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映画、ジュリー&ジュリア

 今年の最初の映画がジュリー&ジュリアだった。寒い土曜日、日比谷シャンテまで出かけたら一時間前でほとんど満席、人気があるのだろうか。ただ、この映画は実話に基づいている。私の不得意なジャンルの映画である。

 米国で有名な料理研究家ジュリア・チャイルド、まったく料理のできなかった彼女がフランス料理の百科事典ラルースを基に「Mastering the Art of French Cooking」を出版するまでの話がひとつの核。

 その40年後、普通のOL、ジュリー・パウエルがこの「Mastering the Art of French Cooking」の524のレシピを1年で作るという目標を掲げたblogを立ち上げたというのがもうひとつの核。

ジュリー&ジュリア


 この二つの話が平行に進む。最初この時間関係が理解できず少し混乱した。テレビでジュリア・チャイルドをよく知っている米国人なら問題ないのだろうが、フランスに赴任した年号を字幕でも出してもらえればわかりやすかったのにとは思う。

 ジュリアをメリル・ストリープが演じている。演技はよいのだが、発声が不自然でどうも気になる。これが実話のひとつの問題点。テレビの料理番組で有名だったジュリアは高い声でも有名、これをなぞるからどうしても不自然に聞こえる。

 ジュリーをエイミー・アダムスが演じている。彼女が書いたblogが映画化されたというのが今日的。私だったら写真だらけのblogになりそうだが、彼女のはテキストだけでシンプル。成る程、、、映画化するにはテキスト主体かというのが学習した点。

 そしてジュリーとジュリアのパートナーたちがあまりにもナイスガイなのが実話映画のもうひとつの問題点か。

 音楽と料理がテーマの映画は大好きなのだが、この映画でも本当においしそうな料理をおいしそうに食べる。今日の締めは横浜にあるフレンチRipaille Exquiseでリヨン料理をいただくことにする。



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