「ワールドカップ優勝と今のドイツを支える理念」

2014年07月14日 | ドイツの暮らし

ドイツ、24年振りのW杯優勝。
南米大陸でヨーロッパのチームがW杯の決勝を勝ち抜いたのも初めて。
今、夜中の2時を過ぎてもドイツ中でお祝いが続いています。

個人の自由と能力に基づいた競争を尊重し、その中でフェアプレイと
チームワークを求める精神は、現代の若いドイツの特長だと思います。
僕も友人達と一緒に涙が出るほど感動しました。今後も愛国心と個人の
自由の尊重がこの国で共存していくことを願います。

今、ドイツにはそのポテンシャルが十分にあると感じます。
それは家庭での親子の関係、学校教育での基本、社会システムを支える価値観、
過去の歴史との対峙の仕方など、いろいろなところに関わるものだと思います。
自分の故国を振り返れば、この点において日本の現行モデルは内部崩壊
しているところが多く、将来へのポテンシャルが殆ど感じられません。

日本では今、沢山のことが曲がり角に来ているのに、過去の硬直した考え
や旧態依然の価値観やシステムにしがみつき、右傾化と全体主義を進めて
いることには、遠くにいても居たたまれないどうしようもない焦燥感があります。


 

 


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