↑霜で真っ白のチヂミホウレンソウ
ホウレンソウが甘い。そう感心して食べている。わが家のホウレンソウはことしもチヂミホウレンソウ。肉厚で味は濃厚。寒さにあたるほどに甘くなる。この味を知ってからはホウレンソウはこれに決めている。
タネは30ml入りの袋を2つ。1回につき15mlずつを4回ー9月17日、9月26日、10月1日、10月9日ーに分けてまいた。いずれも発芽が揃った。2人暮らしにはこれだけあると毎日食べても追いつかないほどの量になる。
すでに9月17日と9月26日にタネをまいた分は食べ尽くした。いま食べているのは10月1日にまいたもので、10月9日にまいた分はまだ手を付けていない。
うまい具合に行ったもので、9月17日タネまきのものは11月中に食べ、9月26日のものは12月中に食べた。この順で10月1日タネまきのものはこの1月中に食べる。残り10月9日のものは2月に食べる予定だ。
畑は午前中の早い時間に行くと霜で真っ白になる。ホウレンソウもそうだ(=トップ写真)。寒さにあたるほど葉に縮みが出て肉厚になる。色は濃い緑色になる。
このホウレンソウは10月下旬から食べている。食べはじめのころは味はまだうすい。それが濃厚に感じられるようになるのは寒さにあたってからだ。12月下旬のこと、その甘さがしっかりと感じられるようになった。なんでこんなに甘く感じるのだろうと思えるほど甘くなる。
話は飛ぶのだが、甘い、甘い、といっていたら、小さいころに口ずさんだ童謡を思い出した。
どこでどうつながったのか。遠くにある記憶を手繰っていく。
[いろはに金平糖]
いろはにこんぺいとう
こんぺいとうは甘い
甘いは砂糖 砂糖は白い
白いはウサギ ウサギは跳ねる
……
……
光るはおやじのはげあたま
この童謡には地域によって多くの替え歌がある。
そういえばまた思い出した。[デブデブ百貫デブ]などもよく口にした。
甘いホウレンソウのおかげで?懐かしい童謡へ話は飛んでしまった。