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映画、クリスマスキャロル

 今年もまた「街中にクリスマスツリー」の季節がやってきた。そしてゼメキス監督のクリスマスキャロルも。

 なぜこの映画を見に出かけたかと言うと立体画像を新しい方式で上映している映画館があると聞いたからである。そう、この映画はU23Dで見たように3次元映像を見せてくれる3D映画なのだ。

 話はチャールズ・ディケンズ作の有名なクリスマスキャロルを原作としている。クリスマスの夜、守銭奴と化したスクルージの前に精霊が現れ、スクルージの過去、現在、未来を見せ悔い改めよと迫る物語である。

 クリスマスを背景として使っているわけだからキリスト教の価値観を基本とした話のため、そういう素養の無い私にはあまりぴんと来ないのだが、それでも出かけたのはゼメキスと3Dに惹かれてである。そんなわけでストーリーについてはあまり書けることがない。

 立体画像と言う点では炎や人の吐く白い息、飛んでくる雪つぶてなど良く出来ていると思う反面、画面全体にピントがあっているというU23Dで感じた違和感をこの映画でも感じた。また、3D上映では吹き替え版しかないのも残念なところ。3D画面に字幕を入れるのが難しいのだろうか。

 さて、今回この映画を見たのは横浜みなとみらいにある109シネマズ。今年の春ワーナーマイカルみなとみらいで見たU23DはREAL D社の方式を使っていたが、109シネマズで採用したのはXpanDという方式である。

 この方式でも立体画像を見るためには特殊なメガネをかける必要がある。このメガネは液晶シャッターメガネと呼ばれていて、赤外線で送信される切り替え信号で左右のガラスの透明度を切り替えている。実際スクリーン上に左目用の映像が投射されている瞬間には左目のガラスだけが透明になっていいると言う具合である。

XpanD

 そんな仕組みのためメガネがかなり重くなっている。普段メガネをかけている人は普段のメガネの上にこのメガネをかけることになるのだが、重いめがねはすぐにずれたりする。

 それにメガネそのものが高価なため、映画が終わると必ず回収し再利用しているから、だんだん汚れてきたりする。今回もガラス面がかなり汚れていたので、ティッシュでふき取ろうとしたがなかなかきれいにならなかった。

 と言うわけでもし3D映画を見るのであれば、軽い使い捨てのメガネを使うREAL D社の方式を採用したワーナーマイカル系の映画館で見ることをお勧めする。もっとも本音で言えばこの映画、2D上映館で字幕版を見たほうが楽しかったかなと思っている。



 
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