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記念植樹の思いとその実態

 毎年この時期になると庭に木々が青々と茂り、気持ちの良い木陰を作ってくれる。

 それでも元気の良すぎる木々には困ったもので、ちょっと目を離すと枝が隣地へ越境したりしている。

 庭にはいろいろな木が植えてあるが何かの記念に植えた特別の木も何本かある。これはお前の木だと言われたのが月桂樹。



 大事にしろと言われたが何をすればよいのか。ちなみに姉の木はヒマラヤスギだ。



 このヒマラヤスギと月桂樹、成長が早い。毎年1m以上大きくなるから管理は大変だ。その上記念樹が枯れてしまうことを心配したのか、挿し木をして増やし、各々5本ずつ生えているから管理の大変さも5倍になる。

 実のなる木にしか興味がなかったはずの両親が、なんでこんなバカでかくなる木を植えたのか理解に苦しんだのだが、終活を始めた今になって、なんとなくわかった気もしてきた。

 きっと、この木のように大きく育ってくれ、という思いで植えたのだろうと思うが、私に関して言えば残念ながら、これらの木々のように大きく育ったとは言えない。

 親の期待を裏切ってしまったとも言えるが、急激に大きくなった記念樹を、ため息を付きながら毎年毎年剪定して樹高を下げていたのは父親だ。人生思い通りにならないのは何処もである、、、、、


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