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SONY TC-FX606Rの修理 (2)

 1984年ころに購入したソニーのカセットデッキTC-FX606Rが故障した。

 このデッキ、4年ほど前に電源系の抵抗器が断線し修理し、動き始めたが、また調子が悪くなった。

 症状は、再生、早送り、巻き戻し動作が数秒動作した後停止してしまうのだ。カセットトレイのテープ走行表示もされていない。早速修理だ。

 カセットメカの電球が点灯していない。



 この電球の光が、黄色く見えているプラスティック部品を経由し



 黄色矢印の下にあるセンサーに届く構造になっていて、



 この光をカセットの巻取軸が回転することにより光が断続され、回転していることを検出しているようだ。

 早速電球の交換だ。赤矢印のハンダを取ると電球が外れる。



 この端子の電圧を測定すると5V。マルツオンラインで購入した【T3WT6V】ワイヤー透明麦球 6V、130円に交換することにする。



 交換により完全に動作を始めた。



 40年前の家電が今でも修理できることに感動だ。

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