何十年振りかで二人で歩いた夏のライン川の岸辺。
何万キロの水の流れと何百年の風の流れ。
僕達が出逢ったのは東の国と西の国。
二人を結びつけては切り離すのは、
北国の蒼い夕暮の中に潜んだ深い夜。
その中にあるようでなかった二人の言葉。
でも僕はそれなりに幸せだといつも思っている。
そして、時々、妻にもいろいろなことにもとても感謝して、
庭の真ん中にこうして一人、真夜中の月を眺めている。
何十年振りかで二人で歩いた夏のライン川の岸辺。
何万キロの水の流れと何百年の風の流れ。
僕達が出逢ったのは東の国と西の国。
二人を結びつけては切り離すのは、
北国の蒼い夕暮の中に潜んだ深い夜。
その中にあるようでなかった二人の言葉。
でも僕はそれなりに幸せだといつも思っている。
そして、時々、妻にもいろいろなことにもとても感謝して、
庭の真ん中にこうして一人、真夜中の月を眺めている。