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HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

Radiant Stars in Berlin

2012-02-07 18:59:26 | trip to Berlin 2012
ベルリン1日目。ホテルのロビーでキャメロン・マイヤーとリー・ハワードにばったり出くわし、幸運にもお土産を渡したり、サインをもらったり、少々話をする機会に恵まれた。

で、最後に写真をお願いし、いぬたろうが3ショットを撮ろうとしたら、見知らぬおっちゃんが現れ、「私が撮るから君も写真に納まりなさい」と言ってくれ、4ショットと相成った。「誰?」と思ったけど、頭のネジが2、3本吹っ飛んでいたので、深くは考えなかった。写真は2枚。フラッシュを焚いたヤツと焚かなかったヤツ。気配りの人だわー。

その後、おっちゃんは「メールアドレスを…ダウンアンダーが…」などとマイヤーと話し始め、どうも記者さんぽかった。

二人があまりにも親切で、気さにく接してくれたから忘れていたけど、新進気鋭のプロツアー選手、トラックの世界チャンピオンなのだ。ここベルリンには破格のギャラで招かれ、当然一番の注目の的なのだろう。ホテルのロビーでの仕事トークに、二人は自転車競技のスターなのだと我に返った。

一度たりとも、身近な存在であった訳ではないけれど、それでもTOJを数年前走った選手で(※ マイヤー、2007・2008参戦。2008総合優勝。ハワード、2009参戦。3回ステージ優勝)、駅前でたこ焼きを焼いてるあんちゃん的な親しみを感じていた(←絶対たこ焼き焼いたことないって~)。ただ、遠い人となって一抹の寂しさを感じるというのではなく、誇らしいというか、眩いというか、幸せな気分に包まれた。輝いている。

まだまだ先は長い。二人が、更なる成功を手にすることを心から願う。

(photo by kumataro 世界チャンピオンに頂いたお花)

All about Boeing 787

2012-02-06 18:13:41 | trip to Berlin 2012
今回のベルリン6日間レース、セルフ弾丸ツアーの羽田←→フランクフルト間は最新鋭旅客機ボーイング787機を使った。

飛行機オタでも、飛行機通でもないが、やはり長いフライトは快適な方がいい。

座席の並びは2-4-2(←エコノミー)。ビジネスクラスは当然フルフラットシートみたい。いいなぁ(哀)。

  • 天井が高いので、圧迫感がない。
  • 気圧がいい感じで保たれているのか、耳が痛くならなかった。
  • 機内の空気があまり乾燥していない。顔がひび割れ状態にならなかった。
  • 機体にはカーボンが使われている。従来機の1/7ぐらいの重量らしい。確かに、飛行機、軽そうだなーという感じはする。そのせいかどうかは分からないが往路・復路とも滅茶苦茶に寒い時間帯が(窓際の席)。
  • 機内免税販売を利用したら(←“機内限定品”についつい)めっちゃ客室乗務員さんに話しかけられる。やっと今日から普通の旅行客が搭乗とか。それまでは“航空機好きの客”だらけということらしい。
  • 国内線の787には、窓があるトイレがあるそうだ。車イスも入れるんだとか。
  • そのトイレだけに並ぶ“航空機好きの客”(苦笑)。
  • 窓がデカい上に、電子カーテン。
  • スクリーンも結構デカい上に、タッチパネル式。
  • 座席のリクライニングは後ろに倒す方式ではなく、自分が前にずり下がる方式。後ろの人に迷惑にならなくて気が楽。


    窓&スクリーン。


    天井高し。


    フランクフルト行きで最初に出てくるサンドイッチ&ミネラルウォーター。


    フランクフルト行きの朝食。往復全ての中でこれがベストだった。


    羽田行きのトイレに「おやつが用意してあります♪」的な
    手書きのポストカードが貼ってあったので、もらいに行ったら、
    なかなかブツが見つからなくて、客室乗務員に軽く八つ当たりされる(涙)。


    テーブルを畳んでも、ドリンクホルダーがこの通り。
    サコッシュは私の機内の便利袋(←ジッパーがあるタイプ)。


    映画鑑賞は疲れるので、起きてる間中、スクリーンの地図を見ていた。
    いろんなパターンの地図があって、これが楽しいんだー(←怖)。


    羽田行きの朝食。機内食は日本積み込みほうがまだイケてた。。。(所詮、機内食だけどね)


    なんだかんだ言いましたが、総じて機内は快適。欧州線はまたボーイング787を使いたいなぁ。って思ってたら、本日こんなニュース。

    日本経済新聞: ボーイング787の一部機体に不具合 全日空も導入‎

    安全第一で是非ともよろしくお願いいたします~。

  • Saturday Night Fever in Berlin!!

    2012-02-05 22:08:44 | trip to Berlin 2012
    ベルリン6日間レースで、1日だけ観戦するとしたら、土曜日か最終日をお勧めする。初日と2日目は観たことがないけど、初日は有名人がスターターとして訪れたりするから、華やかなのかも。昨年はイェンス・フォイクト、今年は円盤投げの世界チャンピオン(←当然、ドイツ人)だったらしい。

    最終日は白熱した優勝争いが繰り広げられるので、見逃せない。“千秋楽を前に優勝者既に決定!”なんてことは6日間レースではまずは有り得ない(苦笑)。ただ、最終日はウェーブ(La-Ola-Welle=ラ・オーラ・ヴェレ)が見られないのが残念かな~。

    土曜日、これは観客の熱気が凄まじい。1年間、この日を待ってましたー!!という情熱をひしひしと感じられる。そのエネルギーは歌謡ショウで炸裂する。

    ↓いぬたろう撮影の熱狂のステージビデオ。

    101. Berlin Six Day 2012 Golden Nacht



    この時私は何をしていたかというと、スタンド席で居眠りしていましたorz 6日間レースファン失格だわー。申し訳ない。この日、私にいろいろ話し掛けてきたドイツ人のにーさんは、恐らくステージ前に移動して、盛り上がっていたんだと思う。

    Berlin Day 1 Off Board 編

    2012-02-04 23:11:54 | trip to Berlin 2012
    ベルリン6日間レース観戦旅行、バンク外日記、第1日。

    フランクフルト空港のイミグレーション激混みで、ひやひやするも、無事予定便に搭乗。定刻8:00 a.m. にベルリンのテーゲル空港に到着。トイレで身繕いし、1日乗車券とBerlin Welcome Card 72時間券A・B(公共交通機関乗り放題&観光施設の割引券)を購入し、バス、トラムを乗り継いで、ホテルへ向かう。

    Flughafen Tegel (Airport) →Osloer Str. →Landsberger Allee/Weißenseer Weg


    寒い。。。 昨年よりずっと寒い。。。


    11時前にホテル到着。30分すれば部屋に入れるとのことなので、ロビーで待つ。

    ホテルはベルリン6日間レースのオフィシャルホテル。ちょうど選手達の朝食時間のようで知った顔が行き交う。

    あ、マルヴリだ。思ったより痩せてるなー。
    アシュバッハ!! 存在感があるなぁ。ソファに腰かけ、どこかに電話している。
    レヴィと一緒に歩いているのはガールフレンドのサンディグか。彼女も6日間レースに出場しているからね。

    そうこうしている内に、フロントのおねーさんが部屋に入れると声をかけてくれた。

    いぬたろうが「ここでずっと張っていれば、マイヤーとハワードに会えるかもよ」と言ったが、そこまでするのもなんなので、部屋に行って荷解きした。

    +++

    1時間ぐらいダラダラし、下へ降りたら、エレベーター前にデケイトルが。我々とエレベーターが一緒だったおっちゃんに挨拶している。偉い人かな?

    ロビーへと進んだら、「おい! 二人がいるぞ!!」と、いぬたろうに小突かれた。

    !!!!!

    そして私は緊張の極致のあまり、何を言ったかしたか、殆ど覚えていません(号泣)。

    二人の大ファンであること、応援に来たことを告げ、小さな日本土産とツアー・オブ・ジャパンの写真を二人に手渡した。

    「こっ、これは、私が撮ったジャパンカップの写真です」

    とほほ。。。

    マイヤーに「今の順位は3位?」と尋ねたら「そう。毎日少しずつ上がっていくんだよ。そして最後には…(笑)」と自信ありげだった。

    応援グッズのうちわにサインを頂き、一緒に写真を撮った。「ありがとう。楽しんでいってね♪」と言われた時は、もう帰りの飛行機が墜落してもいいと思った(←迷惑)。


    Big thanks, Cam and Leigh!!


    +++

    浮かれ気分のまま、観光に繰り出す。世の中がバラ色だ。。。

    昨年、有名どころへは足を延ばしたので、屋内マーケットと蚤の市に行った。


    屋内マーケット。寒いからむっちゃ賑わっていた。


    アンティークから、とてもじゃないけど売りものとは思えないガラクタまで、
    カオスな商品群のフリーマーケット


    屋内マーケットは店を眺めているだけでも楽しかった。食事も安くて充実している。

    ドイツ/ ベルリン特派員ブログ|地球の歩き方: MARKT HALLE マルクトハレ はおいしい&楽しい!

    (photos by inutaro & kumataro)

    「Did you come to Berlin only to watch Six Day Race?」

    2012-02-03 21:45:51 | trip to Berlin 2012
    ベルリン6日間レース3日目(←私にとっては初日の土曜日)、近くの席に座っていたドイツ人男性に話しかけられた。

    ドイツ人(以下G): 「オーストラリアから来たのか?」 ←私が持参したハワードとマイヤー兄の横断幕を見て。
    私(以下K): 「いいえ。私は日本人です。オーストラリア人ペアを応援しているのは、彼らが日本でレースをしたことがあるからです」 ←ややこしい説明は出来ないので、かなりアバウト
    G: 「なるほど。6日間レースを観るのは初めてか?」
    K: 「いいえ。昨年も来ました。ロッテルダム6日間レースも観に行ったことがあります」
    G: 「まさかこれを観るためだけにベルリンに来たの?」
    K: 「そうです」
    G: 「!? ルールはどうやって覚えた?」
    K: 「ええっとー、ロッテルダム…。インターネットでライヴストリーミングをやっています。それを観たり、ネットで調べたり…」
    G: 「日本には6日間レースはあるのか?」
    K: 「ありません。日本は自転車競技はあまり盛んではないのです」
    G: 「日本には“カイリン”というのがあるんじゃないのか?」
    K: 「カイリン?」
    G: 「そう。カイリン」
    K: 「……。あっ、Keirinです、それ(※ ドイツ語は“ei”を“アイ”って発音するからか)。競輪はトラックスプリンターのレースで…。6日間レースとは違って。ギャンブルでもあるので、いろいろ複雑で…」 ←何がどう複雑なんだか。。。
    G: 「そうか。いろいろ複雑なんだ」 ←納得してるしー
    K: 「ええ…。ベルリン6日間レースは素晴らしいですよね。大好きです」
    G: 「特に最終日は盛り上がる」
    K: 「そうですよね」
    G: 「バースも応援しているのか?」 ←手作りバース応援ボード“バース、カッコいい!!”を見て
    K: 「ええ。彼のラ・オーラ・ヴェレ(両手離しでパレード)はワンダフルです」
    G: 「ところで、もう一回同じことを聞くけど、6日間レースを観るためだけにベルリンに来たのか?」
    K: 「そうです…」

    お互い英語があまり達者ではないので、この後も同じような内容の会話が延々と繰り広げられる(苦笑)。

    +++

    人懐っこくて、かなりオタクなおにーさんだった。

    欧州人からしたら、日本人がわざわざ6日間レースを観に来たことが不思議でならないのだろう。

    例えるならば、西洋人が国技館で十両の時間帯から観戦していて、日本人だって知らないような力士のの四股名を叫んで応援していたら、不思議と言うより、不気味の領域に入っているだろう。

    (photo by kumataro 前座レースが終わると場内が暗くなりワクワク感炸裂)