HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

セカンドチャンスは反省してないと成立しない

2010-04-27 18:08:48 | bike
ロビー・マキュアンがTwitterでモノ申すと、「アニキ、いいこと言うねえ」とか「アニキの言う通りだよ」とか、賛同する意見が数多く寄せられる。しかし、今回はちょっと違った。

「言わせてもらうが、俺はヴィノクロフの声明に同意するね。彼はイカサマをやった。制裁をうけた。後悔と謙虚さを携えカムバックした。LBLの優勝おめでとう」

?????

会長、それおかしいんじゃない…?

と、思ったら、

「アニキ、それ違うよ。大体、ドーピングしてないって言い張ってるのに、後悔とか反省とかしてないよ」

という反論が相次いだ。勿論、「アニキに賛成だ」という意見もあったが。

マキュアンはズバッという男だが、だらだらと揉めるのは好きではない。

「まあ、意見というヤツだ。皆んな、賛否両論自由ってことだ。そりゃドーピングはけしからん。でも、水に流して、セカンドチャンスを与えるということもだなー」

あー、なんか、逃げ腰になってるー。。。

更に、「リッコの時はボロ糞だったのに、ヴィノクロフだけセカンドチャンスはあるの?」って突っ込まれてるし(苦笑)。

+++

やったことは同じなのに、ミラーの時と大違いの今回の外野の反応。あの時は、“上位の奴は殆どやってる”って時代背景があったにせよ、「自業自得だし、同情もしないけど、反省してるみたいだし、結構正直に話したみたいだし、まあ、今度はしゃんとしてね」 という、消極的な赦しだったのではないかと今思う。ただ、その後、アンチドーピングの姿勢を打ち出したり、WADAの仕事をやったりで、「ふーん。人ってやり直せるのね」と、セカンドチャンスを活かす様は、人をほっとさせたのかも。過ちを繰り返す、ということが、世の中少なくないから。

心配なのはトーマス。あなた、オフシーズン真っ只中に1回しかやってないというのは通用しないって。皆、苦笑いしてましたよ。真摯な態度で臨まないと、嘘は簡単に見破られる。自転車競技好きは、そういう意味(苦笑)では、目が肥えている。反面教師なら、ごろごろいるでしょう。是非、学んで下さい。

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