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ワイン&パスタ gotoh

 内装に凝ったり、照明を落としたおしゃれな雰囲気のレストランが増えてきている。しかし残念ながらこういった店は内容のない気取ったサービスが気に入らなかったり、高いのにおいしくない料理でコストパフォーマンスが悪く感じることが多い。力を入れるべき方向が違っているのではないかと思ったりする。

 東戸塚と言う僻地にあるレストラン、「ワイン&パスタ gotoh」。明るい室内は外から丸見えだし、テーブルクロスはビニールだし、ナプキンは紙だし、かごの中に入っているカトラリーの交換は無いし箸まで入っている。おしゃれな雰囲気とは程遠いがフレンドリーな接客は気持ちがいいし、なにしろおいしい。

 後藤シェフはフレンチとイタリアンを修行したと言うことで非常にフレンチ側に振れたイタリアンが出てくる。今日は6000円のシェフにお任せコースを内臓系と牛肉の煮込み系以外と言うことでお願いした。

 まずツブ貝のソテー。バターの香りの強いソースはフレンチである。ワタの部分も入っていてかすかな苦味も気に入った。

ツブ貝のソテー

 オニオンスープ。ハーブでも入っているのだろうか、オニオンスープとしてはなじみのない香りがする。

オニオンスープ

 かぶとこんにゃくとネギのゴルゴンゾーラ・ソース。ソースとネギの相性が抜群でその上ソースが良い。ソースをなめるように平らげた。

かぶとこんにゃくとネギのゴルゴンゾーラ・ソース


 トマトとルッコラのピザ。イタリアンにつき物のトマトを使った唯一の料理。ルッコラにかかっているドレッシングで口の中がさっぱりする。写真は二人分なのでカットされて出てくる。

トマトとルッコラのピザ


 ズワイガニのパスタ。一口食べたときズワイガニの匂いが口の中に広がり、一瞬これはだめかなと思ったのだが食べ進むうちに気にならなくなり、最後はスープもすべて飲み干していた。この店の味付けは薄いと言ってよいのかもしれない。その分素材の味が生かされ、飽きない。

ズワイガニのパスタ


 かなりお腹がいっぱいになってきたのだが次に出てきたのが大きな皿に乗ったアクアパッツァ。鱸と赤カレイが迫力満点。ドライトマトやらオリーブの実やら余計なものは入っていなくて好みの味である。魚もおいしいのだが野菜の味が濃くておいしい。それにペンネ、アルデンテで味もよくしみこんでいて特筆もの。この店は自分でパスタを打っているとのことだがその価値は十分ありそうだ。写真は二人分。

鱸と赤カレイのアクアパッツァ


 第一のデザート。ワインのソースがムースに良くあう。

ムースの赤ワインソース


 第二のデザート。カロリーオーバーだ。

ピスタチオとチョコレートのアイスクリーム

 おまけのデザート。

おまけのデザート

 ワインはグラスでもらった。白はブルゴーニュのマコン・ヴィラージュが900円。赤はドイツのクロスター・ピノノワール・ファルツが800円。各々市販のボトルの価格が1500円と1200円位だからびっくりするほどではないが少し高めの価格設定かもしれない。

マコン・ヴィラージュクロスター・ピノノワール・ファルツ


 量的には多いが問題なく食べることができたのは、すべて味付けがやさしいからだろう。他の店では一口目はおいしいのだがそのうち飽きてきてしまい最後は残してしまうなどという料理もある。しかしここの料理は食べ進めるうちにだんだんおいしさが増してくる感じがする。非常に満足したのだが最後のコーヒーは個人的な好みからすればもう少し濃いほうが良い。この次は少し濃く入れるようお願いしてみようと思っている。


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