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ヴィア・パルテノペ、品川店

 ヴィア・パルテノペ横浜店の久保田店長から6月中にもう一度来てくださいと言われていた。しかし細かく6月中と指定したのは何故だろう。きっと珍しい食材が入るのに違いないとか、一万人目のお客さんに一年間無料飲食券を渡すんじゃないかとか話は膨らんでいった。

 6月は企業の移動の時期でもあるから移動かもしれないと考えて6月の最終日30日の土曜日に行った。ところが久保田店長、三日前に品川店に移動したという。読みは半分当たったが、半分は外れたということか。結局会えなかったので、品川店に様子を見に行くことにした。

 遅めのお昼に肉を食べたからと告げて、あとは久保田店長にお任せでメニューを決めていく。パルテノペを気に入っているのは、このようにこちらの好きなものや食べるスタイルをよく知っている店長がメニューとワインを決めてくれるから。自分で選ぶといつも同じようなメニューになってしまうので、何が食べられるのかという楽しみが増える。

 まずはゼッポリーニをつまみながらスプマンテで再会を祝って乾杯。ゼッポリーニはピザ生地に岩のりを入れて揚げたものでナポリのメニュー。塩味で海苔の香りの効いたあつあつはほんとにおいしい。これは日本の味といってもおかしくないなじみのある味だ。

ゼッポリーニとスプマンテ
ISO-1600 F/2.8 1/28s

 さて、前菜はいつものカプリ風サラダ、カプレーゼ。トマトのおいしい季節はやはりこれで決まり。厚く切ったモッツアレラチーズと良くあう。

カプリ風サラダ、カプレーゼ
ISO-1600 F/2.8 1/30s


 そして今日のワインはこれ。料理に合わせてシチリア産かと思ったらベネトであった。

Capitel Croce 2004 Anselmi
ISO-1600 F/2.8 1/28s

 次はまたしてもいつものムール貝の黒胡椒蒸し。少し大きめだが、身はやせていない。厚みがあってぷりぷりした感触が良い。

ムール貝の黒胡椒蒸し
ISO-1600 F/2.8 1/8s

 次がツナのカラスミのスパゲッテイ。シチリアではよく食べられているというツナのカラスミはこれが初体験である。ボラのカラスミよりかなり塩味が強い。良く混ぜるとなかなかおいしい。ワインが進む。

ツナのカラスミのスパゲッテイ

 次はこれ。魚介のクスクス・トラパネーゼ。このクスクス・トラパニ風は新鮮なシーフードをたっぷりと使ってつくる贅沢な料理。トラパニはシチリアの西にあって対岸のチュニジアにも近く、アラブ文化の影響を受けているという。クスクスはその北アフリカ沿岸で食べられていたもので、パスタに使われる小麦粉を1ミリくらいのそぼろ状にしたもの。これに魚でとったスープをかけて食べる。香辛料が今までのイタリア料理とは違って、アラブの影響を受けていることを実感する。私は好な味である。左の写真の「魚介とクスクス」に真ん中の写真の「魚のスープ」をかけ、右の写真のようにして食べる。

魚介とクスクス 魚のスープ 「魚介とクスクス」に「魚のスープ」をかけてこうやってたべる


 最後にアイスクリームにエスプレッソをかけたアフォガードを別腹にしまって、一時間半の夕食が終わった。今日はお昼が遅かったので、前菜を二種類とパスタを二種類という構成になったが、それでもクスクス・トラパニ風はボリュームもあって大満足で店を後にした。お支払いは15000円。



2012-09-14 秋の味覚、ポルチーニ パルテノペ品川

2013-06-30 パルテノペ品川店



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コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (ryuji_s1)
2007-08-29 13:51:50
ムール貝美味しそうですね
 
 
 
 (kumasan114)
2007-08-29 19:45:55
ryuji_s1様
コメント有難うございます。
この時期が旬なのでしょうか、肉厚で大変おいしいムール貝でした。

 
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