HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

Tour de France St. 1 (悔しさは勝利への糧)

2012-07-02 17:17:55 | bike
ツール・ド・フランス第1ステージ。一番印象的だったのは土井ちゃんの解説。

TdF出場落選。ブログやツイッターでは、「納得している」と冷静且つ大人の振る舞い。「内心、無茶苦茶悔しいだろうなぁ…」と思っていたけど、放送の生声では、想像した以上に悔しそうだった。

その正直さが、心地いい…というのは妙な言い方だけど、何か心に響いた。

文章で愚痴を連ねたり、めそめそしてたら「もう、いい加減にしやー。次を目指せ、次を!」と、小1時間説教したくなったかもしれないけど(苦笑)、肉声だと、計り知れない悔しさという選手心理を、垣間見たような気持ちにさせられた。

状況は違うかもしれないが、キャメロン・マイヤーはTdFのテスト走行であったツール・ド・スイスを病気で失敗。ゴルフ、ビーチ、祭り見学、スイーツ、フライドポテトのだらだらの日々。その1週間のオフを経て「ゼロからの再出発。ブエルタのために、今日からトレーニング」と、心機一転、決意表明。「ツールを見るのが楽しみ~」などと言っていたが、内心はまだ複雑なのかもしれないと思った。

でも、悔しさというのは未来への糧になるし、凄まじいエネルギーなんだろう。二人が出場する可能性が高いブエルタが楽しみだ。

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選手視点の解説は貴重だ。土井ちゃんの話で面白かったのは、キッテルは常識人でナイスガイ、ファンヒュメルは俺様気質。他にも選手しか知り得ない・体験し得ない話てんこ盛り。ワクワクする。私の希望の解説ローテーションは、ジマさん→狩野選手→土井ちゃん→浅田監督で(無理)。もう、ドーピングに甘い人とか、選手の家族とか勘弁してほしいよ(危)。

そんな訳で、いい人キッテルが、スプリンターとして頂点を極めることが出来るかどうかへの興味が増すわー。確かにロードスプリンターは、ひと癖もふた癖もあって、悪そうなのが多い(苦笑)。

で、サガンのガッツポーズはなんだったんだ。シェーン・ストークス記者は「YMCA?」って言ってたけど(笑)。