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尾瀬戸倉スキー

 真っ青な空にダイアモンドダストがキラキラと光っている。

 ここ2年ほど雪不足に泣いたスキー場だが、今年は半世紀ぶりの寒気が日本列島を覆っている。天気予報とにらめっこの末、尾瀬戸倉スキー場に出かけた。

 ゲレンデは新雪。



 このあたりの新雪は例年、気温の上がる午後には水分を含み始め、始末の悪いベチャ雪になってしまう。そして夜、気温が下がり表面が凍ってしまうと全く足を踏み入れたくなくなる状態になってしまうのだ。

 ところが数年に一度の寒気が流れ込んでいる今年は、パウダースノーを一日中楽しむことができるとはありがたいこと。



 随分スキーがうまくなったような錯覚に陥ってしまう。



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