↑取れたてラッカセイを塩ゆでに
きのう10月11日にラッカセイを収穫した。わたしが住んでいるところは中旬ごろまでがその時期になる。周囲が収穫しだした。葉っぱを見ると少し黄ばんできた。収穫することにした。しかし暑い。10月にだというのに真夏日になるという。それでもやると決めたらやる。要はせっかちなのである。
菜園はだれもいない。風があるから暑さをそれほどは感じない。静かに作業ができる。これがいい。
株を引っこ抜いて、でき具合を見る。ことしはよさそうだ。
ラッカセイを1つ1つもいでいく。
サヤが充実していて網目状になっているのが上物だ。
小さなものは捨てる。もったいないからといって、もいだところで、豆が小さくて使いものにならない。ここは大旦那の鷹揚な気持ちになって、上物だけを選ぶ。捨てるかどうか迷ううようなサイズなら、きっぱりと捨てる。その方があとで加工するときに楽である。
菜園であらかた作業をすませ、家に持ち帰る。水で泥を落として、きれいにする。
ブルーシートに広げて、空さや、ゴミなどを取り除く。
これで作業は終了。後はカビが生えないようにしっかりと乾燥させる。
すぐに取れたてを「塩ゆで」にする。
わたしの好物だ。これを食べたいがためにラッカセイを作っている、といってもいい。
たっぷりの湯に塩を入れて、サヤつきのままゆでるだけ。塩は水1リットル当たり10グラムから20グラム。辛さは好みだが、最初は塩を控えめにしてゆでて、もの足りないようなら加えたほうがいい。
取れたてはやわらかい。20分ほどで出来上がり。これで今夜の酒のつまみが一品できた、そんな感じである。作る量は4,5回分食べるくらいがいい。残りものは冷蔵庫に入れる。そのままで保存するとカビが生えてくるからだ。うますぎて食べ過ぎるきらいがあるから、今夜は何個と食べる個数を決めることにしている。
ことしは多く収穫できた。相当な量だ。これを100円ショップで買った編みかごに入れて乾燥させる。乾燥が甘いとすぐにカビが出てくるから、しっかりと乾燥させる。
あっ、肝心なことを忘れていた。
収穫した中から、来年5月にまくタネを確保しなければならない。目を凝らして上物のサヤを50個ほど選り分けて、サヤを付けたまま保存する。収穫したらこれを真っ先やることにしている。タネの分まで食べてしまわない前に。