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武蔵野館といえば叙々苑

 武蔵野館で映画を見るときはだいたい同じビルにある叙々苑で焼肉ランチ。

 十年位前、日本で始めての狂牛病患者が認定されるなど、BSE問題が大きく取り上げられて以来、気に入っていた焼肉屋がとんどん廃業してしまった。そういうわけで、ここ10年くらいほとんど焼肉屋に行くことが無かった。唯一の例外が叙々苑。

 叙々苑は焼肉のチェーン店で、中でも新宿駅前にある叙々苑新宿中央東口店は内装もきれいで、肉もおいしい。

 焼肉ランチ1800円。





 それに追加でカルビの切り落とし、1600円。



 腹八分ではなく、満腹のお腹を抱えて、武蔵野館へ。



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横浜グルメ、鶏味庵

 横浜関内にある鶏味庵(トリビアン)。名前はいささかペダンチックなきらいはあるが、3年ほど前に開店したこの釜飯屋さん、店はきれいだし味も良いのでお勧めだ。

 まずビールにつくねのお通し。




 野菜スティック。ディップがにんにく味なので、塩ももらう。



 定番の出し巻き玉子。上品な味。この写真、焦点が合っていない。3枚も撮ったのに3枚ともピントはずれ。カプチーノと出し巻き玉子が自動焦点カメラの不得意だと知った。




 厚揚げ。



 焼き鳥。左からはらみ、せせり、つくね。はらみは文字通り腹筋。セセリは首の周りで、あまり量が取れない部位。





 軟骨とボンジリ。ボンジリはテイルの部分で、やわらかく油も乗っていておいしい。



 手羽先。



 締めは釜飯。




 これで支払いは7000円プラス。残念ながら日曜日は休みだ。



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横浜グルメ、クオヴァディス

 元町のチャーミングセールで久しぶりに獲物をゲット。さて夕食だ。

 一応、人並みにおいしいものを食べたいという欲求はあるが、かしこまっていただくのはどうも性に会わない。カジュアルでおいしい店というのはなかなか無いのが現実だ。

 元町を歩いていろいろな飲食店を物色していたのだが、ほとんどの店が夕食は18時から。あと40分もあるじゃないか。腹は減ってきたし、中華街の慶福楼にするかと歩き始めた。

 と、ひらめいたのがクオヴァディス(Quo Vadis)。たしか薪窯のあるイタリアン。元町からちょっと離れているが、時間はたっぷりあるしと、歩いていくと、店の前に人だかり。開店を待っているようだ。予約もしていないし無理だろうと思って引き返し始めたら、いきなり開店。ここは5時半開店のようだ。お腹の虫が鳴いているし、だめもとで聞いてみると入れるという。ラッキー。

 スプマンテでと思ったが、散々歩いたので、まずビールで乾杯。そして黒板に書いてあるメニューから、前菜の盛り合わせ、4種のチーズとキノコのピザ。そしてポークの煮込み、を選ぶ。

 まず、前菜盛り合わせ。スプーンとフォークの大きさと比べてもらえばわかると思うが、驚くような大きさ。載っていたのはハム、スモークサーモン、カポナータ、ひよこまめなど。これほど酸味の効いたカポナータは初めてだが、おいしい。




 ピザはナポリ風。大きさは思ったより小さいが、年寄りにはちょうどよい。この生地がとてもおいしいし、まきの香りがとてもよい。ここで赤ワインをグラスでいただく。



 そしてメインのポークの煮込み。注文したとき想像していたのは豚の角煮だが、出てきたものはまったく違う。ほろほろになるまで煮込んだポークの表面をあぶってカリカリにしたものにあっさりとしたソースがかかっている。今まで食べたことの無い食感と香り。最初から取り分けて運んでくれた。



 満腹したのだが、なにか甘いものでしめたい。デザートの盛り合わせとカプチーノ。チョコレートの香りとグレープフルーツがよくあう。この店は料理の香りがよいのが特徴だろうか。



 支払いは、前菜盛り合わせ2000円、ピザ1500円、ポークの煮込み1700円、デザート盛り合わせ680円、カプチーノ300円、紅茶300円、ビール2杯で1200円、グラスワイン2杯で800円。しめて二人分で8480円。

 30席くらいある店を、シェフ一人、フロア2人の合計3人で切り回している。それでも料理は絶妙のタイミングで出てくるし、フロアの二人も本当は目が回るくらい忙しいはずなのに、いつも笑顔で店の隅々まで目を配っている。初めての店だが、大変気に入った。料理の香りがよいのが特徴だろうか。

 結局この日予約なしに入れたのは2組だけ。その後ひっきりなしに来ていた人たちはみな断られていた。出かけるのなら予約するほうがよいが、お勧めの店だ。

 

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秋の味覚、ポルチーニ パルテノペ品川

 秋の味覚といえばマツタケ。

 イタリアンではポルチーニだろうか。上野でフェルメールのはしごの後、ヴィア・パルテノペ品川店で夕食をとろうと出かけた。

 まずスプマンテをグラスでいただき、今日は何を食べようとメニューをみていたら、



 「こんなポルチーニが入りました」と見せられた。

 去年は食べ損なった生のポルチーニか。ここは太っ腹に「一本丸ごとグリルにしてください」というべきなのだろうが、小声で「リゾットでお願いします」と。

 前菜盛り合わせを食べながら期待は高まる。



 そして、リゾット。



 メインは今月のお勧め、馬肉赤身の炭火焼。



 最後にアフォガードでおしまい。



 パルテノペ横浜によくいかれたという方が隣の席にいらして、大いに盛り上がり、秋の夜長を楽しくすごすことができた。


2013-06-30 パルテノペ品川店



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アリベデルチ、ピッツエリアGG

 中野まではるばる試写会に出かけるモチベーションのひとつに、ピッツエリアGGがある。わざわざ東中野で途中下車し、見てきたばかりの映画をさかなにピザを食べる。これがたまらない。

 中野ゼロでエクスペンダブルズを見た後、「今日は音響良かったね」などと話しながら東中野の駅から歩いていたら、、、、ピッツエリアGGが無い。見慣れない名前にかわっているのだ。

 店の中をのぞき込むと、同じピッツエリアではあるが雰囲気が違う。しばらく店の前でうろうろしていたが、メニューを見ると値段も余り変わらないし、お腹もすいてきたので、ままよと飛び込んだ。

 まずビールをお願いし、メニューに取り掛かる。GGにはたしか野菜のフリットがあったはずなのに、ここには無い。ならばとフリット・ミストをお願いした。

ピッツエリア チーロ

 かなりお腹がいっぱいになってきたが、やはりピザは食べねばならない。モッァレラ・フレッシュトマトにバジリコというシンプルなフィレット950円に500円を追加して水牛のモッァレラに。

ピッツエリア チーロ

 オーダーついでに何故店の名前が変わったのかを聞いてみる。

 「経営母体は同じですけれど、シェフと店の名前が変わりました」

 とのこと。

 名前だけでなくピザも変わったと思う。人それぞれの好みだとは思うが、生地がかなり薄くなり、食感が硬い。モッァレラが少なく、私の好み以上にオリーブオイルがたっぷりかかっていた。

 中野ゼロの音響が改善したと思ったらピッツエリアGGがなくなってしまった。世の中良いことばかりは無いと言うことだろう。

Grazie GG. Ci vediamo presto!





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蕎麦、翁

 長坂には有名な蕎麦屋、翁がある。名人と言われている高橋さんの店だったのだが、2001年にお弟子さんが後を継いだ。

 普通さくらんぼ狩りの後はお腹がいっぱいだし、お腹がちょっとゆるくなったりしたりするので昼食を抜くのだが、今年は大丈夫、お腹には十分余裕がある。翁へ向かった。

 ちょっと前まで翁は大人気で、30分以上待つのが当たり前だったが、この数年簡単に入れるようになってきた。高橋さんの時代は知らないのだが、特に味が変わったとは思わないので理由は分からない。最近おいしい蕎麦屋が増えてきたことが影響しているのかもしれない。

 いつものように「ざる」と「田舎」をいただく。

長坂 翁


 上品な量で一枚840円と言うのはちょっとなんだが、年寄りにはちょうど良いのかもしれない。


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箱根 暁庵の新蕎麦

 11月の末に箱根の紅葉を見に出かけた時の昼食は箱根暁庵の蕎麦。店内に産地直送新そばと書いてあった。

箱根 暁庵

 だいぶ昔のことだが、新蕎麦は取り入れてすぐより12月ころが美味しくなると、新橋にある蕎麦屋、竹泉の店長に教えてもらった。それ以来新蕎麦は師走に食べることが多い。

 これがメニュー。おろし蕎麦もあるようだが1000円もする。福井県の今庄で食べた本場のおろし蕎麦が600円で、あまり東京と変わらないと思っていたがとんでもない。およそ倍の値段とは恐れ入った。

箱根 暁庵メニュー


 冬季限定のにしんそばにしようと思ったら品切れ。鴨せいろを注文した。
 
箱根 暁庵 鴨せいろ

 11月ではまだ少し早すぎたのか、それとも風邪を引いていたのか鼻が詰まっていたのかもしれないが、今回の新蕎麦、残念ながらそばの香りがあまり感じられなかった。今年中にどこかでもう一度挑戦する必要があると思っている。


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レストラン、ラ・コリンヌ

 東京のど真ん中に位置する神楽坂一帯は昔、花街であった。現在、神楽坂は立派な道路になっているが、少し横道に入ると昔の面影が残っていて、細い路地に面して雰囲気のある料亭やレストランがそこここにある。風情のある街だ。

 二本立て映画館のギンレイホールは神楽坂のすぐそばにある。そんなわけで、ギンレイホールへ行くときは神楽坂での食事が楽しみだ。

 神楽坂というと古い町と言うイメージがあるので、食事どころは和食と思うかもしれない。しかし、このあたりにはフランス関係のオフィスも多く、フレンチレストランも沢山ある。ただし、有名どころが多いのでランチでもなかなか予約が取れないのが難点である。土曜日の朝10時に電話をかけまくって予約できたフレンチレストラン、ラ・コリンヌで昼食をとることにする。

 ランチは3コースある。おすすめランチ2,500円、季節のランチ4,000円、そしてコースランチ5,000円である。今日は、おすすめランチである。

 まず「カレーの香るブイヨンドレギュームで固めたアナゴと茄子の燻製風味」。うーん、ブイヨンドレギュームってなに? もちろんちゃんと説明してくれたのであるが、それによると香味野菜を炒めて水でにだしたダシ。ふーん。

前菜


 次に季節のポタージュはビシソワーズ。ジャガイモの冷たいポタージュである。

スープ

 メインは3種類のうちから一品選ぶことになる。

 これが「北陸直送天然鮮魚のアラヴァプール粒マスタードが香る有機人参のソースとグラッセ」。 この人参のソースがおいしい。そして人参のグラッセ、そうあのマロン・グラッセのグラッセ。煮汁を煮つめるなどして、材料に照りやつやをつける料理法らしい。

メイン1

 これが「霧島高原豚肉のコンフィー穂付ヤングコーンとクリーミィーなポレンタ添え」この豚肉の角煮のようなものも、しっかり塩気が効いている。そしてポレンタ、もともとイタリア料理でトウモロコシの粉を粥状にしたものだが、あまり好きではなかった。ところがここのポレンタは文字どおりクリーミィーでなかなかいける。

メイン2

 後はデザートとコーヒー。

デザート

 ラ・コリンヌは小さなホテルの中二階にあるレストランで、雰囲気はごく普通であるが、食事は美味いし、ホテルスタッフとしての訓練が行き届いたサービスが心地よい。こういう美味しい店はよくシェフが変わってしまう。シェフが変わる前にあと何回行くことができるだろうか、、、、、



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ラ・コリンヌ (フレンチ / 飯田橋、牛込神楽坂、神楽坂)★★★☆☆ 3.5





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二宮のフレンチ、マリークロード

 マリークロードは神奈川県の西の端、二宮町にあるフレンチ・レストランだ。日本の女性フレンチ・シェフの草分けと言われている長尾和子さんが六本木の店をたたみ、1997年に二宮に再オープンした店である。二宮へ開店した当時、何回か伺ったのだが、二宮まで出かけるのなら小田原のラナプールのほうがより好みと言うこともあり、しばらく遠ざかっていた。

 このラナプールも2003年に青山のほうに移転してしまったため、今回久しぶりにマリークロードを訪れたのである。

 久しぶりの訪問なので地図で確認し、西湘バイパスの二宮インターチェンジで降りてすぐだなあと思いながら運転していたのだが、、、、、二宮インターチェンジに下りの出口がない。結局、料金所を通って国府津インターチェンジまで行き一般道を戻ってきた。時間も損したし、有料道路代も損をした。そういえばナビが手前の大磯で国道に行けと言っていたのに無視をした罰が当たったようである。

 予約時間を30分も遅れ12時半にレストランに着いた。ランチコースメニューは3種類あり、真ん中の3675円のコースをいただいた。

 まず、オードブル。 海の幸のサラダ仕立て。

海の幸のサラダ仕立て


 スープ は白野菜のポタージュ。

白野菜のポタージュ


 メイン、女性陣は鮮魚のソテー2種ソース、私は鴨のロースト・ジンジャーソースを頼んだ。鴨のローストはしっかりと味付けしてありおいしかったが、ちょっと味見した鮮魚のソテーは薄味。

鮮魚のソテー2種ソース
鴨のロースト・ジンジャーソース

 デザート

デザート

 以前訪問したときは、長尾さんがフロアに出てきて、嫌いなものはないか、などと聞いてくれたのだが、今回は姿を見なかった。今回のフロアスタッフは物静かな青年、無口だし、小声なので聞き取るのが大変。

 ちょうど暫定税率廃止で、ガソリンの価格が下がると言われていた時期。車のガソリンタンクはほとんどからの状態。二宮往復、ぎりぎり可能と言う計算で出発したので国府津インターチェンジまで降りることが出来ないとわかったときは少々あせった。フレンチを食べに行くと言うのに、せこい真似は止せ、という意見もあるかもしれないが、、、、、確かに仰せの通りで、、、、、、、


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マリークロード (フレンチ / 二宮)★★★☆☆ 3.5




 
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オ・デリス・ド・本郷

 御茶ノ水周辺によく出かけるのだが食事に困ることはない。この界隈には和洋中何でもそろっている。御茶ノ水の駅に昼時に着いた時は「オ・デリス・ド・本郷」に電話をしてみる。運良くあいていたら、さあ今日の昼食はフレンチだ。

 駅を出て順天堂大学の脇を通り本郷通りに出る。この道を10分ほど歩いていくと春日通の手前に「オ・デリス・ド・本郷」はある。一階はカフェと軽食、2階がレストラン。

 2階のレストランでランチコース、2800円をいただくことにする。このコースはアミューズ、前菜、メイン、デザート、コーヒーからなっていて、前菜とメインそしてデザートは数種類から選ぶことが出来る。

 アミューズはキッシュ。これがやわらかくておいしい。

キッシュ


 前菜のサラダ。野菜ごとに処理がしてあり、手がこんでいる。

サラダ


 メインの鴨のロースト。

鴨のロースト


 デザートはクリームブリュレ。デザートもも何種類かから選ぶことが出来る。

クリームブリュレ


 コーヒー。

コーヒー


 小菓子。マカロンとグレープフルーツピール。

小菓子

 この店はおいしい上、カジュアルで気取りがないのでお気に入りなのだが、問題もある。居心地が良いのでつい長居をしてしまって昼食に2時間もかかってしまう。神保町や秋葉原ツアーがまた駆け足になってしまう、ウーム、、、、、


追記:
2009年1月にランチメニューが変わった。2000円のコースと、3000円のコースになり、いずれもデザートとコーヒーはついていなくて600円で別注文することになる。料理の選択肢が少なくなっていたのが残念だが、味は相変わらず良い。


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オ・デリス・ド・本郷 (フレンチ / 本郷三丁目、水道橋、春日)★★★☆☆ 3.5







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新橋の蕎麦屋、竹泉の五色もり

 「ひな祭りのころ『さくら切り』を出しますからぜひいらしてください」と言われたのは去年の暮れ、新橋の蕎麦屋さん、竹泉でのことだった。2日だけの限定ですから一ヶ月前くらいに予約してくださいとも言われていたので2月の上旬に電話したのだがすでに3月3日は予約がいっぱい、かろうじて4日に予約することができた。

五色もり


 実際にはさくら切りだけではなく五色もりとして提供されるのだが、量の見当がつかない。普段はお酒を飲んでつまみを食べて締めにせいろを頼むことが多いが、今日は変わりそばをおいしくいただきたい。酒とつまみは控えめにすることにした。

 まず、何はなくともビール。つまみに豆腐。

すくい豆腐

 おなじみニシンの甘露煮。

ニシンの甘露煮


 そしてそら豆。この鹿児島のそら豆、走りで小粒だが味はしっかり出ている。今年の初物である。

鹿児島のそら豆


 さて、いよいよ五色もりの一枚目、さくら切り。塩漬けにした兵庫のさくらの花をフードプロセッサーにかけそばに練りこんだもの。なかなかつながらなくて非常に難しいそばだと言うのが店主の菅原さんの説明。桜餅の香りがしてかすかに塩味も効いているのでそばつゆなしでいただく。

さくら切り


 2枚目はゆずきり。これはいつでも食べることができるので写真は割愛、、、、と言うのは嘘で写真を撮るのを忘れた。気がついたときはきれいさっぱり平らげた後であった。なにしろゆず切りは大好きなもので。これもほとんどそばつゆはいらない。

 3枚目はしそ切り。鮮やかな緑色である。大分のしそを使っているとのことだが、かなり香りが強い。そばつゆで食べても負けない強さがあり、そばつゆと大葉の香りがバランスよく感じられる。

しそ切り


 4枚目はしらゆき。変わりそばのベースになるそばで、何も入れていないもの。箸休めの意味で出しているとのこと。

しらゆき


 最後がごま切り。これもごまの香りがしっかりしているのでそばつゆでいただく。結局、量的にはせいろの大盛りと同じくらいとの説明どおり最後までおいしくいただくことができた。

ごま切り


 毎年、この組み合わせでこの順番で供すると言う五色もり、こだわりのメニューだが打つのは大変難しくて神経をすり減らすと言う。今週末は疲れて寝込んでしまうかもしれないと菅原さん。お大事に、珍しいものをご馳走様でした。支払いは二人分で9000円。


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ワイン&パスタ gotoh

 内装に凝ったり、照明を落としたおしゃれな雰囲気のレストランが増えてきている。しかし残念ながらこういった店は内容のない気取ったサービスが気に入らなかったり、高いのにおいしくない料理でコストパフォーマンスが悪く感じることが多い。力を入れるべき方向が違っているのではないかと思ったりする。

 東戸塚と言う僻地にあるレストラン、「ワイン&パスタ gotoh」。明るい室内は外から丸見えだし、テーブルクロスはビニールだし、ナプキンは紙だし、かごの中に入っているカトラリーの交換は無いし箸まで入っている。おしゃれな雰囲気とは程遠いがフレンドリーな接客は気持ちがいいし、なにしろおいしい。

 後藤シェフはフレンチとイタリアンを修行したと言うことで非常にフレンチ側に振れたイタリアンが出てくる。今日は6000円のシェフにお任せコースを内臓系と牛肉の煮込み系以外と言うことでお願いした。

 まずツブ貝のソテー。バターの香りの強いソースはフレンチである。ワタの部分も入っていてかすかな苦味も気に入った。

ツブ貝のソテー

 オニオンスープ。ハーブでも入っているのだろうか、オニオンスープとしてはなじみのない香りがする。

オニオンスープ

 かぶとこんにゃくとネギのゴルゴンゾーラ・ソース。ソースとネギの相性が抜群でその上ソースが良い。ソースをなめるように平らげた。

かぶとこんにゃくとネギのゴルゴンゾーラ・ソース


 トマトとルッコラのピザ。イタリアンにつき物のトマトを使った唯一の料理。ルッコラにかかっているドレッシングで口の中がさっぱりする。写真は二人分なのでカットされて出てくる。

トマトとルッコラのピザ


 ズワイガニのパスタ。一口食べたときズワイガニの匂いが口の中に広がり、一瞬これはだめかなと思ったのだが食べ進むうちに気にならなくなり、最後はスープもすべて飲み干していた。この店の味付けは薄いと言ってよいのかもしれない。その分素材の味が生かされ、飽きない。

ズワイガニのパスタ


 かなりお腹がいっぱいになってきたのだが次に出てきたのが大きな皿に乗ったアクアパッツァ。鱸と赤カレイが迫力満点。ドライトマトやらオリーブの実やら余計なものは入っていなくて好みの味である。魚もおいしいのだが野菜の味が濃くておいしい。それにペンネ、アルデンテで味もよくしみこんでいて特筆もの。この店は自分でパスタを打っているとのことだがその価値は十分ありそうだ。写真は二人分。

鱸と赤カレイのアクアパッツァ


 第一のデザート。ワインのソースがムースに良くあう。

ムースの赤ワインソース


 第二のデザート。カロリーオーバーだ。

ピスタチオとチョコレートのアイスクリーム

 おまけのデザート。

おまけのデザート

 ワインはグラスでもらった。白はブルゴーニュのマコン・ヴィラージュが900円。赤はドイツのクロスター・ピノノワール・ファルツが800円。各々市販のボトルの価格が1500円と1200円位だからびっくりするほどではないが少し高めの価格設定かもしれない。

マコン・ヴィラージュクロスター・ピノノワール・ファルツ


 量的には多いが問題なく食べることができたのは、すべて味付けがやさしいからだろう。他の店では一口目はおいしいのだがそのうち飽きてきてしまい最後は残してしまうなどという料理もある。しかしここの料理は食べ進めるうちにだんだんおいしさが増してくる感じがする。非常に満足したのだが最後のコーヒーは個人的な好みからすればもう少し濃いほうが良い。この次は少し濃く入れるようお願いしてみようと思っている。


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新橋、竹泉

 イイノホールで試写会を見た後、新橋駅の近くにある手打ち蕎麦の竹泉で軽く夕食をとった。何しろ夜9時を過ぎているからあまり食べるとそのまま贅肉になってしまう。軽く軽くである。

 竹泉は新橋駅前にある本陣房の系列だということだが、雰囲気も蕎麦も竹泉のほうが好みだ。

 本陣房といえば、卵焼きを頼んだとき大根おろしはついているのだが、醤油がなかった。店員さんに醤油をくださいとお願いしたら、「はーい、すみません」といって醤油を持ってきたのだが、周りをそっと見回すと誰もおろしに醤油をかけていない。うむ、ここでは醤油をかけないのかと思ったのだが、その後食べた蕎麦の味は覚えていない。小心者なので。

 竹泉で席に着くと早速だが暑いのでビール。つまみにはニシンのうま煮と卵焼き。これで止めておけばよいものを、天狗舞の純米吟醸といたわさを追加。すっかり腰をすえてしまう。

ニシンのうま煮 卵焼き



 十時に近くなるとさすがに他のお客も少なくなってくるので、蕎麦にする。やはり二色もりか。柚子きりとせいろもりの二色もりとか田舎もりとせいろもりの二色もりを頼む。

柚子きり せいろもり 田舎もり



 柚子きりは邪道だという向きもあるようだが、私は好きだ。竹泉の柚子きりはしっかりと柚子の香りがする。ここでは毎年12月に高知の柚子を4トントラックに4台も買って、総出で皮をむき、ペースト状にしたものを冷凍しておくのだそうだ。最近は柿の皮をむくような機械で柚子の皮をむくので楽になったが、昔は本当に大変だったというのが竹泉のお兄さんの話。

 そろそろ新そばの張り紙をしてある蕎麦屋を多く見かける季節になってきた。お兄さんに言わせると最初に収穫したものよりも一ヶ月くらい後のほうがおいしいらしい。ほんとにおいしい新蕎麦を食べられるのは11月ころだというので、今年の11月は蕎麦月間にしようと思っている。

 軽くのつもりではいった蕎麦屋だったが、おなかがいっぱいになってしまった。スタバであずきフラペチーノでも買って帰るか、、、、、


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カフェデュモンド

 米国の食べ物は雰囲気が好きなのだが、おいしいものは少ない。その中でカフェデュモンドだけは気に入っている。いかにもアメリカの食べ物だがそれなりにおいしい。日本ではミスタードーナツと同じダスキンがこのカフェデュモンドの国内展開をしている。まだ全国で40店舗くらいしかなく、神奈川県に集中しているのでどこにでもあるというわけではない。

 もともとカフェデュモンドは米国のニューオリンズにあるコーヒーショップだが、チコリコーヒーとベニエで有名。ニューオリンズはもともとフランス人の町であったり奴隷貿易の中心港であったりと特徴のある街で、小説や映画に良く出てくる。そしてそれらの中で頻繁にこのベニエが出てくる。「ママの遺したラヴソング」の中でスカーレット・ヨハンソンがバス停で食べていたのがこれだ。

砂糖をたっぷりかけたベニエ これがベニエ。四角い塩味のドーナツのことで、これに砂糖をふって食べる。オーダーごとに揚げるのでちょっと時間はかかるが熱々を食べることができる。ベニエとチコリコーヒーを頼めばおやつにはちょうど良い。


ニューイングランド風クラムチャウダー ニューオリンズの店にもあったのかどうか覚えていないが、日本の店では軽食もある。クラムチャウダーとフォカッチャのセットとかスープカレーのセットなどもある。ここのクラムチャウダーはニューイングランド風の白いクラムチャウダーで、私の好み。女子供年寄りにはこれで十分お腹がいっぱいになる。


 最近の報道によるとマクドナルドがカフェ展開をするという。ダスキンがカフェデュモンドから撤退などということが無いようにせいぜい通うことにする。何しろニューオリンズの店と同じチコリコーヒーとベニエが食べられるのだから、、、、、



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ヴィア・パルテノペ、品川店

 ヴィア・パルテノペ横浜店の久保田店長から6月中にもう一度来てくださいと言われていた。しかし細かく6月中と指定したのは何故だろう。きっと珍しい食材が入るのに違いないとか、一万人目のお客さんに一年間無料飲食券を渡すんじゃないかとか話は膨らんでいった。

 6月は企業の移動の時期でもあるから移動かもしれないと考えて6月の最終日30日の土曜日に行った。ところが久保田店長、三日前に品川店に移動したという。読みは半分当たったが、半分は外れたということか。結局会えなかったので、品川店に様子を見に行くことにした。

 遅めのお昼に肉を食べたからと告げて、あとは久保田店長にお任せでメニューを決めていく。パルテノペを気に入っているのは、このようにこちらの好きなものや食べるスタイルをよく知っている店長がメニューとワインを決めてくれるから。自分で選ぶといつも同じようなメニューになってしまうので、何が食べられるのかという楽しみが増える。

 まずはゼッポリーニをつまみながらスプマンテで再会を祝って乾杯。ゼッポリーニはピザ生地に岩のりを入れて揚げたものでナポリのメニュー。塩味で海苔の香りの効いたあつあつはほんとにおいしい。これは日本の味といってもおかしくないなじみのある味だ。

ゼッポリーニとスプマンテ
ISO-1600 F/2.8 1/28s

 さて、前菜はいつものカプリ風サラダ、カプレーゼ。トマトのおいしい季節はやはりこれで決まり。厚く切ったモッツアレラチーズと良くあう。

カプリ風サラダ、カプレーゼ
ISO-1600 F/2.8 1/30s


 そして今日のワインはこれ。料理に合わせてシチリア産かと思ったらベネトであった。

Capitel Croce 2004 Anselmi
ISO-1600 F/2.8 1/28s

 次はまたしてもいつものムール貝の黒胡椒蒸し。少し大きめだが、身はやせていない。厚みがあってぷりぷりした感触が良い。

ムール貝の黒胡椒蒸し
ISO-1600 F/2.8 1/8s

 次がツナのカラスミのスパゲッテイ。シチリアではよく食べられているというツナのカラスミはこれが初体験である。ボラのカラスミよりかなり塩味が強い。良く混ぜるとなかなかおいしい。ワインが進む。

ツナのカラスミのスパゲッテイ

 次はこれ。魚介のクスクス・トラパネーゼ。このクスクス・トラパニ風は新鮮なシーフードをたっぷりと使ってつくる贅沢な料理。トラパニはシチリアの西にあって対岸のチュニジアにも近く、アラブ文化の影響を受けているという。クスクスはその北アフリカ沿岸で食べられていたもので、パスタに使われる小麦粉を1ミリくらいのそぼろ状にしたもの。これに魚でとったスープをかけて食べる。香辛料が今までのイタリア料理とは違って、アラブの影響を受けていることを実感する。私は好な味である。左の写真の「魚介とクスクス」に真ん中の写真の「魚のスープ」をかけ、右の写真のようにして食べる。

魚介とクスクス 魚のスープ 「魚介とクスクス」に「魚のスープ」をかけてこうやってたべる


 最後にアイスクリームにエスプレッソをかけたアフォガードを別腹にしまって、一時間半の夕食が終わった。今日はお昼が遅かったので、前菜を二種類とパスタを二種類という構成になったが、それでもクスクス・トラパニ風はボリュームもあって大満足で店を後にした。お支払いは15000円。



2012-09-14 秋の味覚、ポルチーニ パルテノペ品川

2013-06-30 パルテノペ品川店



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