昨年10月にタネをまいて育ててきた根深ネギの苗
溝を掘り、そこに定植する。乾燥を防ぐためわらを敷く
6月5日に冬ネギ(根深ネギ)の苗120本を定植した。
この苗は昨年10月にタネまきし、ことし3月1日に選抜して植え替えたもの。いまは60センチから30センチの大きさに生育している。定植は6月下旬から7月初旬に行い、11月から食べはじめる。旬は厳冬期の1月と2月になる。
毎年ソラマメの後作に根深ネギを定植している。ソラマメをすべて引き抜いて片付け、そのスペースが空いたからさっそくに。
根深ネギは白い部分(葉鞘部)を長く伸ばし育てる。そのためには土寄せが肝心な作業になる。
定植するには、20から30センチの溝を掘る。これがかなりの重労働。最初から深い溝を掘るか、それとも浅い溝にするか。葉鞘部を同じ長くするためには、土寄せに要する総労働は違わないと思うのだが、わたくしはどちらかといえば最初から深い溝を掘ってしまう。
苗を5センチ間隔に、軽く土を根にかぶせる程度に植えていく。ことしは120本。昨年から半分以上減らした。やはり足りないのだが、冬ネギは旬が短いので、食べつくすにはこれぐらいでいいかなと思う。
植えたら乾燥を防ぐためわらを敷く。あとは生育具合もみながら土寄せをしていく。葉鞘部の長さはこの土寄せにかかっている、長くしたのなら土寄せをしてこれでもかと盛る。
これで定植の作業は終了。暑さを避けるため朝早くから作業を始めたのだが、やはり汗びっしょりになった。