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HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

あの種目がリオデジャネイロ五輪で戻ってくるかもしれないという噂

2011-12-18 21:58:32 | bike
キャメロン・マイヤーとリーハワードのペアが、オーストラリアのマディソン選手権で優勝。

2位はW杯アスタナ大会の金メダリスト、22歳のグレン・オシェイと17歳のアレックス・エドモンドソン。3位は6日間レースペア、スイスの英雄フランコ・マルヴリとドイツのウェーブ職人、マルセル・バース。

【リザルト】
1 Leigh Howard (Aus) & Cameron Meyer (Aus) 20 pts

(↓1周回遅れ)
2 Glenn O'shea (Aus) & Alexander Edmondson (Aus) 21 pts
3 Marvulli (Swi) & Marcello Barth (Ger) 2 pts

(↓2周回遅れ)
4 Jackson Law (Aus) & Caleb Ewan (Aus) 20 pts
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このレースには、非情の逸話が二つある。私はスポーツにおける容赦のなさが好きだ。裏を返せば、対戦相手への敬意なワケだし。まあ、時に大人げないパターンもあるけれど…。

その1。マイヤー - ハワード組は、オシェイの相棒、17歳のエドモンドソンを無慈悲に徹底マークし、潰したあとににラップを決めた。17歳のレース後のコメントが泣ける。

「勝負の世界だから。ここに友達を作りに来ている訳じゃないしね。彼らの方が強かったということ。オシェイには感謝している。最高のパートナーだよ」

いい選手になるよー、きっと(忍泣)。

その2。レース直後は、ジュニアペアのカレブ・ユアン(オムニアム ジュニア世界チャンピオン) - ジャクソン・ロウ(マディソン ジュニア世界チャンピオン)が銅メダルのコールだった。

そこへスイス・ドイツ連合軍が抗議。ジュニアペアは、ロウがメカトラ中に1ラップ失っているのではないか、と。審議の結果、抗議は認められ、3位と4位が入れ替わった。

裁定は非常に難しかったようだ。意見真っ二つだったみたい。

スイス・ドイツ連合軍もえげつないよねぇ。だって、これはオーストラリアのナショナル選だし。欧州組は、暖かい豪州でトレーニング中、調整の一環でレースに出場したのだろうし。更に相手はジュニア(苦笑)。

でもこれがルールだから。抗議して当然。流石、6日間レースの百戦錬磨としか言いようがない。よそ様のナショナル選に参加しての本気っぷりがある意味微笑ましい。

この裁定についてのマイヤー兄のコメント。

「自分のラップに集中していたので分からない。コミッセールって大変だよね」←大人の発言な上、超ひとごとw


ポディウムw


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2000年、マディソンが初めてオリンピック種目になった。11歳のリー・ハワードは、スコット・マグローリー - ブレット・エイトケンの豪州ペアがシドニーで優勝するのをテレビで見た。オリンピックの金メダリストになる夢を持つ。

ロンドン五輪トラックの中長距離種目が、団体追い抜きとオムニアムのみとなった今、ハワードのロンドンへのモチベーションは、ロードに移行しつつある。

だがここで、噂の段階ながらも朗報が。

リオデジャネイロ五輪でマディソンが復活するのではないかという噂が。

「オグレディのようになりたい。トラックに戻ってきて、若い選手相手に出場権争いをするんだ。(※ オグレディとブラウンはアテネ五輪のマディソン金メダリスト)この噂の真偽の程は僕には分からないけど、4、5年後にマディソンで金メダルを獲ることが出来るチャンスがあるかもしれないと思うと、リーと僕は凄く興奮したんだ」(マイヤー兄)

噂・噂・噂なんだけど、朗報だよね。ロードに移行し尽くして、トラックで五輪金メダルを獲ることに興味を失ってるかもしれない。トラックに力を入れている若い選手にはもう敵わないかもしれない。それでも選択肢があることはいいことだ。

まずは世界選マディソンのハットトリック(三連覇)を是非とも叶えてもらいたいなぁ。


Cameron Meyer (L) & Leigh Howard
なんだかハワードがやけに成長したような…。いぬたろうはマイヤーが痩せたのだと。
後輩を山で引き摺り回して得意にになってたから、それもアリか。


Cycling Australia: World champions Meyer and Howard claim Australian Madison crown
The Age: Madison too good to give up
Ninemsn: Cycling juniors miss out on bronze
Cycling Australia Madison National Championship: World champions Meyer and Howard claim Australian Madison crown

(photos: Cycling Australiaより)

グリーンエッジのファンクラブに申し込んでみた

2011-12-17 23:50:57 | bike
グリーンエッジのファンクラブ(Membership Packages)には、4つのコースがある。

松竹梅は下へ行く方が松(苦笑)。あー、梅が高いところもあるか。ややこしくなるので、下へ行くほどゴ~ジャス。オーストラリア以外は+送料。

GREEN TEAM Membership
Tシャツ、サイクリング帽、リストバンド、ボトル、ステッカー、サコッシュがもらえる。
あと、グッズを買う時の割引と会員用メルマガ。
これが基本パッケージ。
70オーストラリアドル

DOMESTIQUE Membership
基本パッケージ+レプリカジャージ&ポディウム帽
AUD $135.45

PELOTON Membership
基本パッケージ+レプリカジャージ、ビブショーツ、グローブ、ポディウム帽、バッグ、ポロシャツ(ボトルは2本に)
トレーニングセッションに参加できる。
AUD $450.00

PODIUM Membership
基本パッケージ+レプリカジャージ、ビブショーツ、グローブ、ポディウム帽、バッグ、ポロシャツ(ボトルは2本に)
1日チーム体験に参加できる。
AUD $900.00

GreenEDGE Cycling Team Official Membership Site

コースの名前が、“アシスト”とか“プロトン”とか、その他大勢っぽいのはわざとなのだろうか。“ポディウム”は値段が値段だし。

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配達されるのは1月後半とのこと。ジャージの発表がTDUだからそんな感じか。私としては1月のある日までに届いてもらわないと、使うシーンがないかもしれないが、思い切って申し込んでみた。

(photo by kumataro @コペンハーゲン。いぬたろうに応援ボードを持たせてグリーンエッジのバスと戯れたの巻)

イギリス団体追い抜きチーム、地獄のブートキャンプ

2011-12-16 23:59:15 | bike
GBアカデミー(英国U23)名物のブートキャンプ。その中で忘れられないのが、3時間ノンストップでトラックを走り続けるというもの。これはトレーニングではなく、遅刻や悪い態度に対する所謂“お仕置き”だ。ハードだよなぁ。固定ギアだから、足は止められないもの(参考: GB虎の穴 ≪マンチェスター編≫ 2009-10-09)。

ガーディアン紙が、英国の団体追い抜きチームのブートキャンプを取材している。育成選手をしごき上げるものではないが、独特のトレーニングを行っている。これが中々興味深い。

the guardian: Behind the scenes of British cycling's Olympic boot camp
the guardian: Team GB track cycling pursuit team boot camp – in pictures

【エド・クランシーのブートキャンプ ~地獄の1日~】←典型的な1日
6時30分…起床
朝食…おかゆ、スクランブルエッグ、シリアル、コーヒー

7時45分…バンクへ
モーターペーサーによるエンデュランスのインターバルトレーニング。1ブロックは20分、5分の休憩、の繰り返し。

9時45分…バンクを離れる

10時…マッサージ。理学療法士による体の柔軟や痛んでる部分の対処。チームドクターのチェック。取材。テレビゲーム。

12時…ランチ
ライスとキヌアのサラダ(チキン、ハム、トウモロコシ)ヘルシーで高カロリーに重点
スナック(日中)は手作りライスケーキ、エナジーバー、ジェル、ブロッコリージュース

14時…バンクへ
ウォームアップ、5000m団抜き

17時…バンクを離れる

17時30分~18時…ストレッチ
理学療法士の監督の下、ポールを使用して大腿四頭筋と柔軟を念入りに

19時…ホテルへ帰る
夕飯はチキン、パスタ、マッシュサツマイモ、リゾット、クスクス

21時…休憩そして睡眠

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ガーディアン紙が取材した日のロンドン五輪団体追い抜き候補のメンバーは…

ベン・スイフト
エド・クランシー
アンディ・テナント
ピーター・ケノー
サム・ハリソン
スティーヴン・バーク

の6名。

通常のトレーニングとして…

アンディ・フェン
イアン・スタナード

の2名も参加。計8名でのトレーニングセッション。


チームGB、団体追い抜き出走前@2009年トラック世界選
(L→R) スティーヴン・バーク、エド・クランシー、ピーター・ケノー、ジョナサン・ベリス
この中から3名が今回のブートキャンプに参加(photo by kumataro)


+++

バンクトレーニングについて。

午前中は純粋なエンデュランス・トレーニング、基礎練習。それからマッサージ、ランチ、ベロドロームにある部屋で休息。

午後はスピード練習。世界記録は3:53.314。ロンドン五輪では3分50秒近くになることが予想される。コンマ1秒のための大きな努力が必要。

モーターペーサー・トレーニングではこれでもかと引き摺り回される(苦笑)。5kmのフライング団抜きも想像すると恐ろしい。

  • まずは1周ごとに8名で先頭交代。
  • モーターペーサーは52~58km/h。
  • ペア(2名)になって追い抜き競争。他のペアをキャッチし、ペーサーからラップを奪う。
  • 4人1組の団抜きはフライング5km。
  • テーマは“リカバリーさせないほどのインターバル・トレーニング”
  • ある選手がペーサー担当のコーチ、ダン・ハントにオートバイのペース配分について尋ねたら「お前が辛そうになるの待って、更にスピードを上げるのさ」と(鬼)。

    イギリスにとって団抜きは重要な種目。現在の世界記録3:53.314はイギリスが北京五輪で出した。五輪で唯一の中長距離種目になってしまったし(オムニアムもあるけど、これは結構宝くじ的)。

    コーチによると、ロンドン五輪の団抜きは“4頭立てのレース”になるという(イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、ロシア)。北京では大差をつけての圧勝だったが、ロンドンでは僅差が予想される。

    トレーニングのフライング5km団抜きのテーマが恐ろしい。そして、もはや意味不明(苦笑)。

    「団抜きを登りのように走れ、しかも速く」

    ……。

    通常の団抜きより長い距離で、大きいギアを回し、時速70キロに近づくため、脚に大きな負担がかかる。まるで高強度のウエイトトレーニング。大ギアは筋肉に損傷を与え、怪我の原因となるので、体の柔軟性が重要。

    +++

    選手の食事について。

    1日7000キロカロリーが必要。私なら3食カツカレーにしますが。おやつもカツカレー(やめろよ…)。

    カツカレーはよくないので、皆さんはこんなものを食べています。

  • バスマティ米(インド原産の高級米)
  • キヌア(タンパク質と不飽和脂肪を多く含み、糖質が少ない雑穀)。
  • トウモロコシ
  • チキン
  • ハム
  • すりつぶしたブロッコリーのジュース(“緑のクソ”と呼ばれている…)
  • ロードトレーニングのためのライスケーキ

    +++

    ブートキャンプの目的の一つはチームワーク。助け合い、力を合わせ物事を乗り切る。良きにつけ悪しきにつけ、お互いのことをよく知っていないと団結は生まれない。

    +++

    「本当にくたくだだよ。両腕が痛い。体中が痛い。週末に体は回復しようとするが、トラックによって強烈にボコボコにされている。効いてるよ。家に帰っても、6時に起きてトレーニングに行こうとするが、目覚まし時計のアラームを止めるのが精一杯だ。精神的にも肉体的にもハードだ。でも簡単なことなら、誰だってやれる。今やらないでいつやるんだ」(ピーター・ケノー)

  • 世界選U23銅メダリストは石畳を目指す

    2011-12-14 19:12:45 | bike
    ロード世界選U23RRのスタート直前。

    フェンスの前で号砲を待ち構えていたら、隣の女性が「旗を広げてもいいですか?」と尋ねるので「ええ、どうぞどうぞ~」と言いつつ、その旗を見たら、マン島の旗だった。

    「マーク・クリスチャン(←マン島出身)は才能ある選手ですよねー」と、アジア人なのによく知ってるだろ、とばかりに自慢げに話しかけたら、「ルーク・ロウ(←ウェールズ人)が強いのよ」と言われた。「ああ、彼がエースですよね」と返したが、意外な展開だった。

    わざわざマン島の旗持参で応援しているので、クリスチャンの家族か知り合いかと思ったら、そうではないのかな。尤も、エリートの日もマン島の旗は多かったけど。

    「あなたはどこから来たの?」と、その女性が私の持っているオーストラリア応援ボードを覗き込んだ。

    「えーっとですね。私は日本人ですが、U23には日本人は出場していません。これはオーストラリアです。何故ならば、彼らはサムタイムス日本に来てレースをすることのあるよ」←いい加減な上、しどろもどろ

    「なるほどね~!!」と力強く納得された。

    結果はフランスのワンツー。オーストラリアは沈み、イギリスはクリスチャンでもロウでもなく、アンディ・フェンが銅メダルを獲得した。

    +++

    予想外…でもないだろう。フェンは強い。

    トラックはなんでもこなす。タイムアタックもマスドレースも。ジュニア時代は破格の強さを見せるも、欧州選やナショナル選での活躍が多い。

    2008年、ジュニアのパリ~ルーベ優勝。2010年の英国ロードU23チャンピオン。イングランドのハートフォードシャー州出身だが、昨年のコモンウェルスゲームには、母の故郷であるスコットランドから出場。

    今年はアンポストに所属。そして来年からは、オメガファルマ・クイックステップ。エンデュラ・レーシングに決まりかけていたが、プロツアーチームから誘われた。

    多才だが、目指すところは石畳系スプリンターみたい。なので、クイックステップは、願ってもない最高の修業の場だろう。Velonationのインタヴューからは、とても真面目なお人柄が窺われる。世界選のポディウムの後、サインをお願いした時も、ナイスガイだった。怖いのか、私の眼は見ようとしなかったが(哀)。

    Velonationの最後の質問が笑える。

    VN: 「ニコ・エイカウト(Nico Eeckhout)の永遠の日焼けなんだけど、彼んちには日焼けマシーンがあるのかな?」
    AF: 「ホントだ。年中だよね。でもそんなこと尋ねたことないよ~」

    確かに顔黒い。。。 日サロ、顔パスかも。


    見るからに真面目そうなフェン


    表彰式は真横から見た。何度「オヤジ、じゃま!」「おねーさん、じゃま!」とぶつくさ言ったことか(苦笑)


    正面から見ると、こんな感じだったのですね。。。(photo: zimbioより)


    Wikipedia: Andrew Fenn
    Velonation: Andy Fenn Interview: Big opportunity beckons with Omega Pharma – Quick Step
    Velo UK: TalkingShop: From Welwyn Track League to World Tour – Andy Fenn

    (photos: [上・中] by kumataro@コペンハーゲン、[下] zimbioより)

    カイ・ルース、蘭トラックナショナル選の予選に参戦

    2011-12-12 19:04:57 | bike
    オランダのトラックナショナル選(12月27日~30日)の公式サイトを見たら元ラボバンクのカイ・ルースの名前が。「おや、参戦するのかな?」と思ったら、こんな経緯だった。

    NK Baanwielrennen: Nieuws: Kai Reus snel tijdens kwalificatie NK baanwielrennen 2011

    オランダのトラックナショナル選の個人追い抜きに出場するには、基準タイムをクリアしていなければならないらしい。流石、層が厚い。その予選会が12月3日に行われた。

    ルースは子供の頃はトラックをやっていただろうけど、近年は大会に出場することはなかっただろうし。

    ≪基準タイム≫
    エリート&U23男子(4km)…4分47秒
    ジュニア男子…(3km)…3分36秒

    ルースは無事通過。トラック・スプリンターのヨンディ・シュミットは4秒オーバーでクリアならず。って、何故、短距離選手なのに個抜き…(苦笑)。

    ルースは来季、アメリカのチーム、ユナイテッド・ヘルスケアで走るとのこと。

    オランダトラックナショナル選公式サイト

    ナショナル選のプロモーションビデオ。使ってる映像は今年の世界選。スパイドラマ風でカッコいい。

    NK baan promofilm


    グリーンエッジ初レースはグリーンエッジ vs グリーンエッジ

    2011-12-12 18:06:07 | bike
    グリーンエッジの初レースはジェイコ・ベイ・クラシック(2012年1月1日~4日)。なんと2チーム稼働する。

    ≪グリーンエッジ≫←Aチーム
    ミッチェル・ドッカー
    マシュー・ゴス
    リー・ハワード
    ロビー・マキュアン
    ウェズリー・サルツバージャー

    ≪ミッチェルトン・ワイナリー ロウ・ファーム≫←特攻野郎Bチーム(※ 豪州の有名ワインがスポンサー)
    バーデン・クック
    アラン・デイヴィス
    ルーク・ダーブリッジ
    マイケル・ヘップバーン
    パトリック・レーン(※ ジェイコAISの選手。昨年のTOJに参戦)

    選手兼コーチのマキュアンの構想は、サルツバージャーはスーパー・アシスト(←物は言い様)、ドッカーは機関車(発射台)、ゴスとハワードは状況に応じてスプリンターとして使う。いろいろ、パターンを試してみるようだ。

    ゴスはベイクラシックのディフェンディング・チャンピオン、ハワードは地元も地元のジーロング、チーム内の火花も楽しみ。当然、Bチームも黙っちゃいないだろうし。TDUのため乗り込んできている、欧州チームのうるさいのが沢山いるし。ローカルチームもモチベーション高いだろうし。

    今年は定点カメラのライブストリーミングがあった。レース自体は高速クリテなんだけど、観客はビーチサイドでのんびり寛いでいたりして、のどかな感じだった。来年はちょっと変わってくるかも。

    Cycling Central: Firing on two cylinders
    CN: GreenEdge versus GreenEdge at Jayco Bay Cycle Classic
    Jayco Bay Cycling Classic 2012 公式サイト

    グリーンエッジのチームカー、大公開!?

    2011-12-08 21:41:20 | bike
    ロード世界選のタイムトライアルの会場で、グリーンエッジの車を見掛けた。



    バスか。。。 これはスバルじゃなくて、い○ゞ自動車?(違)

    ちゃんとチームカーもある。



    ただ、私には車のメーカーとか車種は分からない。消防車やトラックやタンクローリーじゃないことは分かるが…(←そっちの車種)。

    Greenedge Cycling: GreenEDGE Joins Forces with Subaru

    (photos by kumatato @コペンハーゲン)

    負けず嫌いよ永遠に

    2011-12-07 21:46:55 | bike
    先日、見た三つ子の魂何とやらなニュース。

    livedoorニュース: 積年の恨みを込め“トライ”元選手大げんか

    アメフトのレジェンドをお祝いするセレモニーで、元選手の73歳が乱闘。花束を渡そうとしたら拒否って杖で殴りかかり、相手も負けじと反撃。二人は48年前の試合での乱闘以来の犬猿の仲。

    じいちゃん達の熱き魂に、心がほっこりしました(ウソです)。

    まるで、ボクシング@記者会見で乱闘。どんだけ大人げないんだ(苦笑)。

    +++

    1982年、トラック世界選で死闘を繰り広げた中野浩一とゴードン・シングルトン。世界の中野はこの年6連覇目。2008年トラック世界選(マンチェスター)で再会した二人だが、シングルトンは当時の遺恨をまだ引き摺っていたのだとか。

    +++

    こういった話を聞く度に、負けず嫌いも才能の内なんだなぁと、感心するやら、ちょっと笑っちゃうやら。

    天才パーシューター19歳で引退

    2011-12-06 21:57:25 | bike
    もったいない。

    ただただ、もったいない。

    2010コモンウェルスゲーム団体追い抜き金メダリスト、ジュニアの個人追い抜き(3km)世界記録保持者(3:13.958)のデール・パーカーが引退を発表した。まだ19歳。今シーズンはトレック・リヴストロングに所属していた。

    FaceBookには本人のお別れのコメント。

    「さようなら、自転車競技の世界。僕に素晴らしい思い出や、友情を授けてくれてありがとう。永遠の宝だよ! 人生の新しい扉を開きます。自転車競技で頑張ったように、真剣に取り組めばきっとうまくいくと思っています」

    Cycling Australis: Dale Parker プロフィール

    1年前、飲酒運転で交通事故を起こした。やんちゃなところもあったが、普通に子供っぽい、お母さんっ子だった。

    残念。本当に残念。というのも、実は私の育成枠3名のひとりだった。これからも元気で頑張って。悪さはほどほどにね(笑)。


    2010 コモンウェルスゲーム、団抜きオーストラリアチームの面々。
    L→R: フレイバーグ、パーカー、ヘップバーン、ボブリッジ、マイヤー兄
    フレイバーグは予選のみ、マイヤーは決勝のみ走ったので5人
    決勝はニュージーランドをキャッチしての3:55.476


    (photo: Yahoo! Sportsより)

    嗚呼、クラッシュ。。。

    2011-12-06 12:40:35 | bike
    トラックW杯第2戦カリ大会は落車が多かった…。涙目。

    【男子団体追い抜き金銀決定戦のオーストラリア vs ニュージーランド】
    3周目でオーストラリアのミッチェル・マルハーン(Mitchell Mulhern)が前の選手とハスって落車。仕切り直しがあるのかと思いきや、ルールは次のようになっている。

    21. 順位決定戦中の事故
    (1)最初の半周中にチームが事故に遭った場合:
    競技は停止し,再スタートしなければならない.そのチームが再スタート後にさらに(認められる事故であろうとなかろうと)事故に遭った場合,失格となる.
    (2)最初の半周以降にチームが事故に遭った場合:
    認められる事故である場合も認められない場合も,事故は考慮されない.当該チームに3名の競
    技者がトラックに残っている場合は競技を続行しなければならない.さもなければ停止しなければならず,そのチームは準決勝,第1回戦においては最下位とし,決勝においては敗者となる.
    財団法人 日本自転車競技連盟: 競技規則集 2011より)←PDF

    ≪ビデオ: 男子団体追い抜き1・2位決定戦≫
    Cycling Central: Australia crash out in Team Pursuit

    マルハーン以外はマイヨ・アルカンシェル。世界選優勝のメンバーだ。ナショナルチームジャージ姿のマルハーンがDNFの原因になったことがちょっと気の毒だった。

    【男子ケイリン決勝】
    ケイリン決勝はペルヴィス(168-フランス)、レヴィ(174-ドイツ)、ムルダー(226-オランダ)、クチンスキー(247-ポーランド)、カネロン(292-ベネズエラ)、アワン(297-マレーシア・YSDトラックチーム)。

    ムルダーのホルダーはドイツ人のレネ・ウォルフ。ペルヴィスのホルダーはフロリアン・ルソー。国際競輪炸裂(笑)。

    ペーサーについているカメラからの映像が迫力満点。

    UCI TRACK CYCLING WORLD CUP - CALI 2011, KEIRIN GOLD MEDAL AND BIG CRASH



    激しいクラッシュ。ムルダーとクチンスキーが内でもつれて、そこにアワンが避け切れず突っ込む。ムルダーとアワンはちゃんとフィニッシュし、着順がついている。クチンスキーはDNFだが、映像では憮然としつつも、しっかり歩いてて大丈夫そうだ。いつも思うけど、皆さん、強靭な肉体をしておられます。。。

    Tissot: トラックワールドカップ第2戦カリ大会 スタートリスト&リザルト

    ケイリンはレヴィの優勝。ドイツの短距離勢、強かった~。チームスプリント予選ではワールドレコード(42.914)。北京五輪でイギリスが出した42.950を破った。スプリントの表彰台もドイツ人独占。