「浜岡原発の即時停止」2 -日本とドイツに共通の価値がある

2011年03月17日 | 脱原発

今、毎日、ドイツの友人や、何年も連絡の無かった知人が、
日本のことを、僕のことを、家族や親戚のことを心配して
電話をくれたり、手紙や長いメールを書いてきて励ましてくれる。
ドイツに暮らして約30年。今、ドイツの人の心の温かさに本当に
感謝している。
昨日は友人夫婦が訪ねてきて、彼らは日本語が出来るわけでも
ないのに、こんな紙を渡してくれた。随分、時間がかかったこと
だろう。どうも有難う。





日本からは今日一日で約150名の方々が
「浜岡原発の即時停止」賛同の署名を届けてくれた。
本当に有難う。
次の文章は、小さな子供を持つ母親の方から寄せられたもの。

「福島原発のことは1日中頭から離れず、離れている大切な人達や
子供達の未来を思うと、苦しくて息ができなくなりそうです。
浜岡はすぐに停止すべきです。」

日本とドイツに共通の価値がある。
それは「生命の尊重」と「未来への希望」だ。
そこには国や社会の差は無い。その価値を守ろうとすることは
人間の共通の願いであり、権利である。
だから、僕は「浜岡原発の即時停止」を実現するために、自分一人の
スタートでも、多くの人の支えを信じてドイツの人々に訴えかけよう
と思う。

今、未曾有の原発災害の中、何十万人、何百万人もの日本人の生活、
命を潜在的に脅かす浜岡原発の操業は一刻も早く止めなければならない。

そして地震、津波への安全対策が満足でないその他の日本の原発も
全て一時停止して、国際的に共通した透明な基準で検査をしなければ
ならない。

硬直した原子力政策が日本の現状であっても、日本で、ドイツで、
世界各国で志のある人達が協力し合えば、それは絶対に達成できる
ことだ。

「浜岡原発の即時停止」の賛同署名への協力をお願いします。
その宛先は以下の通りです。一人一人の署名がドイツの人達を
動かしていくと思います。

hamaoka.stop@googlemail.com


最後に一つ。

下記URLは福島原発事故の6年前、石橋教授による「原発震災」に
関する衆議院公聴会の記録です。ぜひ目を通してください。
福島原発事故の背景は「想定外のこと」では決してありません。
むしろ全て想定、指摘されたことが現実化した結果です。

http://www.stop-hamaoka.com/koe/ishibashi050223.html


「浜岡原発の即時停止」-日本の未来を守るために!

2011年03月17日 | 脱原発

今日、福島の原発事故についてドイツの国営放送局WDRのインタビュー
を受けました。

知り合いの、日本にも詳しいジャーナリスト、トゥルンゼックさん
(Mr. Thurnsek)の申し入れで、
「興味本位ではない。今の日本の状況で特に大事だと思うこと、
ドイツの人達にこれは伝えたいと思うことについて自由に話して構わない。」
と言われたので、浜岡原発の危険性とその即時停止がいかに重要で
あるかを中心に、5分ほど話をさせてもらいました。
放送されるのは僕が仕事をするドイツ・デュッセルドルフ地域のみ
だそうです。

インタビューの収録が終わった後、トゥルンゼックさんが
3月22日(火)の全国放送番組「Hier und Heute / 今日、ここで」
で、もう一度このテーマを掘り下げたいと言ってくれました。

収録は3月20日(日)になります。
それまでに日本から「浜岡原発の即時停止」に賛同される方の
署名を電子メールで、なるべく多く集めて、番組の中で発表したい
と思います。自由な形式で構いませんので、次のメールアドレス
hamaoka.stop@googlemail.comに、
「浜岡原発の即時停止」の賛同署名および、それを支えるご自身の考えを
2~3行付けてお送り下さい。何卒よろしくお願いします。
ドイツの人達に浜岡原発の危険性を訴え、これが日本国内だけの問題
ではなく、世界の安全につながる国際的問題、日独に共通する問題だと
理解していただくよう努めるつもりです。

これに平行して、ドイツでも明日から浜岡原発の停止を求める署名運動を
ドイツの友人・知人の方達と一緒に始めます。ドイツの方の署名も
インタビューで紹介するとともに、更なる賛同署名へのご協力を
お願いするつもりです。

日本語の趣意書が無く誠に申し訳ありません。ドイツ語の趣意書のみを
下記に記載させていただきます。

なお、この活動は私・高田知行(TEL:0049(0)2131-958 354)に
全責任があるものです。日本で浜岡原発の停止に注力していらっしゃる
プラムフィールド馬場利子さんを始めとして、多くの方々が築いてきた
努力に少しでも役立つことが出来ればと思っています。

今の日本の危機的状況で浜岡原発に予想されうる事故を可能な限り
事前に防止することは、とても大切なことだと考えています。
経験不足かつ拙い文章で申し訳ありませんが、何卒ご協力のほど
よろしくお願いします。
なお、「福島原発事故を受けて、浜岡原発の運転停止を願う市民有志」の
方々の要望書への賛同表明に付記した文章も下記に記載します。



「ドイツから何とか協力出来る事があればと考え、個人一人の活動
ですが日本からの賛同署名とドイツの関係機関へ、ドイツの賛同署名を
日本の関係機関に送れるように、言わば相互クロスの作業を始めました。
脱原発の実行とそれを支える考えにおいては、何歩も先行するドイツの
人達に浜岡原発の即時停止の必要性を知らせ、協力を取り付けたいと
思います。僕の考えのポイントは、これは日本国内だけの問題ではなく、
ドイツの人達、世界の人達に共通に関係するという視点です。」


(下記はドイツ語の趣旨書内容です。)

Atomkatastrophe in Japan       „ GEMEINSAM HANDELN ! “

                           HAMAOKA.STOP@


HAMAOKA-AKW (eines der größten AKWs in Asien, aber mit den gleichen Sicherheitsproblemen, wie in Fukushima) befindet sich in der erheblich erdbebengefährdeten TOKAI-Region an der empfindlichsten Nahtstelle der Erdplatten im pazifischen Feuerring.

Bereits vor der Fukushima-Katastrophe warnten die Seismologen in Japan eindringlich vor dem bald möglichen Groß-Erdbeben. Nach der Freisetzung der plattentektonischen Energie durch das Sendai-Erdbeben in Nordjapan ist jetzt diese Gefahr immens gestiegen.
Es könnte schon in den nächsten Tagen und Wochen geschehen.

HAMAOKA-AKW hat keine konstruktive Sicherheit gegen Erdbeben und Tsunami (in den letzten Jahren mehrfach darauf hingewiesen). Auch nach dem Unfall in Fukushima keine neuen Vorsichtsmaßnahmen eingeleitet.

Das AKW ist bis heute nach wie vor in Betrieb.

Der Standort HAMAOKA-AKW befindet sich geographisch in dem pazifischen Ballungsgebiet Japans zwischen Nagoya und Tokyo. Ein Atomunfall an dieser Stelle würde die Dimension von Fukushima weit übertreffen.
Fukushima-Fall ZWEI mit HAMAOKA-AKW würde zweifellos das endgültige AUS für das Land, seine Bevölkerung und Wirtschaft bedeuten.

Mehrere Menschen aus ganz Japan verlangen deswegen die sofortige Abschaltung bzw. Betriebseinstellung für die nächste Zeit.
Die japanische Regierung und die Kommunalpolitiker vor Ort reagieren aber bis heute nicht auf Forderungen.

Wir denken, dass die Gefährdung und dieses Risikopotential von HAMAOKA nicht als nationale Angelegenheit Japans gelten können.
Es betrifft uns in Deutschland und die Weltgemeinschaft mit allen Konsequenzen.
Wir brauchen die Unterstützung und Proteststimme aus Deutschland.
Wir brauchen eine gemeinsame Lösung.

Das heißt sofortiger Betriebsstop von HAMAOKA und zeitweilige Aussetzung weiterer einzelner AKWs in Japan zum Zwecke der Sicherheitsüberprüfung nach internationalen transparenten Kriterien.

Damit können wir auch gemeinsam - wenn auch in einem kleinen Schritt - die Kehrtwende in der erstarrten Atompolitik Japans mit einleiten.
Die Atomenergie ist nicht beherrschbar und schafft uns keine Zukunft.


Büttgen, den 16.03.2011                    Tomoyuki Takada


Schicken Sie Ihre Zustimmung mit Ihrem kurzen Statement an die folgende mail-Adresse: hamaoka.stop@googlemail.com
Ich werde dann Ihre mail sowohl einzeln digital als auch als Sammelsendung an die Betreibergesellschaft und die Stadt Omaezaki sowie an die Bürgerinitiative nach Japan schicken. - Ihre Stimme aus Deutschland zählt!



(和気君、今日は夜中遅くまで浜岡原発の件、協力どうも
有り難う、大変助かりました。)