10月23日に初収穫の秋冬どりニンジン
7月6日にタネをまいたニンジン。いわゆる夏まき秋冬どりを10月23日に初収穫できた。5本引き抜いて20センチを超えて、かつ形がいいのものが3本。秋冬どりの品種は「黒田5寸」。長さ5寸といえば15センチだがこれでは短い。見た目に貧弱だ。やはり5寸ニンジンは20センチないといけない。
ニンジンはむずかしい。発芽をそろえることができれば難関突破だ。さらに20センチ級のサイズの割合を多く作るには間引きが欠かせない。ニンジン栽培農家は別にして、自分の家で食べる分を作っている農家だってうまくいかない。
周りの菜園を見ればわかる。たいがいは小さい。生育不良だ。原因は2つある。作るのが下手なこと、それと十分な間隔で間引きしないこと。どうしてもケチなところがあるから、思い切って間引きできないのである。わたくしは初めから15センチ間隔の黒マルチを使っているから間隔が15センチになる。
秋冬どりは夏どりに比べてやわらかい。それにうまい。根菜類はたいがいこの時季がうまい。この秋に収穫した根菜類は、10月にサツマイモとサトイモ、続いてこのニンジン、11月はダイコンとカブが、12月にはジャガイモがとれる。冬のおかずに根菜類は欠かせない。