30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

キャベツは、春もうまいが冬もうまい

2023-01-29 | キャベツ

(上)冬キャベツ、凍害寒害で見た目が悪いが2,3枚むくとみずみずしい葉が出てくる。
(下)いまの春キャベツの状態、春に向かって徐々に生育している。
=いずれも1月27日現在のすがた

猫の恋の季節。未明に目が覚めた。異様な大きい鳴き声に近隣住民は眠りを破られたはずだ。たぶんだれもが。 この野郎と思いながら時計を見たら午前3時。約1時間続いた。すっかり目がさえてしまい夜明けをむかえた。

1月下旬の厳寒期が旬の野菜たちを連載してきた。根深ネギ、ブロッコリー、チヂミホウレンソウ、カブ、ハクサイ。

これにキャベツを加えるかどうか迷った。キャベツの旬は春と冬。好みでいえば春キャベツに軍配を上げる。だがありがたいのは冬キャベツのほうか。

キャベツは1年中栽培できる。害虫被害が避けられないので夏秋キャベツはつくらない。そのためタネは7月下旬、8月下旬、9月下旬の3回に分けてまく。

・7月下旬にタネをまくと10月下旬から11月初旬に収穫できる。そのときの天気に左右されるが、気温が高いと裂球してくるから収穫期間は短い、

・8月下旬まきは12月から収穫できて、いま食べている冬キャベツがこれになる。春キャベツが取れる春先まで長いこと食べ続けることができる。寒害や凍害で表面の葉は枯れて汚いが、2,3枚むけば、ハクサイ同様にみずみずしい葉が現れる。

冷蔵庫野菜室に丸ごと一個入れておくとなにかと重宝して安心だ。お気に入りの大量消費レシピは丸ごと鍋に入れて煮込むだけのもの。これに比べれば使う量は少ないがお好み焼きもいい。

・9月下旬まきが春キャベツになる。4月から収穫できる。これも気温が上がるにつれて続々と裂球してくるからゆっくり味わっている暇はなく食べるのに追われる。

タネは長いこと「金系201号」。これ一筋。作りやすくそれにうまい。あくまでもこれまでの経験でいうと、キャベツは品種によってうまいかまずいかがはっきりきまってしまう、と思う。

同じタネながら、冬キャベツは葉がしっかりと巻いていて甘みがある。春キャベツは、巻きがゆるく葉が軟らかく見た目も食感もまるでレタスのよう。同じタネで季節による違いが出てくる。


2023年の読書

2023
年1月の読書
それで君の声はどこにあるんだ? 黒人神学から学んだこと(榎本空著・岩波書店)
・クロコダイル・ティアーズ(雫井脩介著・文芸春秋)
・底惚れ(青山文平著・徳間書店)
・ウンコの教室(湯澤規子著・筑摩書房)
・木曜殺人クラブ 二度死んだ男 (リチャード・オスマン著, 羽田詩津子訳・早川書房)

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