ドイツで出来る、美味しい和食 ー 「チェリートマトたっぷりの洋風炊き込みご飯」

2015年10月02日 | 日本の「食」

今日のご飯は、小さなトマトたっぷりの洋風炊き込み御飯です。
思いつきで初めて作りましたが、皆んなが「美味しい、美味しい!」
と言ってくれたので、二日続いて作りました。



五分搗き米を数時間、十分に浸水させた後、炊く前にその水を、
水出しした昆布水で総取っ替えしてしまいます。
その昆布水には白醤油、薄口醤油、エクストラバージンのオリーブオイル、
梅酢、酒、塩を適度に入れて、さらにとても細かいみじん切りの生姜と
にんにくを数グラム入れて、ちょうど良い加減に味を決めて、
炊き込み御飯の調味液とします。トマト以外の野菜は数ミリに薄く切った
ニンジンとセロリのみ。



これらの具材と各々のうま味を秘めた東西の伝統的な調味料の力を信じて、
土鍋で炊き上げます。



すると、こんな感じになってちょっと洋風モダンですが、
口の中に優しく滋味が広がります。暖かくても、冷えても、
それぞれに美味しいと思います。

この炊き込み御飯は最近流行りのビーガンレシピとしても通用しますが、
最後の方で、ご飯が炊き上がり、土鍋の中でまだ良い頃合いに蒸して
いる間に、軽く、あっさりと下味をつけた鶏肉や魚介類をご飯の上に載せても、
ちょうど良く火が通って、さらに豪華な食事となります。
本当は子供達三人に食べさせたかったのですが、夏休みが終わって
勉強先に戻ってしまっているので、スタッフと昼ご飯や夕飯、夜食に
分け合って食べました。