「浜岡原発の即時停止」5 -「オルタナティブ」を子供達に

2011年03月22日 | 脱原発

日本の原発震災のこと、浜岡原発のことを毎日考えている。
そのことが頭から離れない。家族の一番大事な庭の桜の木も
思わず見逃していることが多い。
今日はそれで桜の前に立って、時間を過ごすようにした。
ドイツにも春が来ている。





日本とドイツから続々と応援の賛同署名が届いています。
一両日中には浜岡原発停止を求める日独の声、寄稿文を専用サイトに
アップする予定です。

今日は去年の秋、10月の文章を再録します。
自分にとっては生活や脱原発の活動の柱になる考えです。
よければ「脱原発」のカテゴリーの他記事と合わせて目を通してください。

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先週のこと、太陽の光るドイツの秋。

時々、二言、三言、言葉を交わす
70才のマラソンマン。
長い道を歩んできた。
大きな青空の広がる中、
人生を真っ直ぐに走っていく。

僕は、こういうドイツは好きだ。






昨日のこと、近くの友達のオーガニックショップへ。
チーズを片手にした小さな女の子。2歳。
世界と未来、その全てが目の前に広がっている。
僕の人生は今、50年。
あとの20年はこの子達の未来に役立つように。
50年分の恩返し。





先日のこと、朝、ひとりで村のプールに行く
浅めのプールでは「母と子のスイミング教室」
マザー&ベイビーの中にファザーが何人か混じっていた。
男も女もベイビーもみんなで一つ。世界は両性具有。
手をとりあって、これからの世界を作るのは
あなた達だ。
僕達も精一杯のことをしよう。





ドイツでも日本でも、未来は一つ。
0歳、2歳、18歳、31歳、50歳、74歳、100歳。
世界はひとりひとりの手にかかっている。
地球を壊さずに、共存を求めていくこと、
それを「オルタナティブ/ Alternativ」という。
僕達の世代の責任もそこにある。
若い時の夢や情熱は幻ではない。

                  (2010年10月6日記録)


PS
「浜岡原発の即時停止」を求める賛同署名を引き続き受け付けて
います。是非ご協力ください。下記のアドレスにご署名を
コメントと共にお送り下さい。皆様のご意見やお考えは
日本語とドイツ語の二カ国語の専用サイトに匿名で発表します
ので、よろしくお願いします。

"ドイツから「浜岡原発の即時停止」を応援します" の署名送り先は
下記の通りです。

hamaoka.stop@googlemail.com

高田知行(ドイツ連邦共和国 公認通訳翻訳士)
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