HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

リー・ハワードにオタクな質問をした

2009-05-25 17:55:17 | bike
今年のツアー・オブ・ジャパンは富士山、伊豆、東京の3ステージを現地観戦。

観戦のモチベーションを高めるため、今回己に課したミッションは「リー・ハワードにトラック世界選の写真をプレゼントし、サインを貰うこと。あと、6日間レースについても、聞いてみたい」。

運よく、富士山ステージの表彰式の後、リザルトの掲示板を見ていたハワードを捕まえ、

「すみません。この写真にサインをください。私はポーランドのトラック世界選を観に行った。そしてこれらの写真を私が撮った。これらの写真はあなたへのプレゼントだ」

と、相変わらず、文語調な上に、一方的に言い放った(←会話の壁打ち状態orz)。しかし、意外に世界選の自分の写真は持っていないのか、社交辞令か、真剣に写真に見入って喜んでくれた。

「マシュー・ギルモアはあなたのコーチなのか?」と聞いたら(←恐ろしいオタク質問)、「そうだ」と。

マシュー・ギルモアは6日間レースのスターで、イリョー・ケイセの相棒だった。引退後はオーストラリアのコーチをやっていることは知っていたが、世界選でハワードと抱き合っていた男は、あまりにも恰幅が良すぎて、ギルモアだという自信がなかったのだ。現役時代の飢餓感が今も尚続いているのだろうか…(参考画像: ギルモア[右から2人目]の現役時代@トラック世界選2005)。

「来シーズンも6日間レースをやるのか?」と聞いたら、

「ええ、自分はそのつもりでいます。今回一緒に来ているグレン・オシェイと組んで。でも、僕の一存では決められないことなので、まだどうなるか分からないのですが…」

ということだった。

ポディウム待ちの時は、あくび連発(苦笑)。唇も荒れて、疲れているようだった。そりゃ、地獄の富士山TTの直後でもあるし。礼を言って、お別れした。ふと、握手もしてもらえばよかったかなー、と手元を見たら、両手に米と水をぶら下げていた(←賞品)。

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TOJ東京ステージのカンガルートレインの仕事は凄まじかった。

ハワードの番手を他チームにとられないように、マイケル・マシューズがハワードの後ろについていた。完璧なチームワーク。いいもん観せてもらった。

エリートのレースでの勝利は、アンダーと比べても格別な喜びだったそうだ。

チームAISは今日(月曜日)イタリアに飛び(※ AISのベースキャンプはイタリアのヴァレーゼ)、二つの1dayレースをこなし、U23のステージレースInternationale Thüringen-Rundfahrt U23(6月7日~13日@ドイツ)に参戦する。この勢いを持ち込んで頑張って!!

Cycling Australia: Howard adds a fifth win to Australia's haul in Tour of Japan


Thanks so much for everything, Leigh Howard!! @ Mount Fuji


(photo by kumataro)

時差ボケ状態

2009-05-25 02:20:54 | bike
現地観戦から家に帰って、録画したメトロポリタンTVのTOJを観て(←また観てるしー)、19時過ぎごろ、眠かったので「少し寝て、夕飯食べて、ジロを観よう…」と思って、ベッドにもぐりこんだら、1時半だったorz

このまま、朝まで寝ようかと思ったが、上まつ毛と下まつ毛が、マスカラで密着状態になっており、「メイク落とさないで寝たら、失明するかもしれん」と恐怖を感じ、シャワーを浴びで、ジロのリザルトを確認したら、ミラーがDNFしていた。。。 まあ、予定通りだからしかたがない。

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寝ます。。。

チームAIS、4勝目@TOJ

2009-05-24 06:58:08 | bike
「カザフ人(フォフォノフ)は強いけど、ちょっとアニマルだったよ」

というのが、ツアー・オブ・ジャパン伊豆ステージ勝者のジャック・ボブリッジのレース後のコメント。“アニマル”って…。いい意味ではないよね(苦笑)。

Cycling Australia: 'Jack Flash' strikes again in Japan

フォフォノフは残り2周回でボブリッジを何度か突き放そうとしたが(※ ボブリッジはスプリント力がある)、結局フィニッシュまで二人旅となってしまった。

ボブリッジはガーミンでもいい働きが出来るかもしれないな。

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日焼けが痛いです…。日焼け止めを塗っても、汗で流れてしまうのだ。つーか、ジーパンの上からもじりじりと日光が沁みるぐらい。

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今日はTOJ最終ステージの東京。お天気が気になるけど、日焼け冷ましに雨に打たれてきますか!?


Jack Bobridge(左)&Dmitriy Fofonov@TOJ2009 伊豆ステージ


(photo by kumataro)

テオ・ボス、リーダージャージ@オリンピアズツアー

2009-05-20 20:59:46 | bike
オランダ若手の登竜門ステージレース、オリンピアズツアー(5/19~5/24)の初日はチームTT。

ラボバンク・コンチネンタルチームがステージ優勝し、先頭で入線したテオ・ボスがリーダージャージに袖を通す。これは戦略ではなく、スプリンター故鬼引きしたボスが、たまたま最初にゴールラインを越えたからだとか。距離は8.3km。8人で割れば約1km。テオ様の得意距離だ。

telegraaf.nl: Theo Bos: Ploeggenoten sterker
CN: Olympia's Tour - 2.2 Netherlands, May 19-24, 2009 Prologue - May 19: Amsterdam (TTT), 8.3km

(photo: Cor Vosより。コースに陸上トラックを使っている。結構違和感w)

エストニアの闘犬、健在

2009-05-20 18:56:46 | bike
エストニアの闘犬、ヤン・キルシプーがアイルランドのレースFBD Insurance Rásでステージ優勝。

HLN Wielrennen: Jaan Kirsipuu wint derde rit in Ierland
CN: 57th FBD Insurance Rás - 2.2 Ireland, May 18-25, 2009 Stage 3 - May 19: Cobh – Cahirciveen, 189 km

アップ写真だと、さすがに「しわ、増えたな~」って感じだけど、全体は昔と変わらずぱっつんぱっつんで「変わってないね~」と。で、常にエストニアチャンピオンなんで、いつも似たようなジャージ(笑)。

チームAIS、3勝目@TOJ

2009-05-20 17:47:47 | bike
チームAISのジャック・ボブリッジがツアー・オブ・ジャパン南信州ステージ優勝。

  • A-スタイルのパルディーヤと2人逃げ → 登りで遅れる → 下りで戻ってくる → 追撃のフォフォノフとクバシナが合流 → 4人のゴールスプリントへ

    ボブリッジ、よくスプリントの力が残ってたわ。1回遅れたのに。

    ボブリッジは今シーズン後半戦より、スタジエール(見習い)としてガーミンスリップストリーム入り。このステージ優勝は、いい手土産になるよね。

    +++

    南信州ステージはライヴストリーミングでながら観戦。

    スタート地点にはカメラがないとかで、昨年の映像が流れ(お、ウェズリー!!)、レース映像は定点カメラによるもの。いつも観ているオートバイカメラの映像とは全く違うし、落し物のお知らせをはさんだりして(苦笑)むっちゃユルい感じなのに、熱く応援する観客、白熱したレース、見応えがありました。

    滑舌よし、知識豊富、メリハリありのガラパさん@美声の実況も素晴らしかった。トラックやシクロクロスの実況も上手い。勉強家だなぁといつも思う。

    +++

    “ミラノショー”をきっかけに、ジロを真剣に見る気がしなくなった。選手達の主張は理解するが、とても傲慢だ。プロの自転車選手がレースを放棄するとは…。2007年のTdFではシャンゼリゼのアンチドーピングデモ(※ フィニッシュラインの1m手前で止まる)が選手間で検討されたが、プロ選手はレースをすることが本分だとして行われなかった。

    遠くから観戦に訪れてがっかりしたお客さんもいたのでは。私も観戦旅行をトラック世界選かジロか迷った口なので、人ごとではない気分だ。

    今日のTOJの南信州ステージには大物選手も長者番付選手もいないけれど、温かい観客、路上のチョークメッセージ、真剣勝負、見応えのあるレースだった。


    Jack Bobridge(中央)@2009年トラック世界選団体追い抜き
    右は堺&美濃ステージ優勝のリー・ハワード


    (photo by inutaro)

  • 二転三転、グレン・オシェイの来日に気づく

    2009-05-18 12:27:58 | bike
    チームAISのグレン・オシェイがツアー・オブ・ジャパンのスタートリストに入っていなかってので、心底がっかりした私だったが、公式サイトの文字ライヴ(堺ステージ)をさっき復習して吃驚仰天。

    05/17 - 12:45ポイント周回1位はAUSのグレン・オーシア
    8周目(残り30周)で行われたポイント周回1位はグレン・オーシア(チームAIS)。2位は宮澤崇史(アミーカチプス・クナウフ)。


    ええっ!!!!!?????

    スタートリストをよくよく見ると何故かゼッケン5番が抜け番になっていて、写真の面子は6人。。。

    ツアー・オブ・ジャパン公式サイト: TEAM AIS | チームAIS

    5番だったのー? ああー、よかったー(嬉泣)。

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    堺ステージ優勝のリー・ハワードは、山岳は苦手だったんだ。考えれば、オムニアムの世界チャンピオンってことは、短距離系もそこそこ得意とする訳だし、団体追い抜きは、スタート直後の先頭を任されており、ダッシュ力があるタイプ。登れなさそうだよねぇ(苦笑)。

    +++

    今、奈良ステージの文字ライヴを見てるんだけど、ハワードはリーダージャージを失いそうだ。

    追記: 奈良ステージはワン・カンポー優勝。二日連続トラックのマイヨアルカンシェルを持ってる選手だ(※ ワン・カンポーは2007年のスクラッチ世界チャンピオン)。


    2009年トラック世界選 団体追い抜き オーストラリア(銀メダル)
    (L→R)キャメロン・メイヤー(昨年のTOJ総合優勝)、ローハン・デニス、
    ジャック・ボブリッジ(2009年TOJ組)、リー・ハワード(2009年TOJ組)
    内側のスターティングマシンから出走のハワードは、走り出しが先頭となる


    (photo by kumataro)