HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

やっぱりオーストラリア人は負けず嫌い

2011-06-16 21:23:24 | bike
ロンドンで行われたナイトクリテの際に行われたテレグラフによるリー・ハワードのインタヴュー。面白かったので抜粋。

Telegraph: Leigh Howard: Q&A

【ハワード少年の初ロードレース】
何歳かは覚えていないそうだ。でも、初勝利は9歳の時、トラックのエリミネーションレースと以前話していたので、その前後か?

ゴールまで2、3キロ。勝利目前だった。しかし、オグレディかバクステットのサイン入りのクレディアグリコルのボトルを落としてしまう。それを拾いに行って、結果3位。

子供らしいわ~。可愛い!! “残り2、3キロでボトルをドロップ”という文字がまず目に入ったので、「こいつ…、初レースなのに軽くするためにボトルを捨てたんかい!?」と勘違いした。

まあ、サイン入りなら使わないで飾っとけ!っちゅう話もあるが(苦笑)。

【ヒーローとレジェンド】
テレグラフ(以下 T): 君のスポーツ・ヒーローは?
ハワード(以下 H): マニュス・バクステットだった。何でだか分からない。でも彼のレースを観るのが大好きだったんだ。
T: じゃあエディ(・メルクス)とかファウスト(・コッピ)は?
H: ファウストって誰?

ああ、ハワード!! まあ3年前のカヴもフレディ・マルテンスを知らなかったし、世代的にそんなもんよね。

でもコッピだよ~~~。

【もし自転車選手になっていなかったら?】
木を使って設計したり組み立てることが好きだったから、家具職人。

あと、飛行機のプラモデルが趣味。航空関係に並々ならぬ興味がある。ヘリコプターの免許も取得中。でも何故航空関係に関心を持ったのか自分でも分からないそうだ。

【トラックとロード、どちらが好き?】
H: それは本当に難しい質問だ。この二つを切り離して考えることはできない。トラックはいつも僕の血の中を流れていると思う。自転車競技を始めて、技術を学んだ場所だから。歳を重ねたらロードに移行していくだろうけど、情熱がある限り、どちらにも心血を注ぐよ。

+++

オーストラリアが自転車競技が強い訳についてのハワードの見解が面白かった。

オーストラリアやイギリスが選手強化に費やしている予算のことなどは分からないけど…としながら、それは精神面なのではないかと。

オーストラリア人は負けるのが嫌い。勝利のために努力を惜しまない」

出たよ、負けず嫌い説(苦笑)。

以前、英会話の先生に聞いた時も(オーストラリアは何故スポーツが強いのか(2010-04-07)、理由の一つに負けず嫌いを挙げていた。

ロンドン五輪について振られたハワードは「団体追い抜きは激戦になると思う。ロシアやニュージーランドも侮れない。でもイギリスとオーストラリアの接戦になることは間違いない」と話した。

「で、どっちが勝つの?」と聞かれ、

「オーストラリアです」

と、相手がイギリスのメディアだろうがお構いなし(笑)。


2009年トラック世界選 団体追い抜き オーストラリア(銀メダル)
(L→R)キャメロン・マイヤー、ローハン・デニス、ジャック・ボブリッジ、リー・ハワード
あと、ルーク・ダーブリッジ、マイケル・ヘップバーン、デール・パーカーあたりが団抜き代表候補。
ロンドン五輪の前に、まず選抜されること自体が激戦のオーストラリア。


(photo by kumataro)

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