ダイコンとニンジンの保存と貯蔵ー穴を掘って埋め戻して寒さから守ってやるだけのこと
いまの年末に収穫できている野菜
葉菜類ー白菜、キャベツ、ホウレンソウ、コマツナ、シュンギク、ネギ(赤ネギ、石倉太ネギ、下仁田ネギ)、ブロッコリー
根菜類(保存)ーニンジン、ダイコン、カブ、ジャガイモ、サトイモ(ヤツガシラ、タケノコイモ、土垂)、ショウガ
果菜類(保存)-カボチャ
暮れも押し詰まってきた。今年最後の野良仕事は、例年通りダイコンとニンジンの保存と貯蔵だ。
これから先の厳寒期、畑にいまのまま残しておいては凍害を受けて腐ってしまう。もったいない。そこですべてを引き抜いて、掘った穴の中に埋め戻して寒さから守ってやる。ただそれだけである。それだけでも、こうすることで2月まで新鮮なダイコンとニンジンが食べられる。
ダイコンもニンジンも食べきれないほどに残っている。ダイコンは育ちすぎで、ニンジンだけが発育があまりよくなかったが、それは当初のことでいつものようにきちんと育ってくれた。
まず深さ30センチほどの穴を一列に掘っておく。それからすべてを引き抜いて葉茎を切り落として、穴に縦に並べる。そこに土をかけて終わり。ダイコンは取り出しやすいように、頭だけ少し出しておく。埋め戻したら切り落とした葉茎を上からかけておく。1時間ぐらいで作業は終了。
この保存と貯蔵は、早春に地温が上がってくると急速に品質が悪くなり腐ってくる。保存といってもやはり早めに食べるに限る。
ダイコンもニンジンも食べきれないことがわかっている。ダイコンは無駄にしないようにと、1月に入るとせっせと切り干し大根づくりに励む。