによって、なんとなく結果的に再び石原都知事を生み出してしまったのではないだろうか?
「国連憲章なんて、まともに信じているばかいませんよ」
「おまえらバカかって。三宅島っていうのは本当にまとまりのない島だ」
「(武器輸出三原則は)バカなルール」
「武器を売るほうがいろんな安全保障になる」
「日本は堂々と新しい兵器を作ってどんどん売ったらいい」
「ああいう人ってのは人格あるのかね」(重度障害者たちの治療にあたる病院を視察したあとの記者会見で)
「これは僕がいっているんじゃなくて、松井孝典(東大教授)がいっているんだけど、“文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものはババア”なんだそうだ。“女性が生殖能力を失っても生きてるってのは、無駄で罪です”って。。。なるほどとは思うけど、政治家としてはいえないわね(笑い)」
すべて彼の言葉だ。これ以外にも信じ難い暴言がこの人の口からは次々と飛び出しているのだが、とてもここには書ききれないのであとは以下のサイトを参照してもらいたい。
http://www.geocities.jp/social792/isihara/mokuzi.html
こういう恥知らずな発言以外にも、彼は「日の丸、君が代の強制」「福祉の大幅カットによる社会的弱者の切り捨て」などの政策を強行し、さらにはワシントンへの出張では1泊26万円のホテルに宿泊したり、1400万円以上つかってのほとんどバケーションともいえるガラパゴス諸島見物などなど、公費の私物化もはなはだしい。
東京都民は、こういう人間を仮にもリーダーとして持つことに恥ずかしさや怒りを感じないのだろうか?普通に考えれば、こんな人が再選されるなど考えられないはずだ。柳澤厚生労働大臣の暴言のときもそうだが、やはり国民自体がこういう暴言や差別感覚に鈍感になってしまっていて、自分の目先の日常生活には関係がないと無関心に切り捨ててしまっている人が多すぎるのだろうか。
だから、石原都知事の「再選を防ぐため」に投票場に足を運ぶこともしないし、別に誰が知事になったところでそれほど生活に変化はないとたかをくくっているのかもしれない。
無関心でいることは、とても怖いことだと思う。こういう知事を持つことの災難が我が身の上に降りかかってきてから気付いても、もうそのときには、がん細胞の如く都政の破壊は進んでもう手遅れだと思うのだが。。。
国外に住んでいて、日本の新聞やテレビに接することはほとんどないので断言はできないのだけれど、恐らくマスコミによる問題定義も十分ではないのだろうなと思う。いたずらに危機感をあおれ、というわけではないけれど、都民、国民にきちんと問題の本質を伝え、世論を形成する役割を果たしているのかははなはだ疑問だ。
都民の無関心さによる石原都知事再選を目のあたりにして、今度は同様に、安部総理を筆頭とする右翼的政治家たちによって、憲法9条が、「なんとなく」なし崩し的に改定されていってしまうことをとても恐ろしく感じている。
http://blog.goo.ne.jp/kuniphoto/e/25a0062857ff6ed8b7c85ac923b38c71
日本国民も、堕ちるところまで堕ちないともう再生できないのかなあ。。。
良い!と都政を任せられる候補が居ないというのが現実だったような気がします。誰も似たり寄ったりで当選しても青島さんの二の舞になってしまうのじゃないかと半ば諦めのムードというか。
そうなると結局誰に投票しても.....という気持ちになっちゃうのかもしれないです
彼を当選させない!じゃ誰に?居ない。じゃ投票行くのもね、という。
海外を見て日本を見ると、いろんな事に「…?」を持ちますね。特に東京は世界でも異常な町だと思いました。右翼的政治家により日本も今まで以上にアメリカ主義になっていくのが怖いです。
話が全然変わってしまい申し訳ないのですが、今統一地方選挙の最中です。「無所属」という肩書きで出馬している方に対しても「…?」と思いました。
勉強をし、正しい票を投じていきたいです。
率直に言って私は恥ずかしかったです。石原知事だけは
イヤでした。次は出馬しないのだから、ご勇退になってしまいます。でも、都庁職員でも、石原知事を支持する人は
多いのです。強いリーダーという側面が評価されているのですね。
それに加えて、選挙はキレイ事ではありません。個人的には
事務局長の佐々氏がウマかったなーと思いました。
このブログは邦さんのモノなので、何を発言するのも自由だと思います。
同時にブログは不特定多数の人が見る場ですから
邦さんと違う意見が出てくるのも仕方ないですね。
私自身もブログを持っていますが、違う意見があるのが
またいいのではと思います。
オリンピックの開催を願っている都民が多かったとも思えないのですが・・そういえばシカゴも候補地に名乗りをあげましたね(笑)
「国連憲章なんて、まともに信じているばかいませんよ」「おまえらバカかって。三宅島っていうのは本当にまとまりのない島だ」「(武器輸出三原則は)バカなルール」「武器を売るほうがいろんな安全保障になる」これはただの揚げ足取りです。写真は撮れても都知事選に投票できないのは事実です。そこまで日本の心配をしているの石原に言ってみてはどうですか?しかも自分の世界だけのブログでわざわざ意見することでもないです。あなたのブログだからって賛同する人ばかりの仲良しクラブじゃないんですよ。
日本国内でも、いったん生まれ育った県を離れて投票できなくなると、その県がどうなろうがもう関係ないし、何の意見も言うべきでないと考える方が多いんでしょうか。そうだとしたら、私は残念なことだと思います。
最後に、「投票したい人がいないからしない」というのは、もちろん自由ではあります。正直言って、「この人にぜひ投票したい」と思うような政治家が自分の選挙区に現れることは、滅多にありません。が、「本当はもっと優れた人材が欲しいけれど見つからない。今いる候補者の中から最適な人物を選び、みんなで最善を尽くしていかなければならない」という状況は、例えば企業などでもあると思います。私は、選挙はそういう判断が市民に任されている機会と考えています。
石原と言うとんでもない小心・右翼政治家を選んでしまった東京都民の政治的成熟度の低さは、海外から観察したほうが良く解るのではと思いますよ。少なくとも海外で、たとえアメリカと言えども、石原の放言・暴言を許す程の低民度の国・人々・メディアを探すことは困難でしょう。