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ばななをつまみにビールでも

 居酒屋にワインを持ち込み内緒で飲んでいたら店員に見つかり注意された、というよしもとばななのエッセーが話題になっている。

 目立たないようにそっと飲んでいたのに「こういうことをしてもらったら困る、ここはお店である」と言われてしまったらしい。こんな不愉快な店には二度と行かない。幅広い人脈を持つよしもとばななも、その友人たちも行かなくなるから店にとっては大損だろうと言う趣旨のエッセーだ。

 これがインターネット上で話題になっている。賛否両論喧々囂々侃々諤々である。

 あまりなじみの無い漢字を並べて煙にまこうとしているのかもしれないが自分の意見はどうなのかと問われるかもしれない。しかし私はこういうことに対し自分の意見を声高に主張することは下品だと思っている。その代わりとして最近経験したひとつのエピソードを紹介する。

 このところ毎年8月に横浜ベイクルーズに出かける。毎年阪神タイガースと最下位を争っている横浜ベイスターズのことではない。もと関西汽船の客船だったロイヤルウイングによるクルーズのこと、大型船なので揺れることも無く快適な時間を過ごすことが出来る。

 夕方5時10分に出港する回はディナークルーズと呼ばれていて、キャビンで中華料理を食べながら夕暮れの横浜を海から眺めることになる。

 もちろん食事なしで乗船のみというのも可能で、天気がよければ実はこれがお勧めなのだ。乗船券には持ち込んだものの飲食はいけないと書いてあるので、船尾にある売店で生ビールを買い、涼しい海風に当たりながらデッキで飲んだくれるわけだ。これが最高。

 飛鳥2の後を追うようにロイヤルウイングは横浜港大桟橋を出港する。

ナイトクルーズの飛鳥2


 ベイブリッジをくぐり、東京湾に出る。

ベイブリッジ

 本牧ふ頭にあるガントリークレーン。

本牧ふ頭

 再びベイブリッジをくぐるころは太陽もだいぶ沈んで、急に空気が冷たくなる。

ベイブリッジ

 風の具合が良くなるとカモメが寄ってくる。一昨年はポテトチップスを持っていったのだが、口に合わなかったようで吐き出していた。そんなわけで今年は乗船前に山下公園にあるローソンでかっぱえびせんを買ってある。

横浜港のカモメ


 東北地方のカモメにはかっぱえびせんが大人気であったが、横浜のカモメの嗜好はわからない。そんなわけでかっぱえびせんの他に冷凍の枝豆、チーズかまぼこ、サキイカ、つまみたら、ジャガリコも買って乗船した。まるでビールのつまみのようなラインナップになってしまったが、さて横浜のカモメはどれが気に入るのだろう、、、


ref:noblesse oblige


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コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (panco)
2009-08-23 11:22:57
横浜のカモメさんの評判はいかがでした?
ひょっとしてそのカモメさん、スカートはいてませんでしたか?(笑

よしもとばなな・・・小説はわりと好きでした。
エッセイは読んだことなかったのですが、
これを読んでからなんだかがっかりです。
傲慢という言葉の意味を学ばせていただきました。
 
 
 
Unknown (kumasan114)
2009-08-31 02:22:32
panco様
横浜のカモメはビールが一番の好物でした。

性格の悪い芸術家のすばらしい作品と言う例はいくらでもあるのでなんと言ったらよいか難しいところですけれど、それにしても、、、、、、

 
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