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映画、ライラの冒険、黄金の羅針盤

 連休の初日、太平洋側にある低気圧が発達し大雪の予報。厚着をして新宿厚生年金会館まで出かけた。「ライラの冒険、黄金の羅針盤」の試写会である。

 ライラの冒険は英国の作家、フィリップ・プルマンが書いた全三巻のファンタジー小説。いろいろな文学賞をとっていて、児童文学の範疇だが大人でも楽しめる物語に仕上がっている。

 「黄金の羅針盤」の舞台は、われわれの住んでいる世界に似ているがいろいろ違ったところがあるパラレルワールド。そこに住むライラ、12歳。真実を示す黄金の羅針盤をただ一人見ることのできる彼女は世界を変える旅に出ることになる。

 ライラを15000人のオーディションから選ばれた新人、ダコタ・ブルー・リチャーズが演じている。原作の力も大きいのだが、この映画が成功しているのはライラの魅力によるところが大きい。

 謎の女性、コールター夫人を二コール・キッドマンが演じているのだが、ライラの顔がコールター夫人にそっくりなのは何か意味があるのか。それにしても二コール・キッドマンは存在感のある演技をしている。

 CG技術の粋をこらした映像は10年前では不可能だっただろうと思えるほどの出来だ。ストーリー、俳優、映像と三拍子そろったこの映画はお勧めである。

 映画が終わったのが夜の八時過ぎ。新宿は吹雪になっていて大粒の雪が舞っている。まるでライラの世界のよう。空には大勢の魔女たちが舞っているのかもしれない。それにしてもあの魔女の衣装、サービス満点なのだが北極の空を飛びまわって寒くないのかと心配になる。まあ魔女なのだし大きなお世話か、、、、、、、

 
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