30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

今夜はニンジンジャムづくり

2015-01-28 | ジャム

私の好きなジャムづくり。

1月25日にニンジンジャムを作った。仕上がりは透明感のあるオレンジ色になる。私が作るなかでこれほど鮮やかな色になるものはない。見た目にもすばらしく、食べてもうまい。コンスタントに作っている。

ニンジンは、防寒のため昨年末に掘り上げ、一カ所にまとめて土の中に貯蔵してある。中には裂けたものが数多くある。取り遅れが原因だろう。捨ててしまうにはもったいないからジャムにしている。それに、貯蔵したニンジンは2月に入り気温が上がるにつれて新鮮さがしだいになくなり、無駄にしてしまう前に早く食べるに越したことはない。

ニンジンジャムは簡単にできるのだが、今回は裂けたものばかり使ったから下処理に時間がかかった。私の作り方はこうだ。

1、皮をむく。

2、適当な大きさに切り、鍋にたっぷりの水と入れてやわらかくなるまでゆでる。

3、ここからは2通りの方法がある。これを濾し器で濾すやり方と、ミキサーで一気に粉砕してしまう方法だ。ニンジンジャムを作り始めのころは前者を、最近は濾すのが面倒なものだから後者を取っている。
出来上がりは食感が違う。濾し器を使ったものはわずかにつぶつぶ感とざらざら感が残り、ミキサーのものはペースト状でなめらかに仕上がる。これは好みの問題になる。わたしは食感のある濾し器で濾した方が好みだ。

4、今回は濾し器で濾す方法をとろうとしたが、やはり面倒なのでミキサーにした。ゆで汁を加えて、スイッチを押すとあっという間に粉砕されてベース状になる。ここで注意するのは、ゆで汁はミキサーが回る程度に入れる。多く入れすぎると、このあと煮詰めるときに時間がかかってしまうからだ。

5、ミキサーから鍋に移し、砂糖とレモン汁を加えて煮詰めていく。ここで注意。火が強いと鍋からあちこちにはねる。弱火で煮詰めることだ。意外と時間がかかる。

6、最後はいつもの問題。煮詰め具合を見ながらいつ火を止めるか。これで仕上がりが決まる。木べらでかき回しながら煮詰めていく。鍋底に木べらを押し付けて線を引くと鍋底が見えてきたところで火を止めた。

7、これで出来上がり。瓶詰めしているときにふと思いついた。コアントローを加えることでニンジン特有のにおいが消えるのではないかと。ルバーブジャムのときはコアントローを加えるからだ。やってみることにした。なにごとも経験だ。残り2本にほんのわずか入れて煮詰め直した。

8、冷蔵庫に一晩寝かしたものを味見。選んだのはコアントローを加えたもの。朝食のトーストに塗って食べてみる。じつにうまくいった。これまで作ってきたニンジンジャムの中でこんかいのが一番かなと思えるほどの出来だ。火を止める瞬間に最大の注意を払っているせいか、昨年後半からはずっと納得のいくものができている。


      
    気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 早くもふきのとう味噌を作った | トップ | 今夜も、ふきのとう味噌づくり »
最新の画像もっと見る

ジャム」カテゴリの最新記事